【CAOTY(カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー)2016】発表! 2016年に支持を集めた機種は? 人気の傾向は? 市場の“今”を徹底分析! #04「パワーアンプ・ランク分析・前編」 | Push on! Mycar-life

【CAOTY(カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー)2016】発表! 2016年に支持を集めた機種は? 人気の傾向は? 市場の“今”を徹底分析! #04「パワーアンプ・ランク分析・前編」

昨年末に発表された、【CAOTY2016】のランキング分析を行っている。海外カーオーディオブランドの製品を数多く正規輸入・販売展開しているイース・コーポレーションがオーガナイズする、売れ筋ユニットのランキングであるこの、【CAOTY2016】。

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ロックフォード・フォズゲート T600-2
  • ロックフォード・フォズゲート T600-2
  • ロックフォード・フォズゲート R150X2
  • グラウンドゼロ GZIA-2235HPX-II
  • ロックフォード・フォズゲート PBR300X2
  • ロックフォード・フォズゲート T600-2
  • ロックフォード・フォズゲート T400-2
  • グラウンドゼロ GZHA 2400XII

昨年末に発表された、【CAOTY2016】のランキング分析を行っている。海外カーオーディオブランドの製品を数多く正規輸入・販売展開しているイース・コーポレーションがオーガナイズする、売れ筋ユニットのランキングであるこの、【CAOTY2016】。

1社の取り扱い製品で行っているランキングにもかかわらず、部門数はなんと計26。ここまで大規模なこの集計の結果を紐解くことで、カーオーディオ市場の“今”をつかもうと試みている。ここまではスピーカーの全9部門を分析し、注目機の試聴リポートを行った。今週からは、パワーアンプの各部門の結果の解析を進めていく。

2chパワーアンプ6万円未満部門


内蔵アンプからのアップグレードアンプとして注目されるこの価格帯の2chパワーアンプ。エントリーグレードとは言いつつも、実力機が居並ぶこの部門では、どのモデルが強かったのか…。まずは、上位5台をご紹介していこう。

ロックフォード・フォズゲート R150X2
☆1位 ロックフォード・フォズゲート R150X2 税込価格:2万8080円(本体価格:2万6000円)

グラウンドゼロ GZIA-2235HPX-II
☆2位 グラウンドゼロ GZIA-2235HPX-II 価格:3万4560円(本体価格:3万2000円)

ロックフォード・フォズゲート PBR300X2
☆3位 ロックフォード・フォズゲート PBR300X2 税込価格:5万8320円(本体価格:5万4000円)

☆4位 ミューディメンション EL-A2402 税込価格:2万8620円(本体価格:2万6500円)
☆5位 ロックフォード・フォズゲート P300X2 税込価格:5万6160円(本体価格:5万2000円)

ここでも断然の強さを見せたのは、アメリカンブランドの雄、ロックフォード・フォズゲート。『R150X2』はなんと、4年連続の1位に輝いている。聞けば2位との差は“圧倒的”とのことだ。

支持されている一番の理由は、“コストパフォーマンス”であろう。この価格でありながら、ロックフォードらしいサウンドが得られることが評価されているのだ。“手軽にロックフォードサウンドを楽しんでもらいたい”というシリーズコンセプトが、狙いどおりに受け入れられている。

なお当機は、定格出力50W×2ch(4Ω接続)という使い方のほかに、サブウーファーを定格150W×1ch(4Ωブリッジ)でパワフルに鳴らすこともできる。その使い勝手の良さも、人気の要因となっているようだ。

そして2位には昨年同様、グラウンドゼロのモデルが入った。とはいっても当機『GZIA-2235HPX-II』は、昨年2位にランクインした『GZIA-2235HPX』からのマイナーチェンジモデルだ。日本上陸を果たしたのは2016年の6月。集計期間の約半分をロスしていながらこの順位であるので、相当にブレイクした1台と言っていい。【CAOTY2017】ではどこまでロックフォードに迫れるか、今から大いに気になるところだ。

