カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #60: TOYOTA・ist(オーナー・三浦尚樹さん) by LEROY(ルロワ)(後編) | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #60: TOYOTA・ist(オーナー・三浦尚樹さん) by LEROY(ルロワ)(後編)

#60: TOYOTA・ist(オーナー・三浦尚樹さん) by LEROY(ルロワ)(後編)

カーオーディオ 特集記事
カスタム・オーディオマシン Special Feature !!


#60:
TOYOTA・ist(オーナー・三浦尚樹さん)
by LEROY(ルロワ)(後編)

サウンドにもカスタムにも、妥協なき情熱が注がれた秀作マシンをご紹介しているこのコーナー。先週と今週の2週にわたっては、愛知の実力ショップ、ルロワが製作したイストをフィーチャーしている。今回はサウンドシステムとフロントのカスタムに焦点をあてる。至高のHi-Fiサウンドが追求されたそのシステムの詳細とは…。

音にとって良いことを1つ1つ積み重ね魅惑の“Hi-Fiカスタムマシン”が完成!!

早速、システムレイアウトからご紹介していこう。

ヘッドユニット & プロセッサーにはカロッツェリア・DEH-P01をチョイス。パワーアンプはカロッツェリアX・RS-A99X×2台を採用。フロントスピーカーは、カロッツェリアの17cmセパレート2ウェイスピーカー、TS-Z172PRSに、同6.6cmミッドレンジ、TS-S062PRSを加えた3ウェイシステム。サブウーファーには、カロッツェリア・スピーカーの最高峰、1000RSシリーズのTS-W1000RSを使用している。

目指しているサウンドは、純粋なるHiFiサウンド。何かを足して色づけすることなく、ただただ使用するユニットのポテンシャルを100%引き出すことに真摯に取り組み、それを実現。


コクピット


コクピットはシンプルに、スタイリッシュにフィニッシュされている。3ウェイスピーカーが凛とした存在感を放ち、Hi-Fiシステム搭載車らしい重厚な雰囲気を醸し出す。


音にとって良いことが、1つ1つ積み上げられているのだ。どのようなシステムであってもそれを実践し、その都度の条件下で最高の音を獲得することに常にトライするのがルロワのやり方。これは、ルロワのオーディオショップとしてのプライドだ。

具体的にどのようなことが行われているかご紹介していこう。まずは、ミッドレンジに対してツイーターを外側に取り付けてあることがポイント。車種によってはこのように取り付けられないこともあるが、それができる車種においては、こうすることでステージを広く再現することが可能だという。

次のポイントは、ツイーターとミッドレンジそれぞれを、リスナーの耳に直向けしていること。直接音をできるだけ多く耳に届けようとする手法が取られている。


(サムネールはクリックで拡大。拡大後は写真右側クリックで進む:左側クリックで戻る)



ドアは純正の印象を尊重して仕上げられている。ナビは、1DIN+1DINタイプのサイバーナビをチョイス。これならばナビ本体を他の場所にインストールできるので、センタークラスターの2DINスペースで、ナビとハイエンドオーディオを完結できるのだ。#1

ドアは純正の印象を尊重して仕上げられている。ナビは、1DIN+1DINタイプのサイバーナビをチョイス。これならばナビ本体を他の場所にインストールできるので、センタークラスターの2DINスペースで、ナビとハイエンドオーディオを完結できるのだ。#2


ドアは純正の印象を尊重して仕上げられている。ナビは、1DIN+1DINタイプのサイバーナビをチョイス。これならばナビ本体を他の場所にインストールできるので、センタークラスターの2DINスペースで、ナビとハイエンドオーディオを完結できるのだ。


ミッドウーファーの取り付けにおいてもいくつかポイントがある。まずは背圧対策。音のヌケを良くし、跳ね返ってくる音エネルギーをできる限り減少させてある。また、バーチ材+MDFでバッフルを製作していることもポイントだ。素材を複合的に使用することで、複数の共振周波数に対して効果を発揮できる。デッドニングにおいても同様だ。制振素材を複合的に活用し、そもそも厚み・強度が部位によってばらばらなインナーパネルを、可能な限り均一にしていく作業を敢行。これにより、インナーパネル全体を、イメージとして1枚の“面”にしていくのだ。こうしてドア内部を、オーディオ的に理想的な状態に近づけていく。


(サムネールはクリックで拡大。拡大後は写真右側クリックで進む:左側クリックで戻る)



Aピラーはグレーのスエードでフィニッシュ。各スピーカーの周囲には、このイストでのテーマカラーであるイエローLEDを忍ばせる。ドアのミッドウーファーのアウターバッフル表面は、ブラックペイントで仕上げた。#1

Aピラーはグレーのスエードでフィニッシュ。各スピーカーの周囲には、このイストでのテーマカラーであるイエローLEDを忍ばせる。ドアのミッドウーファーのアウターバッフル表面は、ブラックペイントで仕上げた。#2


Aピラーはグレーのスエードでフィニッシュ。各スピーカーの周囲には、このイストでのテーマカラーであるイエローLEDを忍ばせる。ドアのミッドウーファーのアウターバッフル表面は、ブラックペイントで仕上げた。


取り付けを追い込むことで、イコライザーを使う必要性がほとんどなくなっているという。ピークやディップの発生をきっちりと押さえ込むことに成功しているのだ。

ところで先週の記事の中で、このイストが“成長するクルマ”であるとご紹介した。外装においても内装においても、そしてオーディオにおいても、時間をかけてコツコツとステップアップさせてきたクルマであるのだ。オーディオはエントリーシステムから順調に成長し、今年の初頭には遂に、アンプとサブウーファーがハイエンドモデルに換装されるまでに成長を遂げた。

これは実は、さらなるシステムアップの序章。オーナーの三浦さんは、フロントスピーカーをサブウーファーと同じ1000RSシリーズに変更することを視野に入れている。

それは、アンプを付け替える段階で見据えられていた。なので、ラゲッジに手を入れる段階でサブウーファーだけ先行してTS-W1000RSが入れられたのだ。

アンプを変更する段階でサブウーファーまでを変えたのは、ラゲッジの仕様変更を何度も行わないため。こつこつと時間をかけて進化させていく中で、無駄な出費は極力したくないし、させたくない。オーナーの情熱をバックアップするために、先々を見据えて、効率的にステップアップが進められているのである。

さて、ルロワ・クオリティが確実 & 着実に反映された、“Hi-Fiカスタムマシン”のこのイスト。カーオーディオ・フリークにとっての1つの理想形と言っていい。うらやましい限りだ♪

《太田祥三》
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