【カーオーディオ豆知識】ハイレベルインプット付きパワーアンプを賢く使う。 | Push on! Mycar-life

【カーオーディオ豆知識】ハイレベルインプット付きパワーアンプを賢く使う。

純正カーオーディオが近年、取り外すことができなくなったり、システムアップが出来ないのでは。と諦めているユーザーも多いと思うが、そうではなくスピーカーの交換や外付けパワーアンプを搭載してほしいと願う。

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純正カーオーディオが近年、取り外すことができなくなったり、システムアップが出来ないのでは。と諦めているユーザーも多いと思うが、そうではなくスピーカーの交換や外付けパワーアンプを搭載してほしいと願う。

サウンドアップを望むとき、音の出口であるスピーカーの交換がまず上げられる。純正システムではプレミアムなグレードの車種以外はコスト重視の安価スピーカーが実装され、かつ簡素なマウント方法でユニットを固定。ということでクオリティーだけでなく、スグに再生限界を生じてしまう。まずはスピーカーの交換、インナーバッフル使用やデッドニングも推奨したい。

一方、音の入り口に目を向けると本体は。という問題に対応しなければならない。とくに多いのは欧州車でDINサイズ(幅180mm×天地50mm)のような規格を採用しているクルマは、ますます見かけなくなってきた。オリジナルなインパネデザインや機能性を重視するあまり、純正本体(ナビ内蔵など)が取り外しが出来なくなってきているは事実で、このような場合、純正本体をそのままにしてパワーアンプを追加する手がある。市販のオーディオメーカーのほとんどは、ハイレベルインプット付きのパワーアンプをラインアップに揃え、しかも比較的安価に手にいれることができる。

取り付けも難しいものではなく、パワーアンプを付けるスペースがあれば、電源ケーブルとスピーカーハーネスなどを用意。純正本体のスピーカー出力ラインをパワーアンプのハイレベル入力端子に接続。本体スピーカー出力ラインを純正スピーカーのカプラに戻し繋げればよく、あとは音量ゲインの調整を確実に行ってほしい。この調整は純正本体のボリュームとパワーアンプ本体の入出力のからみがあるので、シビアにセットすること。入力側を大きくすると歪んでしまう。また小さい場合は本体側ボリュームを上げても音が小さく、ノイズの原因にもなる。

できるだけ安くいい音にしたい人は車種別トレードインスピーカーとの組み合わせがよいだろう。

《永松巌》

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