『第2回ハイエンドカーオーディオコンテスト』に集った、『Clarion・Full Digital Sound』搭載車両を詳細チェック! 前編 | Push on! Mycar-life

『第2回ハイエンドカーオーディオコンテスト』に集った、『Clarion・Full Digital Sound』搭載車両を詳細チェック! 前編

9月24日から2日間にわたって静岡県掛川市の「つま恋」にて開催された『第2回ハイエンドカーオーディオコンテスト』。その中の「Clarion FDSクラス」にエントリーした登録店のクルマを、2回にわたってじっくりとご紹介していく。

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『第2回ハイエンドカーオーディオコンテスト』に集った、『Clarion・Full Digital Sound』搭載車両を詳細チェック! 前編
  • 『第2回ハイエンドカーオーディオコンテスト』に集った、『Clarion・Full Digital Sound』搭載車両を詳細チェック! 前編
  • スズキ・スイフト(ショップデモカー)by マイスター(愛知県)
  • スズキ・スイフト(ショップデモカー)by マイスター(愛知県)
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  • スズキ・スイフト(ショップデモカー)by マイスター(愛知県)
  • スズキ・スイフト(ショップデモカー)by マイスター(愛知県)
  • スズキ・ソリオ バンディット(ショップデモカー)by ガレージA(群馬県)

9月24日から2日間にわたって静岡県掛川市の「つま恋」にて開催された『第2回ハイエンドカーオーディオコンテスト』。その中の「Clarion FDSクラス」にエントリーした登録店のクルマを、2回にわたってじっくりとご紹介していく。

この先進のシステムを用いた各車が、どのようなコンセプトでこのコンテストに臨み、どのようなサウンドを聴かせていたのかをリポートしていく。『Clarion・Full Digital Sound』にご興味をお持ちの方は、要熟読!

スズキ・スイフト(ショップデモカー)by マイスター(愛知県)

スズキ・スイフト(ショップデモカー)by マイスター(愛知県)
スズキ・スイフト(ショップデモカー)by マイスター(愛知県)スズキ・スイフト(ショップデモカー)by マイスター(愛知県)スズキ・スイフト(ショップデモカー)by マイスター(愛知県)スズキ・スイフト(ショップデモカー)by マイスター(愛知県)スズキ・スイフト(ショップデモカー)by マイスター(愛知県)
マイスターのデモカー、スイフトには、フルデジタルサウンドプロセッサー(サウンドプロセッサー/ツィーター/コマンダー)『Z3』、フルデジタルスピーカー『Z7』、フルデジタルサブウーファー『Z25W』×1発で構成される、『Full Digital Sound』の基本システムが搭載されていた(ソースユニットにはデジタルオーディオプレーヤーを使用)。ツィーターはAピラーに埋め込み、フルデジタルスピーカーはアウターバッフルで取り付けるという、音質優先のインストールスタイルが取られている。『Full Digital Sound』の良さを十分に引き出そうとしているわけだ。

コンテストに向けては、以下のような点に留意して調整を行ったとのことだ。澤田かおりの楽曲では、ボーカルを自然で優しく、バンド演奏を素直なバランスで雰囲気良く再現できるように、オペラにおいては、歌への情熱、合唱とオーケストラの一体感が出せるように心がけたという。その音は、澤田かおりの楽曲では低域のパワー感、アナログ的な温かみが印象的で、オペラではホール感の表現が秀逸だった。

スズキ・ソリオ バンディット(ショップデモカー)by ガレージA(群馬県)

スズキ・ソリオ バンディット(ショップデモカー)by ガレージA(群馬県)
スズキ・ソリオ バンディット(ショップデモカー)by ガレージA(群馬県)スズキ・ソリオ バンディット(ショップデモカー)by ガレージA(群馬県)スズキ・ソリオ バンディット(ショップデモカー)by ガレージA(群馬県)スズキ・ソリオ バンディット(ショップデモカー)by ガレージA(群馬県)スズキ・ソリオ バンディット(ショップデモカー)by ガレージA(群馬県)スズキ・ソリオ バンディット(ショップデモカー)by ガレージA(群馬県)
ガレージAは、デモカーのソリオ バンディットでエントリー。こちらも搭載システムは、『Full Digital Sound』の基本セット、フルデジタルサウンドプロセッサー(サウンドプロセッサー/ツィーター/コマンダー)『Z3』と、フルデジタルスピーカー『Z7』、さらにはフルデジタルサブウーファー『Z25W』×1発という構成だ。インストールスタイルは、『Full Digital Sound』の能力をしっかりと発揮させるための仕様となっている。なお、プロセッサー本体もしっかり魅せてインストールしているあたりは、さすがガレージAと言ったところだ。

