『D-SPORT』と『FOCAL』がコラボして、コペン専用“カスタムメイド2wayスピーカーキット”を発売! その実力を徹底検証! | Push on! Mycar-life

『D-SPORT』と『FOCAL』がコラボして、コペン専用“カスタムメイド2wayスピーカーキット”を発売! その実力を徹底検証!

ダイハツ車のためのトータルチューニングブランド『D-SPORT』と、フランス発の高級オーディオメーカー『FOCAL』がコラボした、「コペン(LA400K)」専用の“カスタムメイド2wayスピーカーキット”が新登場した。その実力はいかほどなのか…。緊急取材を敢行した。

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ダイハツ・コペン by D-SPORT × FOCAL
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ダイハツ車のためのトータルチューニングブランド『D-SPORT』と、フランス発の高級オーディオメーカー『FOCAL』がコラボした、「コペン(LA400K)」専用の“カスタムメイド2wayスピーカーキット”が新登場した。その実力はいかほどなのか…。緊急取材を敢行した。

2002年に誕生し、以来、国産「ライトウェイトスポーツ」として人気を博してきたダイハツ・コペン。2012年には一旦生産終了となるものの、2014年にフルモデルチェンジされ2代目コペン(LA400K)として再リリース。以後も多くのファンからの支持を集め続けている。

そのコペンの“走りをさらに輝かせる”べく、『D-SPORT(ディースポーツ)』では、足回りから駆動系パーツ、さらにはエアロパーツ、インテリアパーツにいたるまで、さまざまなパーツを用意している。

そして『D-SPORT』が、コペンの次なる強化ポイントとして目を付けたのが、オーディオだ。オープンカーであるコペンは、ルーフを開けて走る際にはどうしても、ロードノイズや風切り音で音楽が聴き取りづらくなりがちだ。なのでボリュームを上げることになるのだが、純正で装着されているスピーカーでは、大音量時のパフォーマンスに限界がある。それでは、せっかくのコペンならではのドライブの楽しさを十分に満喫できない…。

そう考えた『D-SPORT』は、コベンにふさわしいスピーカーとして、フランスの名門オーディオブランド『FOCAL』に白羽の矢を立てた。『FOCAL』はトヨタ車やBMW、VW用に「車種別専用キット」シリーズを用意しており、対応車種に乗るオーナーから、今、大きな注目を集め始めているところでもある。ならばコペン用にも…、と『D-SPORT』は『FOCAL』の正規輸入代理店である『BEWITH』に協力を仰いだ。指名を受けた『BEWITH』も、それを意気に感じて迅速に対応。そうして今回のこのコラボは実現している。

ところで『FOCAL』とは、押しも押されもせぬ一流オーディオブランドである。カーオーディオにおいては、総額200万円の3wayスピーカーシステム『FOCAL・Utopia Be ULTIMA』をフラッグシップとして、上級モデルからエントリーモデルまで、幅広いラインナップを擁し、世界中のカーオーディオフリークに支持されている。今回の“カスタムメイド2wayスピーカーキット”の実力も推して知るべし、である。

なお、同キットはハーネス類もすべて付属し、純正から簡単に換装可能となっている。トゥイーターは、Aピラー組み付け済みASSYとしていて、ボルトオンでの簡単装着が可能だ。気になる価格は、税別で6万3000円である。

さて、そのサウンドクオリティを体感すべく、当キットを装着したデモカーが展示されていた『大阪オートメッセ2016』の『FOCAL』ブースを訪問した。

ちなみに、コペンでナビまたはオーディオを装着しようとするならば、「純正ナビ・オーディオ装着用アップグレードパック」を選び、それに含まれる「インパネオーディオクラスター(2DINサイズ)」を用いて、ダッシュボード上に取り付けることとなる(16cmスピーカーとAピラーのトゥイーターは、純正で装着済み)。

しかしながら、展示されていたデモカーではそれが用いられず、『BEWITH』製のヘッドユニットパッケージ“STATE MM-1DT/6”(税抜価格:31万円)が取り付けられていた。当機はプレーヤー部分をルームミラーに取り付ければOKなので、「インパネオーディオクラスター」を必要としない。従って、インテリアの雰囲気をスッキリとさせたままで、オーディオシステムを完結できている(“STATE MM-1DT/6”とスピーカー間には、デモカー用にパワーアンプを使用)。

では、インプレッション・リポートに入っていこう。試聴は、屋根を閉めた状態で行った。

一聴してまず思ったのは、低域の力強さだ。野太く、そしてパワー感があり、かつ適度にタイトでレスポンスも良い。パンチのある低音が、ノリ良く快活にリズムを刻んでいる。

トゥイーターの取り付け位置がリスナーに近い場所にあるので、サウンドステージがすぐ目の前となるのだが、ある意味ライブハウスの最前列で聴いているような臨場感があり、これはこれで迫力のあるサウンドが楽しめる。そのトゥイーターから発せられる高音は、いかにも『FOCAL』らしい、繊細で温かみのある心地良い音色を奏でていた。1音1音の輪郭もシャープで、さすがは『FOCAL』と思わせるに十分なクオリティを備えている。

“STATE MM-1DT/6”という、ハイエンドユニットが付いていたことを割り引いても、このスピーカーの実力が確かであることは疑いないだろう。コストパフォーマンスは高い。簡単装着で、これだけのサウンドが得られることも大きなメリットだ。

ドライブと音楽は切り離せない。良い音で音楽が聴けたなら、ドライブはもっと楽しくなる。この“カスタムメイド2wayスピーカーキット”を装着すれば、コペンオーナーのカーライフは、確実にクオリティアップすることだろう。チェックをお忘れなきように。

《太田祥三》

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