ビギナー必見! イース・コーポレーションが提案する『レコメンド・プラン』のバリューを徹底解析! Part 2 | Push on! Mycar-life

ビギナー必見! イース・コーポレーションが提案する『レコメンド・プラン』のバリューを徹底解析! Part 2

「ロックフォード・フォズゲート」をはじめとする海外人気ブランドのカーオーディオ製品の数々を日本に紹介しているイース・コーポレーション。同社が今、ビギナーに向けた『カーオーディオおすすめプラン』を公開している。

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ミューディメンション『Black Box X10』
  • ミューディメンション『Black Box X10』
  • ミューディメンション『Black Box X8』
  • ロックフォード・フォズゲート『JPS-100-8』
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  • ロックフォード・フォズゲート『PS-8』
  • ロックフォード・フォズゲート『P1S4-12』
  • ロックフォード・フォズゲート『R250X1』
  • モンスターカーオーディオ『MCA BAIP300S』

「ロックフォード・フォズゲート」をはじめとする海外人気ブランドのカーオーディオ製品の数々を日本に紹介しているイース・コーポレーション。同社が今、ビギナーに向けた『カーオーディオおすすめプラン』を公開している。

提案されているプランは4カテゴリー。それらについて、各プランの狙いや得られる利点、そしてピックアップされている製品個々の特長までを詳しく解説する、短期集中連載をお贈りしている。今回はその2回目をお届けする。

“低音強化”で得られる効果は、場合によっては“スピーカー交換”以上…。


今回は、2つのプランにフォーカスする。その2つとは、ともに“低音強化”を目指すプランだ。1つが『チューンナップサブウーファープラン』、もう1つが『サブーウーファープラン』である。

さて、ビギナーにもっとも人気の高いカーオーディオの“初めの一歩”といえば、それはやはり、前回紹介した“スピーカー交換”であろう。リーズナブルな製品を選べば、予算的にも手頃な範囲に収めることも可能で、かつ、実行した後に得られる効果も大きい。音の出口を換えることで、聴こえてくる音の質をガラリと変えられるのである。

そしてそれに続く定番メニューが、こちら、“低音強化”である。

なお、これを実践して得られる効果も、なかなかに大きい。“低音強化”の場合は、今まで聴こえていなかった音が聴こえるようになるわけで、この、「なかったものが出現する」というインパクトが強いのだ。

というのも、クルマの中はそもそも低音が聴き取りにくい状況にある。だからこそ、“低音強化”はインパクトを放つのだ。

低音が聴き取りにくい原因は、2つある。

1つ目は、「ドアに装着するスピーカーの口径では、十分な低音を再生しづらいから」だ。取り付けるドアの音響的なコンディションの問題も重なり、カースピーカーでは、ローエンドまでスムーズに再生することが難しいのだ。

2つ目の要因は、「ロードノイズに低音がマスキングされるから」である。タイヤが路面を叩くことで発生するノイズは、主に低周波だ。これが音楽の低音成分に覆い被さり、かろうじて再生されていた部分についても聴こえにくくなってしまうのである。

しかしながら、『サブウーファー』を導入すれば、上記の2つの要因に対処することが可能となるのだ。

そして、“低音強化”の恩恵はそれだけにとどまらない。中音、高音にも影響が出てくる。音楽の土台がしっかりすると、そこに重なる“倍音成分”が豊かに響くようになる。低音を増強することで、音楽全体のクオリティを上げることも可能となるのだ。

『チューンナップサブウーファー』は、「省スペース」「お手軽」が利点。


このように効果的なエントリープランである“低音強化”を今回、イース・コーポレーションは2通り用意した。それぞれには、それだからこその利点が備えられている。

まずは、『チューンナップサブウーファープラン』から検証していこう。

結論から入りたい。当プランならではの利点とは…。答は2つある。1つは「省スペースであること」、もう1つは「お手軽であること」。

低音を再生するためには、ある程度口径の大きなサブウーファーが必要で、それを収めるボックスも大型化する。しかしながら『チューンナップサブウーファープラン』でおすすめされているモデルはすべて、“薄型”だ。サブウーファーユニットの口径は十分に確保されているものの、ボックスはコンパクト。搭載車種によって状況は異なるが、多くの場合、シート下に設置することも可能であろう。トランクに積んだとしても、それほど多くのスペースを必要としない。

そして、「お手軽である」理由は、“オールインワンですべてが揃うから”、である。通常ならば、『サブウーファーユニット』『パワーアンプ』『サブウーファーボックス』、以上3点が必要になるが、『チューンナップウーファー』の場合はこれらが一体化されている。リーズナブルにすべてを手にできるのだ。

具体的なおすすめ製品は以下の4つだ。それぞれの特長を端的に紹介していこう。

01_μディメンション『Black Box X8』(税抜価格:3万8000円)

μディメンション『Black Box X8』

「μディメンション」は、イース・コーポレーションの自社ブランドである。コスパに優れた製品を数多く擁し、当機も例に漏れず、価格以上の良質な低音を再現可能。そこのところが評価され当機は、一大ベストセラーアイテムとなっている。

