【カーオーディオ “取り付け”至上主義!】第6章 外部パワーアンプ編 その4「固定方法」 | Push on! Mycar-life

【カーオーディオ “取り付け”至上主義!】第6章 外部パワーアンプ編 その4「固定方法」

カーオーディオ製品の、取り付け作業におけるセオリーやノウハウをお教えしている当コーナー。現在は、「外部パワーアンプ」の取り付け作業にまつわるあれこれを解説している。今回からは数回にわたり、“固定方法”について考察していく。

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外部パワーアンプの一例。ロックフォード・フォズゲート R150X2。

カーオーディオ製品の、取り付け作業におけるセオリーやノウハウをお教えしている当コーナー。現在は、「外部パワーアンプ」の取り付け作業にまつわるあれこれを解説している。今回からは数回にわたり、“固定方法”について考察していく。

ところで、「外部パワーアンプ」の取り付けにおいて特に注意を払うべき項目とは、“配線”と“固定”、この2つだと言っていい。「外部パワーアンプ」は大量の電気を使って仕事をする。であるので、安全性を確保することも非常に大事だ。“配線”も“固定”もともに、安全性に直結した項目でもある。おろそかにはできない。

さて、“配線”作業における「安全対策」に関しては前回ご紹介したので、今回は、“固定”について考えていこう。

「外部パワーアンプ」は大抵、固定用のネジ穴が筐体に設定されている。であるので、それを使って固定することになるのだが、問題は、ネジをどこで受けるか、だ。ぱっと思い付くのはボディだ。シート下やトランクフロアの鉄板に直接取り付ければ、がっちり固定できそうな気がするが…。実はこれは、NGだ。

フロア等の鉄板に直接取り付けるべきではない理由はいくつか考えられるのだが、最大の理由は「平らでないから」である。フロア等の鉄板はほとんどの場所で、何らか波打っていたり凸凹している。そんなところに「外部パワーアンプ」を固定しようとしても、「外部パワーアンプ」の筐体がしなってしまうか、もしくは何か所かのネジが締め付けられないか…。筐体をしならせることになれば内部の基板にもストレスがかかり、故障の原因となるだろう。ネジが締められないか所が出てくれば、外れてしまう危険性が高まる。であるので、フロア等の鉄板に直接“固定”するのはナシなのだ。

ではどうすれば良いのかと言うと、答はズバリ、「平らな面を用意する」、これに尽きる。

具体的には以下のような方法がとられる。シート下に“固定”しようとする場合には、何らかの板を用意して、それをカーペットの上に置き、カーペットにボルト&ナット等々で“固定”する。そうしてその板の上に「外部パワーアンプ」を乗せ、板にネジを打ち込む、これでOKだ。なお、板の“固定”方法はケースバイケースとなる。場合によってはやり方を工夫して、フロアの鉄板に設置されることもある。

今週はここまでとさせていただく。次週も「外部パワーアンプ」の“固定方法”をテーマにお贈りする。お楽しみに。

《太田祥三》

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