【サウンドチューニング・マニュアル】「クロスオーバー」編 Part.12 「DSPを用いて行うクロスオーバー調整 その6」 | Push on! Mycar-life

【サウンドチューニング・マニュアル】「クロスオーバー」編 Part.12 「DSPを用いて行うクロスオーバー調整 その6」

カーオーディオを良い音で楽しもうと思ったときのキーポイント、「サウンドチューニング」についてのあれこれを解説している当コーナー。段々と高度なエリアへと話が進み、今現在は、「DSPを用いて行うクロスオーバー調整」のやり方をご説明している。

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「クロスオーバー調整」画面の例。by レインボウ・DSP1.8 + WiFi Module

カーオーディオを良い音で楽しもうと思ったときのキーポイント、「サウンドチューニング」についてのあれこれを解説している当コーナー。段々と高度なエリアへと話が進み、今現在は、「DSPを用いて行うクロスオーバー調整」のやり方をご説明している。

先週は、トゥイーター側の「カットオフ周波数」の値と、ミッドウーファー側の「カットオフ周波数」の値の間隔を、“狭めたり、広げたり”かつ、「スロープ」の傾き(減衰率)を、“緩やかにしたり、急峻にしたり”して、「サウンドの一体感が高まるように調節すべし」、と説明した。

今週は、そのように調整していく際の、具体的な注意点をご紹介したいと思う。

それは、「トゥイーターとミッドウーファーの取り付け位置が離れている場合(特にミニバン)」の注意点だ。このような場合には、“中ヌケ”が起こりやすい。机上の計算では良いバランスになるはずでも、両者の位置が離れていることで、これが起こりがちとなるのである。もしもトゥイーターとミッドウーファーの位置関係が大きく離れているならば、“中ヌケ”の可能性を疑いつつ、特に注意して調整を行っていこう。

もしも“中ヌケ”が感じられたら、両者の「カットオフ周波数」の間隔を狭めたり、「スロープ」を緩やかにして、クロスオーバー付近の音が厚くなるように調整していこう。

逆に、クロスオーバー付近の音を厚くし過ぎると、トゥイーターとミッドウーファーの両方から同じ音が聴こえてくることになるので、音が2重になって聴こえたり、定位がぼやけてきたりするはずだ。そのようなときは、両者の「カットオフ周波数」の値の間隔を広げたり、「スロープ」を急峻な方向へと替えてみよう。

さて、今週はここまでとさせていただく。次週はさらにもう1歩踏み込んでいこうと思う。次週もお読みいただけたら幸いだ。

《太田祥三》

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