ジュネーブモーターショーでのワールドプレミアが目前に迫っている、メルセデスAMGのニューモデル、『AMG GTクーペ』を豪雪のスカンジナビアでビデオが捉えた。
雪煙が舞い上がり、もはやホワイトアウト寸前のスカンジナビアで、寒冷気候テストをする「GTクーペ」は、ホットロッド風ファイアーパターンでひときわ目立っている。ゆっくりとガソリンスタンドを出た開発車両は、ポルシェ『パナメーラ』に先導され、テストドライブを行なっていた。
最新プロトタイプは、ヘッドライトのアウトライン、パナメリカーナグリル、エアダクト、リアディフューザーやリアウィングなどが露出し、ほぼフルヌード状態だ。またグリル下のエアインテークには縦スラットを採用し、かなりアグレッシブなフロントマスクとなりそうだ。
パワートレインは、『AMG E63 S』から流用する4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は600psを超えると見られる。3月のジュネーブモーターショーでは、まずこのモデルの登場が予想されている。 さらに700ps程度を発揮する「S」モデル、また頂点には最高出力805ps程度を発揮する「EQ POWER＋」ハイブリッドがラインアップされると思われるが、それらの登場は2019年にワールドプレミアが期待されている。
