『DIATONE SOUND.NAVI』を楽しみ尽くそう! ちょっとのことで、もっとポテンシャルを引き出せる!? 使いこなし術、完全マスター講座! #6: スタンダードモデル「NR-MZ80」のサウンドチューニング機能を実践解説! Part.4 | Push on! Mycar-life

『DIATONE SOUND.NAVI』を楽しみ尽くそう! ちょっとのことで、もっとポテンシャルを引き出せる!? 使いこなし術、完全マスター講座! #6: スタンダードモデル「NR-MZ80」のサウンドチューニング機能を実践解説! Part.4

#6: スタンダードモデル「NR-MZ80」のサウンドチューニング機能を実践解説! Part.4

カーオーディオ カーオーディオ特集記事
『DIATONE SOUND.NAVI』を楽しみ尽くそう! ちょっとのことで、もっとポテンシャルを引き出せる!? 使いこなし術、完全マスター講座!


#6:
スタンダードモデル「NR-MZ80」のサウンドチューニング機能を実践解説! Part.4


【今回のテーマ】

イコライザー調整

講師:サウンドステーション クァンタム 土屋和之氏

【特別コラム:『DIATONE SOUND.NAVI』を薦める理由!】

第4回/ピットハウスコスギ

『DIATONE SOUND.NAVI』のスタンダードモデル「NR-MZ80」。これを楽しみ尽くすための情報満載でお届けしている当企画。最終回となる今回は、「イコライザー」調整について解説していく。「NR-MZ80」の「イコライザー」は10バンド。これをどう使うと楽しくなるのか…。じっくりとお読みいただきたい。

最初に、「イコライザー」とは何なのか、簡単におさらいしておきたい。

「equalize」とは、「等しくする」「均一にする」を意味する。ざっくりと言ってしまえば、“周波数特性をならす”、という意味合いの機能である。

車室内は音響特性が乱れやすい環境なので、乱れた特性を正すために「イコライザー」が使われる。つまりは、“ソースに収められた信号を、そのまま正しく再生する”ための機能なのである。これが、Hi-Fi的な方向性においての「イコライザー」の役割だ。

ちなみに言うと、スピーカーを換えていったり本格的にシステムを組んでいくときには、取り付けの段階でいかに周波数特性の乱れが出ないようにするかが大事だとされている。「イコライザー」を使わなくてもすむ、という取り付けが理想なのだ。

ただ、今回のようにスピーカーが純正のままだったら、総合的なサウンド調整で周波数特性の乱れを整えていくしかない。「イコライザー」をいろいろといじってみて、“正しく聴こえる”ように調整していこう。

また、Hi-Fiとは違った方向性にはなるが、「イコライザーを積極的に活用して、音作りをする」という使い方もアリだ。どのような味付けをするか、を楽しむのである。

というわけで今回は、「音の変化を楽しむための使い方」と、「Hi-Fi的な使い方」の両方をご紹介していく。初心者はまず、前者の使い方からトライしてみるといいだろう。

01 「音の変化を楽しむ」使い方


「音の変化を楽しむ」使い方


調整を始めるためには、写真1の「Sound Setting」の画面から「イコライザー」を選択。そうして写真2の、「イコライザー設定」画面に進もう。

デフォルトの状態では、写真のように「フラット」の設定になっている。そして、「フラット」というボタンの上に、「ポップス」「ロック」「ジャズ」「R & B」というボタンがある。まずはこれらを活用する楽しみ方からご紹介してみたい。

これらはつまり、それぞれのジャンルっぽさを強調する音作りがされている、というわけなのだが、それぞれの中で、自分にとってもっとも耳あたりが良いと感じられるのはどれか、順位を付けてみてほしい。4つの設定それぞれで、自分が普段よく聴いているCDをかけて、それぞれでどのように聴こえるか確認してみよう。

そして、第1位、と第2位を聴き比べる。例えば、「R & B」が1位で、「ポップス」が2位だったとする。「R & B」では低域が持ち上げられていて、「ポップス」では低域は絞られ逆に中域がブーストされている。もし、『低域は「R & B」が良かった、ボーカルは「ポップス」が良かった』と感じたのなら、「R & B」のセッティングをベースにして、1kあたりを「ポップス」と同じように上げてみよう。そうしてその音が気に入れば、それを「カスタム」に登録。

つまり、既存のイコライザーカーブを利用してサウンドチューニングを行う、というやり方だ。

さて、「カスタム」に登録した段階で、「R & B」のほうは元の設定に戻る。なので今度は、「カスタム」と「R & B」、「ポップス」を聴き比べる。

ポイントは、“聴き比べる”というところにある、とのことだ。比較検討し、違いを見つけることが「イコライザー」調整のキモなのだ。

さらに、別な日に再度聴き比べをしてみよう。そして、メモリーしておいた「カスタム」で、足りないと感じたところを上げてみて、うるさいと感じたところを下げてみる。「フラット」も比較検討の対象に加えてみよう。このように“比較検討”によって好みの音を日々追求してみると、調整の楽しさが味わえる。かつ、操作することで音がどのように変わっていくか、経験値を積むこともできるだろう。

