DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く #8: サウンドステーション ウイニング(滋賀県) | Push on! Mycar-life

DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く #8: サウンドステーション ウイニング(滋賀県)

昨年秋に登場して以来、着実に愛用者を増やし続けているダイヤトーンのニューミドルグレードスピーカー『DS-G500』。その実力と魅力を改めて探るべく、全国の実力インストーラーの方々にお話をお聞きしている。第8回目となる今回は、滋賀県の人気ショップ、サウンドステーション ウイニングの中江さんにご協力願った。中江さんは『DS-G500』をどのように評価しているのだろうか…。

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DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く


昨年秋に登場して以来、着実に愛用者を増やし続けているダイヤトーンのニューミドルグレードスピーカー『DS-G500』。その実力と魅力を改めて探るべく、全国の実力インストーラーの方々にお話をお聞きしている。第8回目となる今回は、滋賀県の人気ショップ、サウンドステーション ウイニングの中江さんにご協力願った。中江さんは『DS-G500』をどのように評価しているのだろうか…。

まずは、従来モデル『DS-G50』についてお聞きした。

「当店では、これからカーオーディオを始めてみようという方に向けたおすすめのプランをいくつかご用意しているのですが、その上級プランに『DS-G50』を入れていました。幅広い層におすすめできるスピーカーなんですよ。まず、車種を選びません。どのようなドア形状にも対応してくれるんですね。軽カーからミニバンまで、不向きな車種がほぼない。あと、低域を多少ブーストしても歪みませんから、好みの音に仕上げやすい。音楽ジャンル的な対応力も幅広いんです。

ただ、ハイ上がりの録音になっているJ-POPを聴くとき、高域のきつさを感じることがありましたね。録音どおりに再現してしまうんですよ。性能が高いがゆえの結果ですし、録音がそうなのですから致し方ないのですが。それに調整で抑えられる範囲でしたから問題とすべきレベルではありませんでした。というわけで、そのことを含めても特に不満に感じることもなく、お客様にも喜んでいただけるスピーカーでしたね」

では、『DS-G500』についてはどのように評価しているのだろうか。結論からお聞きした。

「事前の説明で、各ユニットの振動板の強度を高めてあると聞いて、実はちょっと心配していました。高域がさらにきつくなっていたらいやだなと(笑)。しかし、実際に音を聴いたらむしろ逆でしたね。よりナチュラルになっていました。その上で情報量は増えている。よりスムーズに鳴っている印象です。

低域も深みが増しました。低いところまでしっかりと鳴らし切っているんでしょうね。全体的に、よりHi-Fi方向に進化したと感じています。相当に良くなりましたよね。コストパフォーマンスが高いです」


DS-G500搭載車DS-G500搭載車


どのようなタイプのユーザーにおすすめなのだろうか。

「『DS-G50』よりもさらに広い層におすすめできますね。これまでのように、入門キットの上位グレードとしても推薦したいと思っていますし、ハイエンドシステムまで視野に入っている方にも使っていただけます。ハイグレードなパワーアンプと組み合わせても、その良さを表現できるスピーカーです。音楽ジャンル的な対応力もさらに向上していますから、その意味でも多くの方に安心してご使用いただけますね」

最後に、これまで扱ってきて、今改めて感じていることをお聞きしてみた。

「車種を選ばないという特長はそのままですし、インナーバッフルで取り付けてもある程度の性能を発揮してくれるという点も変わっていません。扱いやすいスピーカーですよね。変なクセも出にくいですし。なので、悪い部分に対処するためのテクニックを繰り出す必要がありません。

逆に、良さを伸ばす方向に対して腕を奮うことができるスピーカーなんですよね。伸びしろがあるんです。やり方次第ではこってりと良いところを引き出せる。ポジティブな気持ちで取り組める、取り付け甲斐のあるスピーカーですね。とても気に入っています」

とのことだ。長く付き合えるスピーカーをお探しなら、入門者からベテランユーザーまで、『DS-G500』を要チェック。

《太田祥三》
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