ドイツ発、実力カーオーディオ・ブランド「rainbow」が、本格的に日本再上陸! その全貌を詳細リポート! Part.4「インプレッション・リポート」 | Push on! Mycar-life

ドイツ発、実力カーオーディオ・ブランド「rainbow」が、本格的に日本再上陸! その全貌を詳細リポート! Part.4「インプレッション・リポート」

日本への本格再上陸を果たした、ドイツ発・実力カーオーディオブランド「rainbow」。

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rainbow・Germanium Two(奥)/rainbow・Beat 2(手前右)/rainbow・GL-C6.2(手前左)
  • rainbow・Germanium Two(奥)/rainbow・Beat 2(手前右)/rainbow・GL-C6.2(手前左)
  • rainbow・GL-C6.2
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  • rainbow『Germanium Line』

日本への本格再上陸を果たした、ドイツ発・実力カーオーディオブランド「rainbow」。

このブランドの魅力と、日本市場に投入される製品の全容をご紹介している。その最終回となる今回は、計3アイテムのインプレッション・リポートを、じっくりとお届けする。

今回試聴した製品は、以下の3アイテムだ。スピーカーから1機種、パワーアンプから2機種を聴くことができた。

☆GL-C6.2(税抜価格:10万5000円)
・16.5cm2ウェイコンポーネントスピーカー ・定格入力:120W ・周波数特性:39Hzー30kHz
☆Beat 2 (税抜価格:5万3500円)
●仕様:2ch(2/1ch)パワーアンプ●定格出力:120W×2(4Ω)、180W×2(2Ω)、370W×1(4Ωブリッジ) ●周波数特性:25Hzー35kHz ●S/N比:95dB ●サイズ(幅×奥行き×高さ):241×200×56mm
☆Germanium Two (税抜価格:12万円)
●仕様:2ch(2/1ch)パワーアンプ●定格出力:140W×2(4Ω)、220W×2(2Ω)、430W×1(4Ωブリッジ) ●周波数特性:1.5Hzー50kHz ●S/N比:96dB ●サイズ(幅×奥行き×高さ):420×235×55mm

rainbow・GL-C6.2
rainbow・GL-C6.2rainbow・GL-C6.2rainbow・GL-C6.2

試聴は、「rainbow」の正規輸入代理店であるイース・コーポレーションの音響室で行った。試聴システムは以下のとおりだ。PCに取り込んだFLACデータを“USB DAC”でアナログ変換し、パワーアンプ、スピーカーへと伝送する。クロスオーバーはスピーカー付属のパッシブクロスオーバーネットワークで実行した。スピーカーは『GL-C6.2』で固定し、パワーアンプ2機種を繋ぎ替えて聴き比べた。

使用したケーブルは、すぺて「モンスターカーオーディオ」で統一。パワーケーブルに『MCA PF4B』(税抜価格:3000円/1m)を、ラインケーブルに『MCA 450i-3M』(税抜価格:1万5000円/3m)を、スピーカーケーブルに『MCA 350S16』(税抜価格:800円/1m)をそれぞれ使用した。

音色がウォームで、かつ、音の輪郭はあくまでシャープ


まずは、今回日本に上陸するスピーカーの中での2ndグレードとなる、『Germanium Line』の『GL-C6.2』と、パワーアンプのベーシックグレードとなる『Beat Line』の2chモデル『Beat 2』の組み合わせから聴いてみた。

アンプのゲイン調整は、テスターを用いて厳密に行い、10分間ほどの暖気運転を行った後に、試聴を開始した。

最初の出音で、それぞれのポテンシャルが確かであることを確信できた。バランスは非常にナチュラルで、音色も至って正確だ。その上で、耳あたりがとても心地良い。適度に温かみがあり、伸びやかさや余韻もほど良く感じられる。クセがなく、あくまでも自然な音であるのだが、旨味成分がじんわりと出ている…。そんなイメージのサウンドだった。

低域には弾力感があり、しかも良い感じでタイト。量感も過不足なく、パワー感も十分だ。軽快かつ、エネルギッシュにリズムを刻んでいく。中域はリアルに再現されていて、ボーカルの息づかいも生々しい。高域のきめ細やかさも良好だ。
rainbow・GL-C6.2
印象的だったのは、音色がウォームでありながら、音の輪郭がシャープであること。ミッドウーファーの振動板がアルミで、トゥイーターがシルクドームであることが功を奏していると思われる。両者の良さがほど良くミックスしている印象だ。パワーアンプの特性もあるのだろうが、音色の特長はスピーカーによるところが大きいように感じられた。

スピーカー、パワーアンプともに、価格的なバリューは十二分に備えている。特にパワーアンプ『Beat 2』のコストパフォーマンスの高さが光っている。スピーカーの実力の高さがそう感じさせている部分もあるだろうが、税抜価格5万3500円でこのサウンドが聴けるのならば、大満足だ。

1音1音の説得力がアップして、音楽の“迫力”が向上


さて、次は『Germanium Line』の2chモデル『Germanium Two』の試聴に進んだ。スピーカーはそのままでアンプを繋ぎ替え…。さて、『Germanium Two』は『Beat 2』に対して2倍強価格が上がるのだが、音質性能はどうなのか…。

同じく厳密なゲイン調整を行い、十分なアイドリングを経てから試聴を開始した。

テストトラックを流し始めた最初の数秒で、アンプの性能に関するすべての要素が向上していることがはっきりと感じ取れた。解像度、情報量、S/N感、制動力、それらがそれぞれ確実に良化している。

スピーカーが固定されているので、音色傾向はキープされているのだが、低域のハリ、量感が増し、その上でレスポンスが向上していて、リズムの刻みがさらにシャープになっている。

中域の厚みも増し、高域もよりきめ細やかになった。全体的に密度が高まっていることも確実で、味わいにも深みが出ている。
rainbow『Germanium Line』
そして、聴けば聴くほどに、“迫力”が向上していることを実感した。1音1音の説得力がアップしていて、聴き手に向かって音が押し寄せて来る感じが強まっているのだ。この感覚は、ハイレベルなパワーアンプでないと感じ取れない特別なものだ。これはまさにこの『Germanium Two』が、ハイグレードアンプとして一定の水準に、十二分に到達していることを意味している。

また、当機の試聴においても、自然さと味わいがほど良くミックスされていることに好感が持てた。音源を正確に、ありのままに再生していながらも、あっさりし過ぎることがないのだ。おおげさな表現はないのだが、良い塩梅で音楽を楽しく聴かせてくれるのである。

耳あたりは柔らかいので、聴き疲れることはない。そして同時に、味わいがしつこくないので飽きがくることもなさそうだ。この音を好まない人は少ないはずだ。3機種ともに、多くの人に薦められるタイプの製品だと感じられた。

今回の試聴をとおして、「rainbow」に対する親近感がぐっと高まった。「rainbow」は定番ブランドになり得る可能性がある。これを買っておけば間違いない、そう思わせる実力が、このブランドにはある。

「rainbow」に期待して損はない。ひと味違う、それでいて、使って安心なスピーカー、パワーアンプをお探しならば、「rainbow」に注目すべし。

《太田祥三》

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