イース・コーポレーション製作のClarion『Full Digital Sound』デモカー・プリウスを聴く! | Push on! Mycar-life

イース・コーポレーション製作のClarion『Full Digital Sound』デモカー・プリウスを聴く!

2016年のカーオーディオシーンをホットにさせている最注目ユニットの1つ、Clarion『Full Digital Sound』。この魅力と実力をまた違った角度から検証すべく、イース・コーポレーション製作の『Full Digital Sound』デモカー・プリウスを取材した。

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“Full Digital Sound デモカー” トヨタ・プリウス by イース・コーポレーション
  • “Full Digital Sound デモカー” トヨタ・プリウス by イース・コーポレーション
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2016年のカーオーディオシーンをホットにさせている最注目ユニットの1つ、Clarion『Full Digital Sound』。この魅力と実力をまた違った角度から検証すべく、イース・コーポレーション製作の『Full Digital Sound』デモカー・プリウスを取材した。

イース・コーポレーションといえば、Clarion『Full Digital Sound』の販売代理店としても活動している。発売開始の約1か月前の3月には、同社が主催する『イースセミナー & ショー2016』の会場内で、これに参加した200を超えるプロショップのインストーラーたちに『Full Digital Sound』をいち早く紹介した。そして以後、全国で『Full Digital Sound』試聴会を開き、または各地のイベント等々に参加してこれをデモンストレーション。その回数は優に70以上にも上っている。

その中で大車輪の活躍をみせてきたのが、このプリウスだ。まさしく『Full Digital Sound』の伝道師として、全国のカーオーディオ愛好家たちにそのサウンドを届け続けてきたのである。

『Full Digital Sound』を世に広めてきたフロンティア・カーの、今のサウンドを確かめるべく、10月30日に東京・お台場で開催された『ACG2016ファイナル』の会場を訪ねた。参加者たちへのデモを終えたばかりのプリウスに乗り込み、じっくりと試聴取材を行ってきた。


良さを引き出すために“バスレフボックス”が、“MAX776W”が採用される…。

“Full Digital Sound デモカー” トヨタ・プリウス by イース・コーポレーション
まずは、当車に搭載されているシステム内容からご紹介していこう。軸となる『Full Digital Sound』のシステムは、2ウェイ+サブウーファーの基本スタイル。フルデジタルサウンドプロセッサー(サウンドプロセッサー/トゥイーター/コマンダー)『Z3』(税抜定価:12万5000円)+フルデジタルスピーカー『Z7』(2本1組、税抜価格:8万7000円)+フルデジタルサブウーファー『Z25W』(税抜価格:7万3000円)×1発が、音を最優先したスタイルでインストールされている。

トゥイーターはAピラーに組み込み、フルデジタルスピーカー『Z7』は、ドアトリム面までスピーカーを立ち上げる取り付けスタイルである、“アウターバッフル”でセットされている。

注目すべきはフルデジタルサブウーファー『Z25W』の取り付け方法だ。シンプルかつ、現実的な“箱載せ”スタイルを取りながら、“バスレフボックス”で鳴らすという選択肢が取られている。
“Full Digital Sound デモカー” トヨタ・プリウス by イース・コーポレーション
ちなみにプロショップのデモカー等を見ると、この『Z25W』は“シールド(密閉)ボックス”で鳴らされていることが多い。『Full Digital Sound』の特性を考えたとき、サブウーファーボックスはコンパクトに収まったほうが利点が活きる。そう考えるプロショップが多いからだ。“バスレフボックス”はその性質上、“シールドボックス”よりも容量を多く必要とするのだ。

しかしこのプリウスでは、“ベスト・サウンド”が最優先されている。『Full Digital Sound』の利点は多々あるのだが、そうは言っても音が評価されなければ、これを広めることはできない…。イース・コーポレーションはそう考えた。であるので、ローエンドまで伸びる豊かな低音を出しやすい、“バスレフボックス”が敢えて採用されているのだ。

そして注目点がもう1つ。それは、6月より発売が開始されているClarionの最新ナビ『MAX776W』が搭載されていること。当機は、音楽CDから読み取った信号を、デジタルのまま出力することが可能だ。これを『Full Digital Sound』のシステムに組み込めば、音楽CDの信号を、読み取りから音に変わる直前までデジタルのまま伝送 & 処理することが可能となる。つまり、“CDフルデジタルシステム“”を完成できる。

『Full Digital Sound』はソースユニットの対応が多彩なので、多くのデジタルオーディオプレーヤーを、コンバーターを介さずにダイレクトに接続できる。であるので、高音質なデジタル音源のフルデジタル再生を万能にこなすのだが、音楽CDをそのままフルデジタルで再生させようと思ったら、この『MAX776W』を組み入れる以外に策はないのだ。

革新のサウンドと、先進の雰囲気の両方を、十二分に体感可能。

“Full Digital Sound デモカー” トヨタ・プリウス by イース・コーポレーション
さて、その音をチェックしてきた。iPhoneに収めてあるWAVデータで聴くのと、音楽CDを聴くのとでは音質の優劣はないわけなのだが、ここは“フルデジタル感”を満喫すべく、敢えて音楽CDで試聴を行った。

聴こえてきたサウンドは…。

なるほど、『Full Digital Sound』の良さを余すことなく伝えている。高S/Nであり、1音1音が研ぎ澄まされている。音の混濁は一切ない。音が混ざるどころか、各楽器の間にある空間すらも表現できている。そしてサウンドステージが至って立体的だ。演奏者の前後の位置関係すらもリアルに再現せしめている。

そしてレスポンスの速さも、さすがは『Full Digital Sound』と思わせる快活さだ。すべての音がスパッと立ち上がるので、リズミックな楽曲でのノリの良さが際立つ。カッティングギターの刻みなどは、特に心地よく再現される。また、ソロ楽器の高速フレーズの音符の1つずつが、実にくっきりと描かれる。
“Full Digital Sound デモカー” トヨタ・プリウス by イース・コーポレーション“Full Digital Sound デモカー” トヨタ・プリウス by イース・コーポレーション
それでいて、アナログ的な暖かみもしっかりと表現できている。特に低音楽器でそれが顕著だ。これはすなわち、“バスレフボックス”の効用だろう。レスポンスは速いのだが、伸びに特長が感じられる。“腰”が音に注入されているイメージだ。しっかりとした手応えを伴って低音が躍動する。

パワーアンプを必要とせずにフルシステムが完成されているにもかかわらず、十分なHi-Fiサウンドが担保されている。改めて『Full Digital Sound』のバリューを、しみじみと思い知ることができた。

もしもまだ、このプリウスのサウンドを体験したことがないのなら、どこかで出会ったときにはぜひに試聴をしていただきたい。お使いのスマホを繋げるのも良し、デジタルオーディオプレーヤーを繋げてハイレゾ音源を楽しむも良し。もしも音楽CDを持っていたならば、敢えてそれで聴いてみるのも悪くない。

革新のサウンドと、先進の雰囲気の両方を、じっくりとご体感してほしい。このプリウスに乗り込めば、『Full Digital Sound』の世界にどっぷりとはまることができるのだ。
《太田祥三》

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