02_ロックフォード・フォズゲート『JPS-100-8』(税抜価格:4万5000円)

ロックフォード・フォズゲート『JPS-100-8』

人気アメリカンブランド、「ロックフォード・フォズゲート」からリリースされている逸品(プロデュースはイース・コーポレーションが手掛けた)。こちらも大人気定番アイテムである。上質な低音を再生し、かつ、ルックスも◎。

03_μディメンション『Black Box X10』(税抜価格:4万6000円)

μディメンション『Black Box X10』

こちらは『Black Box X8』の兄貴分的存在。振動板の口径が8インチから10インチへとアップグレードされているので、低音のパワー感や伸びが一枚上手だ。低音の質にこだわるならば、こちらがおすすめとなる。

04_ロックフォード・フォズゲート『PS-8』(税抜価格:6万5000円)

ロックフォード・フォズゲート『PS-8』

価格的に頭1つ抜きん出ている当機。性能もそれに比例し、よりエネルギッシュな低音再生が可能。他のモデルよりも少々厚みがあるが(85mm)、搭載可能で、かつ予算が許すのであれば、背伸びをする価値は高い。

体の芯まで伝わってくるような低音がお好みなら、『サブウーファープラン』がおすすめ。


そして、もう1つの“低音強化”策がこちら、『サブウーファープラン』だ。当プランのメリットは、ズバリ、「より本格的な低音を楽しめること」である。

当プランでは、本格的な『ユニットサブウーファー』で低音を鳴らすこととなる。『ユニットサブウーファー』では、しっかりと振動板をストロークさせて低音を発することができるので、空気を十二分に震わせることが可能となり、体の芯まで伝わってくるようなサウンドも鳴らしやすい。『チューンナップサブウーファー』でも良質な低音を再生できるが、音の質で言えば『ユニットサブウーファー』が一枚上手だ。強力な磁気回路と大きな振動板が鳴らす低音は、やっぱりひと味違うのだ。

ただし、『ユニットサブウーファー』を使って低音再生をしようとすれば、『パワーアンプ』と『サブウーファーボックス』も必要となる。通常はここがハードルとなるのだが、今回提案されているプランではそれらがセットされていて、さらには『ケーブル』までもコンプリートされている。全容が分かりやすく、かつできる限りのリーズナブルなセットとなっている。ハードルは相当に下げられていると言っていい。

セットは2タイプある。詳細は以下のとおりだ。

05_ロックフォード・フォズゲート『P1S4-12』を中心としたプラン(セット商品の税抜価格合計:8万4300円)

ロックフォード・フォズゲート『P1S4-12』ロックフォード・フォズゲート『R250X1』モンスターカーオーディオ『MCA BAIP300S』ウーファーボックス『ASB-120L』

○セット内容
『P1S4-12』(12インチサブウーファー、税抜価格:2万円)
『R250X1』(1chパワーアンプ、税抜価格:3万5000円)
『MCA BAIP300S』(8ゲージワイヤリングキット、税抜価格:1万1800円)
『ASB-120L』(汎用12インチサブウーファーボックス、税抜価格:1万7500円)

06_ロックフォード・フォズゲート『P1-1X12』を中心としたプラン(セット商品の税抜価格合計:8万6800円)

ロックフォード・フォズゲート『P1-1X12』ロックフォード・フォズゲート『R250X1』μディメンション『UDP-08キット』

○セット内容
『P1-1X12』(12インチボックスウーファー、税抜価格:4万5000円)
『R250X1』(1chパワーアンプ、税抜価格:3万5000円)
『UDP-08キット』(8ゲージワイヤリングキット、税抜価格:6800円)

なお、上記の2プランの違いは、使用するサブウーファーユニットとボックスにある。05のプランではボックスが汎用タイプ、06のプランでは、サブウーファーユニットとボックスが一体化したタイプとなっている。

セット価格がほぼ同様であり、かつ、サブウーファーユニットが同ブランド、そしてパワーアンプが同一なので、両者の間に性能差はほぼないと思っていいだろう。違いとなるのは、05のほうが後のグレードアップがしやすい、というあたり。または最初から、1グレード上のサブウーファーユニットに変更することも可能だ。つまり、融通が効くことがメリットだ。

一方06では、サブウーファーボックスが、サブウーファーユニットに対して専用設計となっているので、より安心感が高い。ボックスもユニットも後から変更しにくいが、確実性は高い。そこを重視するならば、選択肢はこちらとなる。

『チューンナップサブウーファープラン』および『サブーウーファープラン』それぞれの全容および特長は以上のとおりだ。純正オーディオの音に不満があり、特に低音のパンチ力が足りないと感じている場合は、これら2つを検討する価値は大きい。場合によっては、『スピーカープラン』以上の大きな満足を得られる可能性もある。ビート系の音楽が好みだというならばなおさらだ。

“低音強化”に興味があれば、これらのプランを要チェック。

《太田祥三》

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