そして、3位と5位にもロックフォードの製品がランクイン。それぞれ、昨年からの順位をキープしている。安定感が高い。

で、その間に割って入ったのが、μディメンションの『EL-A2402』だ。6位から2ランクアップを果たすという健闘を見せた。イース・コーポレーションがプロデュースするこのコストパフォーマンスに優れたブランドも、一定の支持を集め続けている。当機はデザインもクールかつ、ほどよく高級感がある。性能的な信頼性に加え、ルックスの良さも評価されていることが伺える。

6位以下で注目したいのは、7位に入ったレインボウの『Beat2』。2016年4月より本格的に日本再上陸を果たした当ブランドが、着実に市場に食い込んでいるのがわかる。当機は当部門においての上限付近の価格の製品だ。期間の途中からの発売、高価格、という二重苦をはねのけてのランクインなので、7位とはいえど価値がある。2017年もレインボウの攻勢が続くのか。興味は尽きない。

2chパワーアンプ6万円以上部門


2chパワーアンプは、この部門が最上級の“無差別級”となる。6万円台の製品から超ハイエンド製品までレンジが幅広く、仁義なき戦いが繰り広げられたその中で、上位5位までに食い込んだモデルは、以下のとおりだ。

ロックフォード・フォズゲート T600-2
☆1位 ロックフォード・フォズゲート T600-2 税込価格:10万440円(本体価格:9万3000円)

ロックフォード・フォズゲート T400-2
☆2位 ロックフォード・フォズゲート T400-2 税込価格:7万2360円(本体価格:6万7000円)

グラウンドゼロ GZHA 2400XII
☆3位 グラウンドゼロ GZHA 2400XII 税込価格:7万9920円(本体価格:7万4000円)

☆4位 ロックフォード・フォズゲート T400X2ad 税込価格:8万6400円(本体価格:8万円)
☆5位 RSオーディオ RS Revelation A20 税込価格:24万8400円(本体価格:23万円)

ワンツーフィニッシュを飾ったのは、ロックフォード・フォズゲートの最上位シリーズ、『パワーシリーズ』の2台だ。しかも、【CAOTY】が創設されてから5年連続…。今年もその強さに陰りは見られなかった。

しかし、この強さは驚異的と言っていい。というのも、この2台が初登場したのは2007年。もう10年が経過しようとしている中での不動の1位、2位なのだ。この2台に関しては、初登場以来、1度のマイナーチェンジも行われていない。であるので、買い替え需要は考えられない。となると、同一ユーザーによる買い足しはあるにせよ、基本的には毎年毎年、新たなユーザーに買われ続けている、ということになる。

人気の理由をひと言で言うなら、音質、デザイン、サイズ、価格、すべてが高次元でバランスしているから、だろう。つくづく、凄いシリーズである。

それに続いたのは、ドイツの実力ブランド、グラウンドゼロの『GZHA 2400XII』。昨年の5位から2ランクアップを果たしている。しかも抜き去ったのはロックフォードの2台。昨年4位の『P400XII』は、7位まで順位を下げていて、これを抜き去ったモデルが続出したわけだが、昨年3位に食い込んでいた『T400XIIad』までも追い越したあたりは立派だ。同機はこのところ進境著しいマイクロパワーアンプの人気モデル。グラウンドゼロがさらに浸透していることを思い知れる。

そして、それ以上に驚かされたのは、RSオーディオの『RS Revelation A20』が第5位に食い込んでいることだ。当機の税込価格は、24万8400円。この価格にしてこの順位というも驚異的である。登場して2年目となったRSオーディオの『RS Revelation シリーズ』。2年目で順位を上げてくるのは、実力が評価されている証だ。ハイエンドパワーアンプの中から実力機を探し出したいと考えている方は、当機を候補に入れるべきだろう。チェックを怠るべからず、だ。

さらには、6位のグラウンドゼロ『GZNA 2850XII』の、10位からの4ランクアップも見逃せない変動ポイントだ。じわじわとさらに人気を伸ばしている同ブランド。ロックフォードの対抗馬の筆頭の地位は、やはりグラウンドゼロで間違いなさそうだ。

さて、2chパワーアンプ部門でも無類の強さを見せたロックフォード・フォズゲート。次週は4chアンプの各部門のランク分析を行っていくが、そこでも格の違いを見せつけているのか、対抗馬の追い上げはどこまで来ているのか…。来週も当週刊特集にお付き合いいただけたら幸いだ。

《太田祥三》

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