お手軽さを追求するか、本格サウンドを求めるか::最旬“コンプリートウーファーBOX”の実力を探る! #5: “アンプレスタイプ”インプレッション〜グラウンドゼロ編〜 1枚目の写真・画像 | Push on! Mycar-life

お手軽さを追求するか、本格サウンドを求めるか::最旬“コンプリートウーファーBOX”の実力を探る! #5: “アンプレスタイプ”インプレッション〜グラウンドゼロ編〜 1枚目の写真・画像

#5: “アンプレスタイプ”インプレッション〜グラウンドゼロ編〜低音を手軽に強化する有効なツールとして、“コンプリートウーファーBOX”をご紹介してきた当連載。最終回となる今回は、前回に引き続き、“アンプレスタイプ”のインプレッションをお届けする。クローズアップするブランドは、ドイツの実力ブランド、グラウンドゼロ。3製品について、じっくりとリポートする。今回ご紹介するグラウンドゼロの3製品も、先週のロックフォードの3製品と同じく“アンプレスタイプ”の“コンプリートウーファーBOX”だ。つまり、ボックスとスピーカーユニットが一体化されているが、パワーアンプとケーブルが別売り、というタイプだ。ところでグラウンドゼロと言えば、スピーカーやパワーアンプを、ハイエンドモデルからエントリーモデルまで幅広くラインナップしているブランドとしてお馴染みだ。そして、サブウーファーについもそれは同様。ブランドの歴史をサブウーファーからスタートさせているということもあり、サブウーファーについても、相当に自信を持っているブランドである。だがマイカーライフでは、これまでグラウンドゼロのサブウーファーをじっくり聴く機会を得ていなかった。今回の試聴では、グラウンドゼロの“アンプレスタイプ”の音はどうなのか、ということに加えて、そもそもグラウンドゼロのサブウーファーの実力がどうなのか、というところも確認できた。とても意義深い試聴となった。その結果やいかに…。とその前に、まずはざっと、試聴環境についておさらいしておきたい。テスト環境は先週とまったく同様だ。ロックフォード・フォズゲートの2ウェイスピーカー『T4』(税抜き価格:17万円)と一緒に鳴らして試聴。これを鳴らすパワーアンプには、同・P300X2(税抜き価格:4万2000円)を使用し、サブウーファーは同・P500X1BD(税抜き価格:6万8000円)でドライブした。WAVデータを、PC→オーディオインターフェース→パワーアンプと伝送。2ウェイスピーカーへのハイパスはパワーアンプ内のクロスオーバーで行い、ツイーターとミッドウーファーに対するクロスオーバーは、スピーカー付属のパッシブクロスオーバーネットワークで実行。2ウェイスピーカーのハイパスのクロスポイントは70Hzあたりに設定し、スロープは-12dB/octとした。サブウーファーに対しても、ローパスはアンプ内蔵のクロスオーバーで、2ウェイスピーカーへのハイパスと同等に設定。ケーブルはすべて『モンスターカーオーディオ』を使用。パワーケーブルは、MCA PF4R/B(3000円/m)、ラインケーブルは、MCA 350i-2M(8000円/2m)スピーカーケーブルは2ウェイスピーカー用として、MCA 350S16(800円/m)、サブウーファー用として、MCA 350S12(1500円/m)を使用した。01 グラウンドゼロ・GZIB 100XBT(税抜き価格:2万5000円)価格が2万5000円というお買い得モデル。ボックスの全体的なデザインは案外シンプルで、その分コストダウンが図られているのが見て取れる。とは言っても、プロテクションバーは着いているし、ロゴは刺繍。見た目はなかなかだ。さらには強度も十二分なので、音に対して抜かりはなさそう。こちらは10インチモデルだが、12インチモデル(税抜き価格:3万円)もある。搭載されているサブウーファーは4Ωシングルボイスコイル、定格入力は250W。バスレフタイプ。ボックスのサイズは、幅×高さ×下面奥行き/上面奥行きで460×295×260/260(mm)。音を聴いて即、このモデルのコストパフォーマンスの高さを思い知った。太く、どっしりとした低音だ。低い帯域からしっかり鳴っている。そして伸びやかさも適度。余裕もある。低域の量感が控えめなジャズのピアノトリオ音源を聴いても、伸びやかに低音を再生。音に暖かみも感じられた。