イース・コーポレーションが発表する【CAOTY2014】カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014 アワード受賞ユニットをチェック! #2: Part.1 2chパワーアンプ編 「6万円未満部門」ランキング分析 | Push on! Mycar-life

イース・コーポレーションが発表する【CAOTY2014】カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014 アワード受賞ユニットをチェック! #2: Part.1 2chパワーアンプ編 「6万円未満部門」ランキング分析

『カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014』がいよいよ発表となった。今月は、その中でもで激戦のクラス『2chパワーアンプ部門』にスポットを当て、そのランクの中身を鋭く分析していこうと思う。

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イース・コーポレーションが発表する【CAOTY2014】カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014 アワード受賞ユニットをチェック!


『カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー2014』がいよいよ発表となった。今月は、その中でもで激戦のクラス『2chパワーアンプ部門』にスポットを当て、そのランクの中身を鋭く分析していこうと思う。

まずは、「2chパワーアンプ6万円未満部門」を取り上げる。上位5位までにランクインしたモデルをすべて試聴してきた。音の印象も含め、それぞれの製品が人気となっている理由を読み解いていく。

http://www.escorp.jp/info/20149653


イース・コーポレーションが発表する【CAOTY2014】





第5位


ロックフォード・フォズゲート『P300X2』



本体価格:4万2000円




ロックフォード・フォズゲート『P300X2』



ロックフォードのパンチシリーズ中、もっとも手頃な2chモデルであるこちらの『P300X2』。定格出力は100W×2ch(4Ω)。ちなみに、これよりも4000円ほど高価な『P400X2』のほうがランクが上だということは興味深い事実だ。このくらいのアップならば、パワーに余裕のあるモデルが選ばれている、のである。これらを購入するのはエントリーユーザーなのだが、エントリーユーザーの中でも、「どうせならより良いものを」という心理が働いているのである。それはすなわち、カーオーディオに対する“期待値”だ。その期待に応えることが出来るか否か…、そこに今後のカーオーディオ界の命運が委ねられていると言っていいだろう。

さて、この『P300X2』の音なのだが。パンチシリーズ中の最廉価モデルとはいいつつも、しっかりとロックフォードらしいサウンドが聴けた。ドライで軽快。ノリ良く音楽が楽しめる。低域のドライブ感といい、中域、高域の充実感といい、コストパフォーマンスの高さを感じる。この製品なら、エントリーユーザーを裏切ることはない。確かなモデルだと感じた。



第4位


ロックフォード・フォズゲート『PBR300X2』



本体価格:4万4000円




ロックフォード・フォズゲート『PBR300X2』



超小型パワーアンプ「パンチ PBR」シリーズの2cモデルが、パンチシリーズの2台の間に割って入った。第5位の『P300X2』より2000円ほど高いにもかかわらず、それを抑えているということは、それだけ“小型”モデルに対するニーズが高い、という証拠だろう。

ところでこのモデルのコンパクトさは驚きのレベルだ。横幅はなんと17.1cm! シート下はおろか、グローブボックス内にも余裕で入る。ビッグスクーターにもぴったりだろう。

その音だが、パンチシリーズのサウンド傾向をしっかりと継承していて、これぞロックフォードというサウンドが楽しめた。ドライブ能力もあり、中高域も生き生きとしている。内蔵アンプと比べて、十二分に“本格派”だ。定格出力も『P300X2』と同等。ただ、それと比べるとサウンドがライトではある。省スペースを取るか、音の深みを取るか…。しかしこの小ささは確実に武器。そして、音も十二分にパンチらしいし、省スペースにこだわってこれを選んでも、後悔はないはずだ。



第3位


ロックフォード・フォズゲート『P400X2』



本体価格:4万6000円




ロックフォード・フォズゲート『P400X2』



『P300X2』よりも4000円ほど高いこちらの『P400X2』。定格出力は125W×2ch(4Ω)だ。結論から先に言ってしまおう。価格は上がっても、『P300X2』よりこちらを選ぶ人が多いことはすんなりと納得できた。音の深みが増している。サウンドの方向性はもちろん同等。ドライでかつシャープ。低域がタイトでリズミックに表現されるところだとか、中高域の質感の良さも『P300X2』と同じだ。それに、深みが加わることで、音楽の印象が1ランク上昇する。スペースの問題で『P300X2』を選んでも、その音にがっかりすることはないが、インストール上の制約がなく、予算も許すなら、おすすめはこちらだ。

ちなみに、上位2機種と比べると価格が約倍に跳ね上がる。しかし、サウンドクオリティもそれと同等に向上していた。このクラスのアンプなら、本格オーディオを手にした満足感も高いはず。良く出来ている製品だ。



第2位


グラウンドゼロ『GZIA 2235HPX』



本体価格:2万5000円




グラウンドゼロ『GZIA 2235HPX』



今年発売になったニューモデルが、堂々の2位にランクイン。これはすごいことだと思う。なぜなら、当ランクは2013年12月から1年間の実売台数がカウントされてのものだ。すなわち、今年の新製品は発売期間が1年に満たないわけで、不利なのだ。にも関わらず、第2位に輝くとは、グラウンドゼロ恐るべし、である。

音を聴いて納得した。印象的なのは低域の出方。弾力感があり、ドライブ能力の高さが光る。量感も十分で適度に締まっている。内蔵アンプからステップアップして、換えた感が相当に大きいはずだ。この価格で、ここまでの音が聴けるとは…。驚きを禁じ得ない。

定格出力も150W×2ch(4Ω)で余裕がある。その余裕は音に出ている。“しっかり感”があるのだ。サブウーファーをブリッジして鳴らしても、十分に良さが出るだろう。



第1位


ロックフォード・フォズゲート 『R150X2』



本体価格:2万3000円




ロックフォード・フォズゲート 『R150X2』



堂々の、2年連続の第1位。その前の年もプライムシリーズの前型モデルが1位だったわけで、実質の3連覇だ。聞くところによると、ぶっちぎりの1位、とのこと。ちなみに、このパワーアンプは、量販店でサブウーファーユニットとボックスとセット販売されていて、人気を呼んでいるという。そのことがランクにも大きく影響しているのだろう。これは良いニュースだと思う。ともすれば若者のカーオーディオ離れもささやかれる昨今、低音増強を実践する人がそれだけいる、ということなのだから。

さて、その音だ。結論は、「プライムシリーズ、あなどり難し」である。れっきとしたロックフォードサウンドが堪能できる。躍動感のあるドライで爽快な音が楽しめた。エントリーユーザーの期待を裏切らない製品だ。低域の魅力は2位のグラウンドゼロが上だが、全体のパランスで言えばこちらだ。好みで選んでほしい。それぞれ満足できる製品であることは間違いない。

ロックフォードの人気の高さと、グラウンドゼロの伸びが如実に感じられた、『2chパワーアンプ6万円未満部門』。次週からは『2chパワーアンプ6万円以上部門』のランキング分析に入っていく。お楽しみに。


《太田祥三》
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