イース・コーポレーションが発表する【CAOTY2014】カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014 アワード受賞ユニットをチェック! #4: Part.1 2chパワーアンプ編 「6万円以上部門」ランキング分析 後編 | Push on! Mycar-life

イース・コーポレーションが発表する【CAOTY2014】カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014 アワード受賞ユニットをチェック! #4: Part.1 2chパワーアンプ編 「6万円以上部門」ランキング分析 後編

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イース・コーポレーションが発表する【CAOTY2014】カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014 アワード受賞ユニットをチェック!
  • イース・コーポレーションが発表する【CAOTY2014】カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014 アワード受賞ユニットをチェック!


イース・コーポレーションが発表した『カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014』。そのランキング分析と上位入賞モデルのインプレッションをお届けしている当企画。今週は「2chパワーアンプ6万円以上部門」のベスト3に輝いたモデルを聴き、その人気の秘密を探っていく。自分にぴったりなパワーアンプを探している貴方! 要必読デス!



http://www.escorp.jp/info/20149653





第3位


グラウンドゼロ『GZUA 2.250SQ』





本体価格:12万円










グラウンドゼロ『GZUA 2.250SQ』


グラウンドゼロ『GZUA 2.250SQ』





グラウンドゼロの中級グレードアンプ、“GZUAシリーズ”の『2.250SQ』が3位にランクイン。上位2モデルが10万円以下、それも1台は6万4000円、4位のモデルも6万円ジャストという中で、当機の価格はそれらのほぼ倍。大健闘と言っていいだろう。



ちなみに『GZUA』シリーズは2chモデルと、4chモデルをそれぞれ1台ずつを擁している。ともに“音質”に重きがおかれている(品番の“SQ”はサウンド・クオリティの頭文字)。内部回路の各パーツが厳選され、上質なものが惜しげもなく採用されているとのことだ。



フォルムを見ると、至ってシンプル。ヒートシンクがしっかりと備えられているが、それ以外、デザイン的な遊びは皆無。これこそまさに、“音質追求”の結果なのだろう。装飾を排除して、音質に直結する部分にだけコストをかけた…。外観からはそんな印象を受ける。



音を出し確認してみた。一瞬の出音でなるほどとうならされた。“音質追求”というキャッチフレーズにふさわしい、価格を超えたサウンドを聴くことができた。



上位機種『リファレンスシリーズ』の良さを確実に踏襲している。まずは低域のドライブ感の心地良さ。低く、タイトで、それでいて硬質なゴムのような弾力感がある。グラウンドゼロらしさが存分に味わえる。高域も繊細で濃密。中域も生き生きと聴かせる。情報量も多く、S/Nも高い。12万円という価格以上の手応えが感じられた。



2chアンプで10万円強の予算を計上しているのなら、当機を聴かずに決めてしまうと、あとあと後悔することになるかもしれない。要チェック。





第2位


ロックフォード・フォズゲート『T400-2』





本体価格:6万4000円










ロックフォード・フォズゲート『T400-2』


ロックフォード・フォズゲート『T400-2』





【CAOTY2012】から3回連続で2位という、こちらの『T400-2』。発売開始から久しいにも関わらず、毎年毎年売れ行き上位をキープしているのはさすがとしか言いようがない。



その秘密はやはり、その音質性能の確かさにあるのだろう。ロックフォードといえば、日本にカーオーディオ文化が花開いた90年代からシーンをけん引してきたブランドの1つで、パワーアンプの性能も高く評価され続けてきたのだが、その同社の歴史にあって現行シリーズは特に誉れが高い。当シリーズの発表以降、ファン層がより拡大した。そしてその支持は未だ衰えず、というわけなのだ。



フォルムの精悍さも人気の秘密だろう。ピアノブラックで高級感の高いボディ。そして無骨でありながらも洗練されたイメージも与えるヒートシンク。カスタムインストールでも、ストックインストールでも、どのように仕上げてもしっくりくる。



で、この『T400-2』。現行のパワーシリーズ中、最廉価なモデルだ。そしてもっともボディサイズの小さいモデル。もっとも手軽でかつ省スペースな“パワーシリーズ”が欲しいとなったら、これで決まり、という位置付けである。



改めて音を確認したが、その性能の高さは疑いようがない。ロックフォードらしいドライでソリッドな方向にはあるが、コクがあり豊潤さがある。なので、音楽の表現力が高い。演奏者の感情までも伝わってくるかのようだ。ロングセラーを続けるのも当然。良く出来た製品であることを再確認できた。





第1位


ロックフォード・フォズゲート『T600-2』





本体価格:8万4000円










ロックフォード・フォズゲート『T600-2』


ロックフォード・フォズゲート『T600-2』





堂々の3年連続No.1に輝いた、ロックフォード・フォズゲート、パワーシリーズ『T600-2』。もはや、ミドルグレード2chパワーアンプのスタンダード、と言っていいだろう。『T400-2』よりも2万円ほど価格は上がるが、それよりもこちらのほうが売れているというところも興味深い。ある程度予算が上がったとしてもより満足度が高いものが求められていて、このモデルはその期待に応えられている、というわけだ。



サイズ的にもしっかり感があって、カスタムインストールしたときの迫力もあり、その意味でも人気が高いのかもしれない。



ちなみに言うと、パワーシリーズには9つのモデルがラインナップしているのだが、サイズでは4種に分けられる。当機と同サイズのモデルは『T400-4』と『T800-4ad』。それらのどちらかでフロント2ウェイをマルチドライブしようとした際に、サブウーファー用のアンプとして当機を選べば、アンプの大きさを揃えることができる。実は『T400-4』も「4chパワーアンプ6万円以上10万円未満部門」でトップに輝いている。セットで使われているケースは多いはずだ。



さて、その音だが、価格が上がりパワーも上がった分、余裕が生まれサウンドに深みが増している。各楽器の質感もより上質になった印象だ。ボーカルのヌケの良さも上昇している。制動力が上がり、しっかりと音が止まるので、音楽がよりリズミックに聴こえる。S/Nも高く、情報量も豊富だ。圧巻のサウンドを堪能できた。



パワーシリーズを凌ぐものは、パワーシリーズだけ、ということなのだろうか。次期モデルが登場するまで、このランクに変化は起きないのかもしれない。それともこれに勝るアンプが出現するのか…。来年のランキングが今から楽しみだ。




《太田祥三》
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