カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA 86(オーナー・田代拓也さん) by lc sound factory 後編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA 86(オーナー・田代拓也さん) by lc sound factory 後編

アルミ素材とホワイト系のレザーを組み合わせたトランクルームでセンスの良いカスタムオーディオを作り上げた田代さんの86。インストールを手がけた栃木県のlc sound factoryでは、フロントステージにもアルミを効果的に使ったカスタムを注入した。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA 86(オーナー・田代拓也さん) by lc sound factory 後編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA 86(オーナー・田代拓也さん) by lc sound factory 後編
  • 走りも音も良いハチロクを目指してカスタムを進行中のオーナー。サウンドとカスタムインストールは一通りの完成形となった。
  • フロントスピーカーには女性ボーカルを聴いてすぐさま気に入ってしまったロックフォードのT5をチョイス。
  • アルミを使ってバッフル周辺のデザインもこのクルマの見どころ。ヘアラインとバフ仕上げを組み合わせる処理も美しい。
  • Aピラーへのトゥイーター埋め込みもスマートそのもの。ピラーの造形も純正ラインを生かした違和感のない仕上げとしている。
  • 取り付け角度を計算して高域特性をしっかりと引き出したトゥイーター取り付け。デザイン的にもシンプルで美しい。
  • リアシートのシートバックを引き起こすとサブウーファーの振動板が現れる。パンチレザーとアクリルを使った造形も美しい。
  • コクピット最大の見どころとなったのはドアのアクセントパネル。アルミとアクリルを組み合わせてドア中央部をドレスアップする。

アルミ素材とホワイト系のレザーを組み合わせたトランクルームでセンスの良いカスタムオーディオを作り上げた田代さんの86。インストールを手がけた栃木県のlc sound factoryでは、フロントステージにもアルミを効果的に使ったカスタムを注入した。

◆アルミ素材を使ったアウターバッフルの個性的なデザインが光る

走りも音も良いハチロクを目指してカスタムを進行中のオーナー。サウンドとカスタムインストールは一通りの完成形となった。走りも音も良いハチロクを目指してカスタムを進行中のオーナー。サウンドとカスタムインストールは一通りの完成形となった。

《走りも音も良いハチロクを目指してカスタムを進行中のオーナー。サウンドとカスタムインストールは一通りの完成形となった。》

フロントスピーカーには女性ボーカルを聴いてすぐさま気に入ってしまったロックフォードのT5をチョイス。フロントスピーカーには女性ボーカルを聴いてすぐさま気に入ってしまったロックフォードのT5をチョイス。

《フロントスピーカーには女性ボーカルを聴いてすぐさま気に入ってしまったロックフォードのT5をチョイス。》

アルミを使ってバッフル周辺のデザインもこのクルマの見どころ。ヘアラインとバフ仕上げを組み合わせる処理も美しい。アルミを使ってバッフル周辺のデザインもこのクルマの見どころ。ヘアラインとバフ仕上げを組み合わせる処理も美しい。

《アルミを使ってバッフル周辺のデザインもこのクルマの見どころ。ヘアラインとバフ仕上げを組み合わせる処理も美しい。》

オーナーがフロントステージとしてチョイスしたスピーカーはロックフォードのT5652-S。ハイエンドスピーカーとして高い評価を受ける同社のフラッグシップモデルは、はじめて試聴したときにピンと来てセレクトしたという。試聴で女性ボーカルを聴いたところクリアさや透き通るボーカルの質感に一気に魅了されたのだという。運命的な出会いともいえるスピーカー選びとなった。

コクピットを見るとサイバーナビをヘッドユニットに用いて、スピーカーはトゥイーターをAピラーにインストール、さらにミッドバスはドアにアウターバッフル化して取り付けられている。そんなフロント2ウェイのシステムは、シンプルで大人のムード漂う見どころ満点のカスタムインストールが施された。

スピーカー取り付けで特に注目なのはドアへのミッドバス取り付けだ。トランクルームでも印象的な使われ方をしていたアルミ素材をここでもフル活用。バッフル面にアルミを用いているのだが、バッフル外周部分はヘアライン仕上げ、振動板へと落ち込むスラント部分にはバフ仕上げを施してコントラストを付けている。2種類のフィニッシュを用いることで同じアルミ素材を使っていながら、まったく異なる表情を表現することに成功している。

◆リアシート背面のサブウーファーのバッフル面もデザイン性豊かな仕上げ

Aピラーへのトゥイーター埋め込みもスマートそのもの。ピラーの造形も純正ラインを生かした違和感のない仕上げとしている。Aピラーへのトゥイーター埋め込みもスマートそのもの。ピラーの造形も純正ラインを生かした違和感のない仕上げとしている。

