カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #79: DAIHATSU・COPEN by Customize Factory NACKS(カスタマイズファクトリーナックス)前編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #79: DAIHATSU・COPEN by Customize Factory NACKS(カスタマイズファクトリーナックス)前編

音にもルックスにも心血が注がれた珠玉のサウンドマシンたちをご紹介しているこのコーナー。今週から2週にわたっては、埼玉の気鋭ショップ・ナックスが製作したコペンをスペシャル・フィーチャーする。コンパクトなボディに愛情がギッシリと詰まった傑作車両。見どころ、聴きどころをたっぷりリポート!

カーオーディオ カーオーディオ特集記事
カスタム・オーディオマシン Special Feature !!


音にもルックスにも心血が注がれた珠玉のサウンドマシンたちをご紹介しているこのコーナー。今週から2週にわたっては、埼玉の気鋭ショップ・ナックスが製作したコペンをスペシャル・フィーチャーする。コンパクトなボディに愛情がギッシリと詰まった傑作車両。見どころ、聴きどころをたっぷりリポート!


“大人の本気”が凝縮した珠玉の1台!
1/1プラモデルを思わせる真の遊び車!

今週は全体のコンセプトを解説していく。

さて、このコペン。このクルマのことをひと言で言い表そうとするならば、こんなフレーズが相応しいのではないだろうか。

『大人の本気の遊び車』。

ポイントは“大人”、そして“本気”、だ。妥協がなくブレがないあたりが“大人”らしく、そして大胆かつ真っ直ぐな手法をとっているあたりから“本気”の香りがプンプン漂う。

まずは、オーディオカスタムの出発点からご紹介していこう。前提となったのは、“15インチサブウーファーありき”。とにかく15インチを積むことがすべての始まりだった。

ちなみにオーナーは、このクルマを作る以前は、高級Hi-Fiブランドでシステムメイクしたピュア系オーディオを楽しんでいたという。そのサウンドもそれとして十分に満喫していたのだが、新たな刺激が欲しくなり…。次はそれとは真逆なサウンドを実現しようと考えた。そして、やるならばとことんそれを極めようと。

こうして、“大口径サブウーファーを中心とした重低音命なオーディオシステム”をコンセプトとするカスタマイズがスタートしたのである。

しかし! 車両はコンパクトであるところがアイデンティティとも言えるコペン。15インチを積むならば、助手席を潰すしかないのだが…。

オーナーはそれをあっさり快諾。なぜなら、15インチ搭載ありきなのだから。ちなみに車検も“1名乗車”で取っているという。つくづくブレがないのである。このブレのなさが“大人”カスタムの真骨頂、というわけなのだ。



  • gallery picture #1

  • gallery picture #2

  • gallery picture #3


インテリアは次週にタップリお見せするが、カスタムの前提となったサブウーファーボックスだけは先行掲載! ボックスサイドなどに、造形が織りなす独特の“ラインワーク”が展開されていることがわかるだろうか。採用されているサブウーファーは、ロックフォードのT2。

そして、ガワにもインテリアにもすべてに手を入れていく。“すべてに”というところは本気度の現れ。外装で言えば、フルエアロをキメつつ、特注のフィンも入れ込み、さらにはナックスが手掛けた“アンダーフラップ”をも下回り全周に装着。インテリアでも手が入っていない部分は皆無だ。

さらにはカスタムの魅せ方がまた“大人”っぽい。ナックスと言えば、怒濤のパネルワークが1つの代名詞でもあるが、このクルマでは敢えてそれを封印。化粧ボードは要所に使うが、パネルを組み合わせて造形していく作戦は採用されていない。“大きく作ってラインで魅せる”というスタイルが選択されたのである。

なので、完成型はスッキリ、かつ、スタイリッシュ。すべてに手を入れているからこそライン・ワークが効いてくる。コンパクトなインテリアの中に美しいラインが流れ、行き渡る。飽きもこないし、これはこれで手応え十分な、まさに“大人”なアプローチだ。

その美しさは来週たっぷりとご紹介する。今週はひとまず、外装の美しさを中心に堪能してほしい。

そして、15インチサブウーファーを中心にしたオーディオシステムの詳細も次週にじっくりとご紹介していく。お見逃しなく♪



  • gallery picture #4

  • gallery picture #5

  • gallery picture #6

  • gallery picture #7

  • gallery picture #8

  • gallery picture #9


エアロは「NRF」製。要所にアルミのフィンが入れられているが、これはオーナーが特注した部分だ。そしてエアロの下側全周にわたって装着されているのが、ナックス製作の“アンダーフラップ”。アクリルボードを4枚重ねして作られている。そして2色のLEDを使ってツートンに仕上げた。

《太田祥三》
page top