この日のサウンドメイクにおけるポイントは以下のとおりだ。テーマとしたのは「中域の厚み」、「広いステージと奥行き」。これを踏まえた上で、澤田かおりの楽曲では、しっとりした歌声がバンドサウンドに埋もれないように、オペラでは、壮大なオーケストラの空気感、各楽器の音色の表現に注力したという。試聴してまず好印象だったのは、ステージの立体感。さらには、ボーカルのリアルさや低域の力強さも光っていた。

アウディ・S3(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブ(茨城県)

アウディ・S3(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブ(茨城県)
アウディ・S3(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブ(茨城県)アウディ・S3(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブ(茨城県)アウディ・S3(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブ(茨城県)アウディ・S3(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブ(茨城県)
古渡(こわたり)さんは、アウディ・S3で参加した。システムは、『Full Digital Sound』の、フルデジタルサウンドプロセッサー(サウンドプロセッサー/ツィーター/コマンダー)『Z3』+フルデジタルスピーカー『Z7』に、カロッツェリアXのパワーアンプ、RS-A99Xとカロッツェリアのサブウーファー、TS-W1000RSを組み合わせて構成されている。パイオニアカーサウンドコンテストにも出場していたという筋金入りのカーオーディオ愛好家である古渡さん。このクルマにおいてはできるだけシステム重量を軽くしたいと考えて、このような布陣を敷いているとのことだ。

『Full Digital Sound』の可能性に挑むことをテーマにクルマを製作。調整においては、澤田かおりの楽曲では爽やかな歌声がバックの演奏で濁らないように、オペラでは、ダイナミックで壮大なイタリアオペラを十分再現することを心がけたという。試聴してみると、まずは情報量の多さに耳を奪われた。ドアのスピーカーができる限りリスナーに向けて装着されているのだが、それが多大に効いている。低域のエネルギー感も際立っていた。

トヨタ・カローラランクス(オーナー/長野大輔さん)by サウンドクオリティー(千葉県)

トヨタ・カローラランクス(オーナー/長野大輔さん)by サウンドクオリティー(千葉県)
トヨタ・カローラランクス(オーナー/長野大輔さん)by サウンドクオリティー(千葉県)トヨタ・カローラランクス(オーナー/長野大輔さん)by サウンドクオリティー(千葉県)トヨタ・カローラランクス(オーナー/長野大輔さん)by サウンドクオリティー(千葉県)トヨタ・カローラランクス(オーナー/長野大輔さん)by サウンドクオリティー(千葉県)トヨタ・カローラランクス(オーナー/長野大輔さん)by サウンドクオリティー(千葉県)
長野さんは、愛車・カローラランクスでエントリーした。搭載システムは、『Full Digital Sound』によるフロント2ウェイに、アナログのパワーアンプ+サブウーファーを組み合わせるという、“デジタル+アナログ”仕様となっている。ソースユニットには、デジタルオーディオプレーヤーを使っていた。ちなみに長野さんは、アナログシステムを搭載したクルマも所有していて、そのクルマではサウンドコンペやドレスアップコンテストでの優勝経験もある。そして新たな楽しみを見つけるべく、『Full Digital Sound』の搭載に至ったとのことだ。

課題曲である澤田かおりの楽曲では、ボーカルの音像を克明に定位させながら、軽快なリズム感を再現できるように、オペラの楽曲では、華やかで力強い音楽を表現できるように、ダイナミックレンジとステージの広さに注力して調整したという。聴いてみると、澤田かおりでは、雑味がなくソリッドでありながら、ほどよく温かみがあるサウンドが、オペラでは、厚みがあり、かつキレ味鋭い、ダイナミックな演奏が楽しめた。

《太田祥三》

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