先週からスタートした当コーナー。
カスタム・カーオーディオ好きの皆さまに贈る、スペシャル連載！ 第2回目の今回は、先週に引き続き、栃木の実力店・lc sound factory製作のアルファードをご紹介！ フロントセクションをたっぷりと写真で魅せつつ、オーディオシステムについて詳しく解説する！
至高のスピーカーT5を、フロントトリプルで聴かせる！
フロントセクションの詳細については各写真を観ていただくとして、本文ではオーディオシステムについて解説していきたい。
フルカスタムのフロントセクション。しかしあくまでスッキリとした完成度。本革、スネーク柄のレザー、ペイントと、フィニッシュ技は多彩だが、バランスよくまとめ上げられている。
（サムネールはクリックで拡大。拡大後は写真右側クリックで進む：左側クリックで戻る）
ドアにはT5のミッドベースをヨコに2発搭載。それに対応するツイーターはピラーに2発。ちなみにドアトリムは、緩やかにラウンドしている。これは、ドアを真後ろから観たときでもLEDの光を目視できるように、というアイデアだ。スピーカーグリルは、ヘビのキバをイメージしている。
驚かされるのは、ロックフォードのフラッグシップスピーカー・T5が、なんと合計6セットも導入されていること！ フロントに3セット、センターに1セット（モノラル）、そしてリアに2セット。これらをドライブするパワーアンプは、ロックフォード・T1000-4ad×3枚＋T1500-1bdCP×3枚。こちらも上級アンプでまとめられている（モノchのアンプ3台は、ロックフォードのサブウーファー、T1＜15インチ＞×3発をそれぞれ鳴らしている）。
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センタークラスター上部のモニターは10インチにも関わらず、あくまでも自然にフィット。モニター下部に入れられたボルトメーター & シフトレバー周辺はスネーク柄のペイントフィニッシュ。シフトの左側には、LEDやアクチュエーターのスイッチを集中配置。そしてその下に、サイバーナビ & DVDプレーヤーをセットしている。
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セカンドシートもフルに張り替えられている。本革とスネーク柄のレザーを上手くバランスさせている。シートの背面には、サブウーファー×3発をセット。シールドボックスでタイトな低音を再現する。
このような豪華システムを組んだ狙いは、ずばり、「カーショーでインパクトを放つ」ため！ センタースピーカーもリアスピーカーもセットされているが、5.1chシステムが組まれているわけではない。ギャラリーに大迫力かつ高音質サウンドをデリバリーするためなのである。徹底的に、ショーカーとしての完成度が追求されている、ってワケだ。
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サブウーファーボックスの下側にはヒューズブロックが入れられたボックスが隠されていて、電動でオープンする。右側、左側で、それぞれプラス、マイナスと分けられている。
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ダッシュ上部の左右にフロントスピーカーとしてもう1セット、T5をセット。センタースピーカーもT5。薄くモノラルで鳴らし、センター定位を向上させる。助手席のグローブボックスには、センタークラスターから移設したエアコンスイッチをヒドゥン。天井もフルトリム。センターコンソールはリアシート間まで伸び、この内部にはリレー類がセットされていて、集中メンテナンスが可能。
オーナーの小金沢さん。ここまでのショーカーを完成させたその情熱に、感服デス!!
もちろん、ドライブ中でのグッドサウンド実現にも抜かりナシ！ フロントトリプルを最大限に活かし、このクルマでしか聴けない大迫力のステレオサウンドを表現する。各スピーカーの取り付けには同店ならではのコダワリの技術が注入されていて、高級スピーカーの素性を100%発揮できるようになっている。ロックフォードのプロセッサー、3SIXTYで制御し、ドアのスピーカーだけで聴く場合と、ダッシュのスピーカーも鳴らす場合、それぞれを独自調整。全帯域の厚みを優先するならトリプル、シャープに鳴らしたいときはダブル、というように、2通りのサウンドが楽しめる。
とにもかくにも豪華な1台！ 今シーズン、各ショー、イベントで大活躍すること間違いナシのこのクルマ。どこかで見かけたときは、実物のスゴさを肌で確認すべし!!!
