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【DIATONE NR-MZ60】実力ショップの実装体験から探るサウンドナビの実力 #1: By Soundstage

7月上旬よりデリバリーが開始された、話題の新機軸ユニット「DIATONE SOUND.NAVI」。

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【DIATONE NR-MZ60】実力ショップの実装体験から探るサウンドナビの実力

7月上旬よりデリバリーが開始された、話題の新機軸ユニット「DIATONE SOUND.NAVI」。

当コーナーではこれから数回に分けて、話題沸騰のこのユニットの実力・魅力を、プロショップの実装体験をもとに掘り下げていきたいと考えている。第一回目の今回は、香川県の有名店、サウンドステージの藤川マネージャーにお話をうかがった。


実力プロショップの実装体験から探る「DIATONE SOUND.NAVI」の魅力! #1: By Soundstage

取材日は、7月10日、ちょうどこの日に同店の「DIATONE SOUND.NAVI」、装着第一号車が誕生! 取り付け直後の、超新鮮なお話をお聞きすることができた。

ところで、「DIATONE SOUND.NAVI」登場のニュースを聞いたとき、藤川さんはそれについてどのような感想を抱いたのか。そのあたりからご紹介してみたい。

「こういう製品が出て来るのを随分前から待っていたんですよ。三菱電機から登場したわけですけど、他のメーカーがもっと先に作っていてもおかしくなかったし、そうしてほしいとお願いもしていたんですけどね(笑)」。なるほど、藤川さん的には、まさしく『待望』のユニットだったわけだ。『待望』していたポイントはどこにあったのか。

「ハイエンド・ソースユニットとナビが一体化した製品、という部分です。今や、ほとんどクルマがナビを付けていますよね。ナビが付いている上でハイエンド・ソースユニットを付けようとすると、少なくとももう1DIN分のスペースが必要となる。そこに矛盾というか問題があると感じていて。カーオーディオの愛好者を増やすためには、ナビと一体化したハイエンド・ソースユニットが必要だと思っていたんです」。

さて、今回の実装車両、富田さんのVW・ポロ。システムは、「DIATONE SOUND.NAVI」をソースユニットに、ビーウィズのアンプでダイヤトーンのDA-G50をバイアンプでマルチ的に鳴らしている。ちなみに「DIATONE SOUND.NAVI」を付ける前は、CDレシーバー+プロセッサーでシステムを統括していたが、そのプロセッサーが壊れてしまい、それに伴ってCDレシーバーの使用もやめ、しばらくはAV一体型のナビをソースユニットとして使用していた。それに物足りなさを覚えつつも、スペースのことを考えると、新たなソースユニットなりプロセッサーなりの導入にためらいを感じ…。

そこに、「DIATONE SOUND.NAVI」が登場。それまで使っていたナビはあっさり処分し、「DIATONE SOUND.NAVI」の導入にいち早く踏み切った。このユニットなら、2DIN分のスペースだけで、ナビとハイエンド・ソースユニットを両得できる。そこが導入の決め手となったのだ。


実力プロショップの実装体験から探る「DIATONE SOUND.NAVI」の魅力! #1: By Soundstage

調整を煮詰めていく作業は今後だが(取り付けが済んだばかりなので)、今の段階ですでに、その音の良さに富田さんは大満足しているという。

さて、藤川さん的には、「DIATONE SOUND.NAVI」の音は、いかがだったのだろうか。「分解能、情報量は、間違いなく高く、多いですね。ソースの音を、そのまましっかりと出してくれている印象です。これならどのアンプやスピーカーを使っても、それぞれの特長をそのまま楽しむことができるでしょう。ソースユニットとしては、そこはとても重要な部分です。あと、調整機能の性能も、手をかければしっかりと応えてくれる印象です。こちらの意志どおりに音を組み立てられる、『使える』プロセッサーという予感がしますね」。

「DIATONE SOUND.NAVI」。素性の高さは間違いなさそう。コンセプト的にも、内容的にも、まずは藤川さんの期待どおり、というところであるようだ。

知れば知るほど「DIATONE SOUND.NAVI」への興味が深まる。今後、カーオーディオの世界の中でどのような立ち位置を築いていくのか、次回以降のレポートで、そのあたりも探っていけたらと考えている。

《太田祥三》

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