ジープが、1992年の「Comanche」（コマンチ）以来となるピックアップトラックを投入する。その市販型プロトタイプを、Spyder7のカメラが捉えた。
ジープは、2005年に「グラディエーター」、2012年に「J-12」など、ピックアップのコンセプトモデルを発表してきたが、市場への投入は実に25年振りとなる。
ベースとなるのは、開発が進むラングラーの4ドアモデル、「アンリミテッド」次期型で、コードネームは「JT」とされている。
捉えたプロトタイプは、かなり重いカモフラージュのため、デザインのディテールは不明だが、大きなリアウィンドウと、広い荷台が確認出来る。
また、フードやドアにアルミニムを採用し、大幅な軽量化が図られる見込みだ。
パワートレインは、2リットル直列4気筒ターボチャージャー、3リットルV型6気筒ガソリン、2.2リットル直列4気筒ディーゼルエンジンなどのラインナップが予定されている他、ハイブリッドモデルの投入も噂されている。
ライバルとなる、フォード「F-150」を始め、メルセデスベンツも「Xクラス」を投入するなど、加熱する高級ピックアップ市場に要注目だ。
ラングラー次期型は2017年秋に公開が予想され、ピックアップは、2018年前半にもワールドプレミアが期待出来そうだ。
