カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #70: TOYOTA・ARISTO (オーナー・藺草卓也さん)by 東京車楽 後編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #70: TOYOTA・ARISTO (オーナー・藺草卓也さん)by 東京車楽 後編

音にも作りにも妥協のないカスタム・オーディオマシンにスポットをあてている当コーナー。今回も、先週に引き続いて東京車楽が製作したアリストをフィーチャーする。フロントのカスタムをたっぷりとお見せしつつ、オーディオシステムについて詳しく解説。じっくりとお読みいただきたい。

カーオーディオ 特集記事
カスタム・オーディオマシン Special Feature !!


音にも作りにも妥協のないカスタム・オーディオマシンにスポットをあてている当コーナー。今回も、先週に引き続いて東京車楽が製作したアリストをフィーチャーする。フロントのカスタムをたっぷりとお見せしつつ、オーディオシステムについて詳しく解説。じっくりとお読みいただきたい。


オーナーとショップの“本気”が
クリア & パワフルな爽快サウンドを創出!

フロントのカスタムについては写真でご覧いただくとして、本文ではオーディオシステムについて解説していく。

さてこのアリスト。ドレコンでよりアピールするためにインテリアカスタムに踏み切った、と先週の記事で紹介した。とは言っても、魅せるためだけのカスタムでは終わっていない。音にも相当なコダワリが注入されているのだ。音がいいことも“カッコ良さ”だ。ギャラリーへのアピール度も高まる。さらには、普段からゴキゲンなサウンドが楽しめたほうがいいに決まっている。せっかくオーディオを積むのだから。

では、どのようなコダワリが注入されているのかというと…。




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レッドをメインカラーとし、そこにシルバーとブラックを融合させて、存在感あるインテリアカスタムが完成! シルバーの部分はすべてリアルカーボン。必要な部分には貼り、しかし、やり過ぎにも注意しながら、絶妙なバランスでカーボンを配した。


1つ目のコダワリは、ユニットチョイスにある。

使用ユニットをざっとご紹介していこう。まず、ヘッドユニットは、カロッツェリア・サイバーナビ。パワーアンプは名機、PHDのART-2150×2台。スピーカー群もPHDでまとめている。フロントスピーカーには、AF5.1KITを、そしてサブウーファーにはFB10.1Wを、さらにリアスピーカーには、FB5.1KITを採用している。




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スピーカーのコーンがシルバー仕様だったことも功を奏している。ドアトリムの赤い部分は、上側がアルカンターラ、下側はレザーと、素材を変えて変化を付けた。そして、ドア内部には、音に対する工夫が存分に注がれている、というわけだ。


リアスピーカーはスタンダードグレードだが、それ以外のPHDユニットはすべてハイグレードモデル。この陣営は、ドレコンでアピールするためだけのものとは思えない。音にこだわっているからこそのチョイスだ。オーナーの“本気”が十二分に感じ取れる。

2つ目のコダワリポイントは、インストールにある。ここからは製作ショップ、東京車楽のコダワリだ。

それを解説する前に、まず、システムレイアウトをご紹介しておきたい。




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ヘッドユニットはサイバーナビ。ナビが入れられているセンタークラスターパネルは、時計やメーター類を埋め込みながら、スタイリッシュに仕上げられている。ツイーターを埋め込んだピラーには、アクリルのラインも入れられている。


パワーアンプは2台とも2chモデル。1台でフロント2ウェイを鳴らし(パッシブクロスオーバーネットワークで帯域分割)、もう1台でサブウーファーを鳴らす(ブリッジ接続)というものだ。リアスピーカーは、サイバーナビの内蔵アンプ(リアスピーカー出力)で鳴らしている。

リアchをフロント用に使ってマルチアンプ駆動させるという方法ももちろんあるが、そうするとリアスピーカーを殺すことになってしまうので、そのシステムは採用されていない。リアスピーカーはイベント会場でのギャラリーアピールのために必要なのだ。

というわけで、フロント2ウェイ+サブウーファーをパッシブネットワークで鳴らすというスタンダードなシステムが採用されている。その上でコダワリを注入。スタンダードなシステムにハイグレードなワザを詰め込み、ベストを引き出すことにトライした。




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オーバーヘッドパネル、シフト周り & ノブ、そして、助手席3連モニター周囲と、シルバーカーボンを貼ってある場所はすべて、ベースのパネルを製作した後にカーボンを貼る、という細やかな作業が繰り返されて完成されている。


まず、2ch用のパワーアンプがハイグレードモデルなので、そもそも音の素性は高い。それをベースに、インストールを追い込むことで各ユニットの実力を十二分に引き出していこうという作戦が取られている。

キモはミッドウーファーのインストールにおける、バッフルとデッドニングにある。バッフルはバーチ材を使ってHi-Fi仕様で製作。そしてデッドニングにも東京車楽のノウハウを完全注入。すべての詳細をお伝えすることはできないが、例えばアウターパネルの共振対策。インパクトビームにアルミパネルを貼るという方法で強力に防振してある。大胆なワザと緻密な計算を融合させて、スピーカーが存分に力を発揮できる状態を作り出している。

サブウーファーセッティングもこだわった部分だ。先週の記事で、リアトレイを15mmの板×3枚で補強してあると書いたが、これはまさに、音のためにしたことだ。サブウーファーをがっちりと固定し、確実にドライブさせようとしている。

こうして、クリアで、かつパワフルな、爽快サウンドを身にまとうこととなった、このアリスト。オーナーとショップ双方のやる気と情熱が存分に注がれた結果だ。その熱さは、そのままギャラリーにも伝わるだろう。どこかのイベントで見かけたら、そこのところを、アナタの目と耳でぜひご確認を♪

《太田祥三》
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