02 「Hi-Fi的な」使い方


「Hi-Fi的な」使い方


今度は、「Hi-Fi的な」使い方について解説していきたい。「音源どおりの音に補正する」という使い方だ。

ちなみにプロならば、フラットの状態で音楽を聴いて、どのあたりの周波数にピークやディップが出ているか、大体見当が付くという。気になる部分をピンポイントで上げ下げして調整を完了できる。しかし、初心者はそうはいかない。

ではどうするといいのか。

まずは「フラット」の状態から、1バンドずつ、上げたり下げたりしてみよう。上げても下げても良い感じにはならなかったら、そのバンドは“触ってはいけないバンド”、ということになる。なので、フラットの状態に戻す。

戻す途中で「このあたりだと良く聴こえる」と思うポイントが見つかったバンドは、そこに決定。

すべてのバンドでこの操作を行い、その状態を「カスタム」に登録して、その上で「フラット」と聴き比べてみる。良くなっているか、悪くなっているのかを確認してみよう。全体的に聴いてみると、また違って聴こえたりする。どちらが良いのかわからなくなったら、もう1度「フラット」の状態に戻して、また1バンドずつ上げ下げして確認していく。

これを何度もやっていると、それぞれをいじることでどのような変化が生まれるかが頭に入ってくるはずだ。サウンドチューニングは経験がものをいう。とにかく、いじるべし、なのだ。

聴こえてくる音が、“収められた信号どおりの音”に近づくように、調整を繰り返していこう。“収められた信号どおりの音”がどんな音が分かっておくことも大切だ。自分にとって基準となるオーディオ装置を決めておき、それで何度も聴いておくといいだろう。

ところで、「イコライザー」調整をマスターすることで、音の変化を聴き分けられる力が付いてくるはずなのだが、これはとても重要なことだ。カーオーディオの楽しさがさらに深まるのだ。

例えば、スピーカーを交換したときの音の違いをより大きく感じ取れるようになるので、グレードアップしたときの感動が大きくなる。製品選びをするときにも、好みのモデルが見つけやすくなるだろう。

ここまで6回に渡ってお贈りしてきた当企画、いかがだっただろうか。これを参考に、「マルチウェイタイムアライメント」も含め、ぜひともご自分でもサウンドチューニングを楽しんでいただきたい。あなたの使っている「NR-MZ80」の潜在能力を十分に引き出して、カーオーディオの楽しさにどっぷりと浸ろう。

自分でやってみて壁にぶつかったら、プロショップに行って相談してみるのも1つの手だ。自分1人で悩んでいると深みにハマることもあるから、そこのところは注意が必要だ。

高いポテンシャルを秘めた『DIATONE SOUND.NAVI』。使いこなして楽しみ尽くさないと、もったいない♪


特別コラム:『DIATONE SOUND.NAVI』を薦める理由!


第4回/ピットハウスコスギ

『DIATONE SOUND.NAVI』をお薦めする理由について、全国の実力ショップにお訊きしている当コラム。第4回目の今回は、香川県の人気ショップ、ピットハウスコスギの古杉さんにコメントをいただいた。

「以前にカーオーディオを楽しんだことがある方や、ホームオーディオに凝っている方が、『DIATONE SOUND.NAVI』をきっかけに、カーオーディオを再開、または初挑戦されていますね。

このように、興味はあっても大がかりなユニットを導入することにはためらいを感じていた方に、『DIATONE SOUND.NAVI』はぴったりだったんです。カーナビとハイエンドオーディオをこれ一台で両得できるんですから。調整機能もまさにハイエンド機のレベルです。超高級ユニット、ダイヤトーン・DA-PX1よりむしろ使いやすいくらい。そして、メディア対応力の高さも魅力の1つですね。HDMI端子も備えていて、スマホをミラーリングさせることも可能です。

ところで『DIATONE SOUND.NAVI』ユーザーの方には、今後ぜひ、サブウーファーの導入を検討していただきたいですね。低域を補強することは、Hi-Fiにおいて相当に効果的なんです。低域だけでなく、全帯域に渡ってサウンドが充実します。ステージの奥行きも出ます。『DIATONE SOUND.NAVI』を導入しているということは、その感動を味わう準備ができているということなんです。絶対、お薦めです」

ピットハウスコスギに行けば、『DIATONE SOUND.NAVI』+サブウーファーの感動をデモカーで体験可能だ。お近くの方はぜひ♪

《藤澤純一》
page top