【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.4「ユニットサブウーファー編」その12 「JLオーディオ」研究 | Push on! Mycar-life

【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.4「ユニットサブウーファー編」その12 「JLオーディオ」研究

さまざまあるカーオーディオ製品の中から自分にぴったりなひと品を見つけ出していただけるよう、製品選びの“傾向と対策”を解説している。現在は、「ユニットサブウーファー」の、ブランドごとの製品ラインナップを分析している。

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JLオーディオ『W7シリーズ』サブウーファーの装着例。

さまざまあるカーオーディオ製品の中から自分にぴったりなひと品を見つけ出していただけるよう、製品選びの“傾向と対策”を解説している。現在は、「ユニットサブウーファー」の、ブランドごとの製品ラインナップを分析している。

今週からは、実力アメリカン・カーオーディオブランドの1つ、「JLオーディオ」にフォーカスする。

「JLオーディオ」も多くの海外ブランドがそうであるように、「単体ユニットサブウーファー」の品揃えが豊富だ。ラインナップしているシリーズ数は計7つ。ハイエンドモデルからエントリーグレードまで幅広いニーズに応えることを可能としている。

さて、今回は上位グレードのモデルにスポットを当てていく。まずはトップエンドグレードから紹介しよう。最上位に君臨するのは『W7シリーズ』だ。口径違いで3モデルが用意され、全モデルとも3Ωシングルボイスコイルタイプとなっている。ちなみにサイズ構成は、20cm、25cm、30cmの3タイプ。至って一般的なサイズ設定だ。

トップエンドシリーズではあるものの、価格的には案外抑え目。最大サイズのモデルの税抜価格が18万9000円で、十分に高級品ではあるが、スーパーな価格設定ではない。このあたりにも「JLオーディオ」らしさが出ている。

そしてそれに続く2ndラインが、『W6シリーズ』だ。同シリーズは2機種で構成されている。25cmモデルと30cmモデルとがあり、どちらも4Ωダブルボイスコイルタイプとなっている。ルックスからは最上位シリーズ『W7シリーズ』のDNAが注入されていることがよく分かる。作りに共通項が多々見られるのだ。しかしながら『W6シリーズ』には、これならではの特長も与えられている。それは、コンパクトなエンクロージャーでも鳴らせること。音質性能と使いやすさを両得したシリーズとなっているのだ。

そうしてそれに『TW5シリーズ』が続く。なお、名前に“T”が付くシリーズは、“薄型”であることが最大の特長となっている。同シリーズを構成するモデルは2つ。ともに口径は33cm。異なっているのはボイスコイルタイプで、1機種が2Ωシングルボイスコイルタイプ、もう1機種が4Ωシングルボイスコイルタイプ。そして両機ともに取り付け奥行き寸法が67mm。ドアに装着するスピーカーと同程度の厚みに抑えられている。

今回はここまでとさせていただく。次回は「JLオーディオ」のベーシックモデルについて研究する。お楽しみに。

《太田祥三》

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