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【carrozzeria TS-V172/WH-1000A】バリューをプロショップに訊く! #4: M.E.I.(広島県)

今夏にフルモデルチェンジを果たして新登場したカロッツェリアの新Vシリーズ。全国のプロショップに取材し、その実力の神髄に迫ろうとしている当コーナー。3回目となる今回は、広島の実力ショップ、M.E.I.(エムイーアイ)の山本さんにお話をお訊きした。

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【carrozzeria TS-V172/WH-1000A】バリューをプロショップに訊く!

今夏にフルモデルチェンジを果たして新登場したカロッツェリアの新Vシリーズ。全国のプロショップに取材し、その実力の神髄に迫ろうとしている当コーナー。3回目となる今回は、広島の実力ショップ、M.E.I.(エムイーアイ)の山本さんにお話をお訊きした。

山本さんが新Vシリーズの音を最初に聴いたのは、5月に行われた新製品発表会の会場。会場内の環境で聴いた限り、あまり印象には残らなかったという山本さん。しかし、ユーザーのクルマに取り付けて聴いてみると…。

「カロッツェリアの音を愛好するユーザーの方から、新しいサイバーナビと新Vシリーズの取り付けをご依頼いただいて、それで初めて、じっくりと新Vシリーズの音を聴くことができました。

取り付けて音を聴いたら、評価が一変しましたね。


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全体的な音の印象が、前までのVシリーズとはガラッと変わっていました。音に芯があります。このくらいの価格(定価/6万3000円)のスピーカーになると、エントリーモデルと比べて明らかに良い点がないとおすすめしにくいのですが、新Vシリーズには確実にそれがあります。音が繊細ですし、レンジも広い。最初、低域が足りないかなと思ったんですが、鳴らしているうちにどんどん出るようになってきました。低域の量感も十分だと思います」

新Vシリーズを気に入った山本さんは、早速『音質UPプラン/スピーカー交換~中級編~』というセットプランを設定。

「新Vシリーズ本体と取り付け工賃をセットにしたプランです。ワンオフのインナーバッフルと一部のデッドニング、さらにはスピーカーケーブル、調整まで含んでいます。積極的におすすめしていきたいと考えて、お求めやすいセットプランを組んでみました。

それほど音質にこだわっていないナビヘッドで鳴らしても、答えを出してくれるスピーカーです。とりあえずはお手持ちのナビヘッドに組み合わせて、気軽に新Vシリーズの良さを味わっていただきたいですね。

デッドニングも、部分的に施すだけでもある程度鳴ってくれますから、ツイーターはダッシュの上に載せて、ミッドはインナーでというように、取り付け工賃を抑える形で導入していただけたらと思っています。取り付け性の高さはVシリーズならではですし、多くの車種に大がかりな加工なしで装着できると思います。

少しプラスして、カロッツェリアから発売されているメタル製のインナーバッフルを使えばさらに音は良くなりますね。しっかりとしたデッドニングをすればもっと良くなります。やればやっただけ新Vシリーズの良さを引き出せます。ライトに取り付けて楽しむも良し、後から音質アップに取り組むも良し。発展性のあるスピーカーです」

さらに山本さんはこう語ってくれた。


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「パッシブクロスオーバーネットワークがバイアンプ対応になっています。サイバーナビと組み合わせたとき、フロント+リアスピーカー内臓4ch出力すべてを使って、ミッドウーファー+ツィーターをそれぞれ駆動することができます。こうすることで、各スピーカー個別にタイムアライメントがかけられるようになるわけです。サイバー+Vシリーズの組み合わせで、マルチアンプシステム的に楽しめるんですね。

新Vシリーズを付けたいと思われる方は、スピーカー交換をするのが初めて、というケースが多いんですね。初めてのスピーカー交換で本格的なシステム、本格的な音に触れられます。お得なスピーカーだと思います。そして、新Vシリーズをきっかけに、カーオーディオの楽しさに目覚めていただけたら、さらにうれしいですね」

気軽に本格的なサウンドに触れられるスピーカー、それが山本さんの新Vシリーズ評だ。初めてのスピーカー選びに迷っているアナタ! 新Vシリーズを試して損はなさそうだ。

《太田祥三》

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