イース・コーポレーションが発表する【CAOTY2014】カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014 アワード受賞ユニットをチェック! #7: Part.2 4chパワーアンプ編 「10万円以上部門」ランキング分析 前編 | Push on! Mycar-life

イース・コーポレーションが発表する【CAOTY2014】カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014 アワード受賞ユニットをチェック! #7: Part.2 4chパワーアンプ編 「10万円以上部門」ランキング分析 前編

イース・コーポレーションが発表した『カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014』のランキング分析も、今回でいよいよ7週目に突入。今週からは「4chパワーアンプ10万円以上部門」に踏み込んでいく。この部門はつまり、4chパワーアンプの“無差別級”。どのような実力機によって上位が構成されているのか…。要チェック!

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イース・コーポレーションが発表する【CAOTY2014】カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014 アワード受賞ユニットをチェック!


イース・コーポレーションが発表した『カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014』のランキング分析も、今回でいよいよ7週目に突入。今週からは「4chパワーアンプ10万円以上部門」に踏み込んでいく。この部門はつまり、4chパワーアンプの“無差別級”。どのような実力機によって上位が構成されているのか…。要チェック!

http://www.escorp.jp/info/20149653



第5位


グラウンドゼロ『GZPA Reference 4』



本体価格:36万円





グラウンドゼロ『GZPA Reference 4』


グラウンドゼロ『GZPA Reference 4』



2013年夏に日本に初上陸し、以来、カーオーディオ界にあって“台風の目”的な存在となっているグラウンドゼロ。「4chパワーアンプ10万円以上部門」でも、他部門同様、躍進が顕著だ。特にこちらのモデルは、本体価格が36万円というハイエンド製品。にも関わらず堂々のこの順位。

ちなみに、6位にもグラウンドゼロの『GZPA Reference 4XS』が食い込んでいる。そちらは本体価格22万円。それよりも14万円も高価なこちらのモデルが5位というところにも驚かされる。当機には、高価であっても“欲しい”と思わせるのに十分な魅力がある、というわけだ。

ちなみに、2014年からは、本体がブラックのモデルも発売されている。当ランクはカラー違いは同機種扱いになっているのだが、ちなみにどちらのカラーが売れているのかというと…。写真の、従来からのカラーのモデル、とのことだ。こちらのほうがよりグラウンドゼロらしい。そこが人気の秘密であるようだ。

さて、音を改めて確認してみた。当然のようにまさしく“別格”。音の深み、鮮度、繊細さ、味わい、それぞれが別次元だ。どんな細かな音も輪郭をはっきり描き出す。各楽器の音が確実に分離している。低域にも余分なにじみがなく、ドライブ感も十二分で生きが良い。ボーカルもくっきりと前に出ている。S/Nもすこぶる高い。とにかくハイクオリティなサウンドが堪能できる。

これを導入している人をうらやましく思う。素晴らしい1台だ。



第4位


ロックフォード・フォズゲート『T1000-4ad』



本体価格:17万3000円





ロックフォード・フォズゲート『T1000-4ad』


ロックフォード・フォズゲート『T1000-4ad』



グラウンドゼロ台頭のアオリを受けてしまった形になっているのが、当機と、同じくロックフォードの『T800-4ad』(本体価格14万4000円)。【CAOTY2012】、【CAOTY2013】で、当機は2年連続の2位、『T800-4ad』は2年連続の4位だった。それが今回、4位、8位と順位を下げている。とはいえ、ランクインを続けているあたりは、さすがはパワーシリーズなのだが。

さて、この『T1000-4ad』。全9モデルをラインナップしているパワーシリーズにあって、品番に“ad”が付いているモデルは、当機と『T800-4ad』だけだ。この“ad”とは、新世代増幅回路”Class-A/D”が採用されていることを意味している。高音質Class-Aと高効率Class-D両者の良さを併せ持つこの”Class-A/D”回路により、小型、ハイパワー、高効率が実現されているモデルであるのだ。ボディサイズが当機と同様の4chアンプ『T600-4』の定格出力(4Ω接続時)は1chあたり100Wであるのに対し、当機は同250W。それだけの結果を、この新技術が生み出していると言っていい。

さらには、低出力時にもスイッチング周波数を効果的に増幅させるテクノロジー“DFS”も採用。これにより歪みのないピュアな信号を生み出すことが可能になっているという。

実際に聴いてみると、確かに余裕しゃくしゃく。その余裕が、豊かな情報量ときめ細やかさを生んでいる。低域も、タイトでリズミック、それでいて伸びやかさも十分。高域も伸びやかなので余韻が美しい。中域も厚く、ボーカルの響きにも充実感が溢れている。また、通常モデルよりも新しい機種だけあって、音がより現代的になっている印象。より洗練されているイメージだ。



第3位


JLオーディオ『HD600/4』



本体価格:18万円





JLオーディオ『HD600/4』


JLオーディオ『HD600/4』



老舗アメリカンブランドの1つ、JLオーディオ。当機は同ブランドのパワーアンプのフラッグシップ、“HDシリーズ”の1台だ。こちらのシリーズもなかなかのロングセラー。ちなみにこの『HD600/4』は、【CAOTY2012】、【CAOTY2013】そして今回の【CAOTY2014】と3回連続で第3位に輝いた。全体的な顔ぶれも変化し、順位も変動している中で、抜群の安定感を発揮している。価値ある3位と言っていい。

さて、この“HDシリーズ”。ラインナップは4機種。内訳は、モノchモデルが2機種、あとは4chモデル(当機)と5chモデルが1台ずつ。2chモデルは用意されていない。

増幅回路はデジタルだ。小型、ハイパワーにとどまらず、高音質も実現した、上質デジタルパワーアンプの先駈け的なモデルである。それを実現できたキモの1つは、Single Cycle Control(シングル・サイクル・コントロール)と呼ばれるスイッチングアンプ技術。これにより、パルス幅変調波形と音声入力信号を比較・修正し、原音に忠実なパルス幅変換を実現するという画期的な技術だ。その他にも先進的な技術が多々盛り込まれ、小型・ハイパワー・高音質を成し遂げている。

さて、そのサウンドは…。

なるほど、アメリカンモデルらしいドライな傾向ではあるものの、ほどよくウォームな雰囲気も醸し出し、幅広い層に支持されそうな音だと感じた。ボーカルも艶っぽく聴かせてくれる。低域はどっしりとしていて迫力十分。高域の繊細さハイレベルだ。味わいが深く、濃い。聴き応えあるモデルをお探しならば、候補に入れるべき1台であることは間違いないだろう。


《太田祥三》
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