カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! SUZUKI WAGON R STINGRAY(オーナー・笠原佑樹さん) by lc sound factory 前編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! SUZUKI WAGON R STINGRAY(オーナー・笠原佑樹さん) by lc sound factory 前編

赤と黒でまとめた内装が鮮烈なワゴンRスティングレー。製作ショップである栃木県のlc sound factoryが手がけたラゲッジに組まれたインストールデザインは、他にはない優れたセンスを感じさせるものだ。魅せる効果を引き出すワザを紹介していこう。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! SUZUKI WAGON R STINGRAY(オーナー・笠原佑樹さん) by lc sound factory 前編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! SUZUKI WAGON R STINGRAY(オーナー・笠原佑樹さん) by lc sound factory 前編
  • 上層、下層と複数に分かれたパネル面で構成されたラゲッジ。複雑に入り組んだデザインで、複数のユニットをまとめ上げる。
  • 中央部が奥にえぐり混まれる独特のデザインを取ることで、奥行きを感じさせる事にも成功している。
  • 上から見ると3大のパワーアンプが上に行くほど大きくなっているのがわかる。ウォールに合わせた手の込んだユニット選びが見事。
  • サイドウォールは一段の落とし込まれ、そこにバッフルを設けて10インチのサブ-ファーをインストールする。
  • サブウーファーはやや上向けにスラントしているのは、サイドウォールに合わせた形状。アンプとのコンビも美しく決まる。
  • 外向き用に設置したコアキシャルスピーカー。リアのウォール面と中央部のアール状のウォールの双方にセットされる。
  • ウォール中央部に存在感たっぷりに設置されているのは3SIXTY.3。ブラックの本体がカラーバランス的にも絶好。

赤と黒でまとめた内装が鮮烈なワゴンRスティングレー。製作ショップである栃木県のlc sound factoryが手がけたラゲッジに組まれたインストールデザインは、他にはない優れたセンスを感じさせるものだ。魅せる効果を引き出すワザを紹介していこう。

◆セカンドシートの高さまでを使う
 立体的なオーディボードをデザイン

上層、下層と複数に分かれたパネル面で構成されたラゲッジ。複雑に入り組んだデザインで、複数のユニットをまとめ上げる。中央部が奥にえぐり混まれる独特のデザインを取ることで、奥行きを感じさせる事にも成功している。
ラゲッジに組まれたオーディオラックが立体的で独特のデザインを持っているワゴンRスティングレー。中央部分に3台のパワーアンプを配置して、両サイドにロックフォード・パンチの10インチサブウーファーを配置する左右対称のレイアウトが取られる。

コンパクトなスペースに、数多くのオーディオユニットを凝縮してインストールするため、複雑なウォール形状を組んで、各ユニットは立体的にレイアウトされている。

上層は外向きのコアキシャルスピーカーを設置するなど、サウンド面にも十分考慮した形状なのも特徴。ロックフォードの3SIXTY.3をインストールするウォール面は大きく弧を描くデザインとするなど、単調なデザインになることなく多くの面をまとめる。イメージカラーである赤と黒を効果的に使って、V字型の形状を強調しているのも狙い通りだ。

◆下から上へと広がるV字形状の
 インストールデザインに注目

上から見ると3大のパワーアンプが上に行くほど大きくなっているのがわかる。ウォールに合わせた手の込んだユニット選びが見事。サイドウォールは一段の落とし込まれ、そこにバッフルを設けて10インチのサブ-ファーをインストールする。サブウーファーはやや上向けにスラントしているのは、サイドウォールに合わせた形状。アンプとのコンビも美しく決まる。
このラゲッジデザインの見どころはユニット形状とオーディオボードのデザインの融合だ。中でも印象的なのがパワーアンプのチョイスだ。フロアから上に向かってV字型に広がるデザインにぴったり収まるように、3台のパワーアンプは横幅の違うモデルを用意。下から順にロックフォード・プライムのR500X1D、R150X2、R300X4をインストール。写真で見るとわかるとおり、テーパーする左右のウォールに合わせて、徐々に横幅が大きくなるアイデアが込められた。

さらに、左右のウォールには内側に向けてロックフォード・パンチT1の10インチサブウーファーを左右にそれぞれ1発インストールする形状。振動板の黒と人工スエードの赤とのコントラストも美しい。また先に紹介した3台のパワーアンプとのデザインも見事にマッチングし,各ユニットが融合しているようにさえ感じさせる。

◆弧を描く上部パネルには
 外向き用のコアキシャルを設置

外向き用に設置したコアキシャルスピーカー。リアのウォール面と中央部のアール状のウォールの双方にセットされる。ウォール中央部に存在感たっぷりに設置されているのは3SIXTY.3。ブラックの本体がカラーバランス的にも絶好。ボード後面の下部にはスリットを設けてLEDイルミをビルトイン。ユニット設置のない部分にもカスタム処理が加えられている。
オーディオボードの上部には外向き用に設置したロックフォード・パワーT1のコアキシャルスピーカーをインストール。後方のウォール面に加えて、中央部の大きなアールが付いている面へもインストール、合計4発のコアキシャルで中高域をサポート。

さらに中央部にはロックフォードのプロセッサーである3SIXTY.3をインストール。これも左右対称デザインのキーになるアイテム。ボードの下部にはLEDを使ったイルミ処理なども施し、手数が多くスキの無いカスタムが施された。

アイデア満載のラゲッジインストールを施したこのクルマ、次回はフロントまわりのカスタムを紹介していこう。ラゲッジ同様に赤と黒をテーマにした張り替えなど、見どころ満載のカスタム処理が展開される。

《土田康弘》

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