エントリーシステムはもちろん、中級システムでも十二分に使えそうだ。価格以上の低音が聴けた。02 グラウンドゼロ・GZHP 30XBT(税抜き価格:6万4000円)GZIB 100XBTに対して、ぐっと価格は上昇するものの、箱全体の作りの質感も価格に比例して向上。搭載しているサブウーファーは、単品モデル名で言うと、GZHW 30X(税抜き価格:4万円)。アルミニウムコーンが特徴の、12インチ2Ωダブルボイスコイルのサブウーファーユニットだ。なお、当サブウーファーボックスでは、ターミナルでの接続方法を変えることにより、1Ω接続、または4Ω接続、どちらかを選べる。使用するパワーアンプの性能によって、またはどんなサウンドが欲しいかによって、好きなほうを選ぶことが可能だ。今回の試聴では、よりパワーをかけるべく、1Ω接続で鳴らした。定格入力は800W。余裕のスペックだ。ボックスはバスレフ型、サイズは、幅×高さ×下面奥行き/上面奥行きで、570×380×420/300(mm)。なお、バッフル面の4隅に、ホワイトLEDがセットされているのも特長。これを光らせるためには、LED専用に電源を引く必要があるが、ひと手間かけることで、カッコ良さをブーストアップすることが可能となる。音が出てすぐに引き込まれた。素晴らしい低音を聴くことができたのだ。これまで聴いた中で、もっとも価格が高いだけのことはある。とにかく重心が低い。重い低音だ。そして躍動感が十二分。音楽をリズミックに再現する。音にハリもある。タイトな音はタイトに表現し、伸びやかな音はしっかりと伸びやかに聴かせる。低音成分が控えめなジャズ音源を聴いても、的確なバランスの中で躍動感ある低音を再現してくれた。音楽全体を生き生きと聴かせてくれるサブウーファーボックスだ。03 グラウンドゼロ・GZRB 120XSPL(税抜き価格:5万8000円)当特集の大トリを飾るのはこちら。なんと“SPL”仕様の“コンプリートウーファーBOX”だ。使用しているサブウーファーユニットは、GZRW 30SPL(税抜き価格:3万円)。“高効率・高性能”がウリのSPL仕様のモデルだ。12インチ2Ωダブルボイスコイル、最大入力は1000W。ボックスタイプはバスレフ。ボックスのサイズは、幅×高さ×下面奥行き/上面奥行きで、650×380×420/300(mm)。箱の大きさも十分に確保されている。プロテクションバーは3本仕様で、無骨なイメージだ。ちなみに、単体のサブウーファーユニットのGZRWシリーズも、フレームがイエローにペイントされているのだが、こちらの“コンプリートウーファーBOX”タイプも同様に、プロテクションバーにイエローペイントが施されている。さて、その音だが、一聴して低音の量感には度肝を抜かれた。空気の振動量がすごい。さすがはSPLモデルだ。しかし、これは単なる音圧モデルではない。音質も上質だ。深みもあるし、ハリもある。そしてとにかくパワー感がすごい。グイグイと音楽をドライブする。低音成分が控えめなソフトを聴いても、ハリのある重い低音を堪能できた。音圧コンペティターでなくても、良質な低温をがっつりと聴きたいと思うなら、この製品はおすすめだ。低音好きを自認する人はぜひ、この音を確認してほしい。今回のグラウンドゼロの3製品。それぞれ音のクオリティは確かだ。どれも魅力的な低音を聴かせてくれた。特に、最後の2製品。他と比べて価格は高いが、満足感もかなり高い。ただ、価格が高いとは言っても、カスタムインストールする場合と比べたら、インストール工賃はかなり抑えられるわけで、その意味では“お手軽”の範疇にある。しっかりとした低音を、ある程度の予算内で獲得したいと考えるなら、検討する価値は大いにある。そして、グラウンドゼロのサブウーファーユニットそのものの性能の高さも確認できた。ブランドとしての懐の深さを再認識。グラウンドゼロ。紛れもなく、実力ブランドである。さて、今回の“コンプリートウーファーBOX”特集、いかがだっただろうか。低音は音楽の土台。ここをしっかりと再現できると、音楽全体がより楽しく聴ける。これは事実だ。まだ低音強化に着手していないというアナタは、“コンプリートウーファーBOX”で、ぜひとも低音強化にチャレンジを♪

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