《Aピラーへのトゥイーター埋め込みもスマートそのもの。ピラーの造形も純正ラインを生かした違和感のない仕上げとしている。》

取り付け角度を計算して高域特性をしっかりと引き出したトゥイーター取り付け。デザイン的にもシンプルで美しい。取り付け角度を計算して高域特性をしっかりと引き出したトゥイーター取り付け。デザイン的にもシンプルで美しい。

《取り付け角度を計算して高域特性をしっかりと引き出したトゥイーター取り付け。デザイン的にもシンプルで美しい。》

リアシートのシートバックを引き起こすとサブウーファーの振動板が現れる。パンチレザーとアクリルを使った造形も美しい。リアシートのシートバックを引き起こすとサブウーファーの振動板が現れる。パンチレザーとアクリルを使った造形も美しい。

《リアシートのシートバックを引き起こすとサブウーファーの振動板が現れる。パンチレザーとアクリルを使った造形も美しい。》

スピーカー群のインストールで、もう一つの見どころとなるのがAピラーへのトゥイーターの取り付けだ。ロックフォードT5の存在感のあるトゥイーターをビルトイン、周辺の音の反射を抑えるデザインも施しクセのない高域特性をしっかり引き出す。またトゥイーターの周囲にはアクリルリングを使ったイルミ処理を施すことでシンプルな中にも十分なショーアップ効果も引き出ている。ピラー全面を張り替え処理しているが、純正インテリアのイメージを崩していないところもこだわり。

一方、リアシート背面に取り付けられたサブウーファーにも注目。トランクルーム側にアクリルのボックスを設置してマグネット面を見せていたロックフォードのT1D412だったが、キャビン側ではホワイトのパンチングレザーを用いたバッフルが印象的な取り付けが施された。振動板の周囲にアクリル処理を加えることで、セカンドシートバックを引き起こした際のインパクトも大だ。シンプルでカッコいいデザインを施したトランクルームとキャビンをつなげ、デザインの統一感を作り上げているポイントとなる取り付けだ。

◆ドアに強烈なアクセントを与えるアルミ素材とイルミ処理の融合パネル

コクピット最大の見どころとなったのはドアのアクセントパネル。アルミとアクリルを組み合わせてドア中央部をドレスアップする。コクピット最大の見どころとなったのはドアのアクセントパネル。アルミとアクリルを組み合わせてドア中央部をドレスアップする。

《コクピット最大の見どころとなったのはドアのアクセントパネル。アルミとアクリルを組み合わせてドア中央部をドレスアップする。》

ここでもアルミ素材を効果的に使った処理が光る。外周のパネル部はヘラライン仕上げ、内壁部分はバフ仕上げして変化を付けた。ここでもアルミ素材を効果的に使った処理が光る。外周のパネル部はヘラライン仕上げ、内壁部分はバフ仕上げして変化を付けた。

《ここでもアルミ素材を効果的に使った処理が光る。外周のパネル部はヘラライン仕上げ、内壁部分はバフ仕上げして変化を付けた。》

オーナーの田代さんはシンプルでカッコいいデザインを求めてカスタムを開始。その望み通りのインテリアができ上がって大満足だ。オーナーの田代さんはシンプルでカッコいいデザインを求めてカスタムを開始。その望み通りのインテリアができ上がって大満足だ。

《オーナーの田代さんはシンプルでカッコいいデザインを求めてカスタムを開始。その望み通りのインテリアができ上がって大満足だ。》

コクピットのデザイン上の見どころはスピーカー取り付けだけにとどまらない。ドアにビルトインされているアクセントパネルの造形も他では見られないオリジナリティを引き出しているので要チェック。ドアのアームレスト上部のパネル面にアルミ+アクリル素材を用いたパネルを設置。内部にイルミボックスをビルトインすることでドア全体のショーアップ効果を引き出している。

アクセントパネルの周囲はアルミへアライン仕上げが施され、内側のアクリルへとつながる部分はバフ仕上げで処理。このコンビネーションはトランク、アウターバッフルでも用いられたアルミフィニッシュのワザで、このクルマのデザイン上のキーワードにもなっている。アルミパネルの周囲にはパンチングレザーを用いたパネル面を持たせて純正ドア内張りとの一体感も生み出している。

要所にアルミ素材、パンチングレザー、アクリルといった異素材を組み合わせたコクピット。トランクルームとはまた違ったシンプルでクールなカスタムインストールを完成させた。大好きな女性ボーカルを美しくクリアに鳴らし切るオーディオを完成させて、快適ドライブを楽しんでいるというオーナー。デザイン、サウンド共に満足感は最上級となった。

《土田康弘》

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