ジムニーの死角対策が超進化!データシステム『マルチVIEWフロントカメラ』の新提案 | Push on! Mycar-life

ジムニーの死角対策が超進化!データシステム『マルチVIEWフロントカメラ』の新提案

ジムニー専用パーツを数多くラインアップしているデータシステムから、新たなアイテムとしてジムニー用マルチVIEWフロントカメラキットが登場した。広角カメラの搭載とジムニー専用のカメラ取り付けブラケットによって機能性とデザイン性をアップさせている。

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ジムニーの死角対策が超進化!データシステム『マルチVIEWフロントカメラ』の新提案
  • ジムニーの死角対策が超進化!データシステム『マルチVIEWフロントカメラ』の新提案
  • データシステムのマルチVIEWフロントカメラはジムニー、シエラ、ノマドに対応する
  • ロワグリルに挟み込む形で固定するブラケット
  • カメラの切り替えを行うスイッチ部
  • 左右180度の広角カメラを採用
  • フロントナンバープレート上部への取り付けを想定
  • 専用ブラケットで走行中でも揺れが少なく強固に装着出来る
  • 5インチサイズのスーパースリムモニターSSM-W5.0Ⅱ

スズキジムニー』向けに専用パーツを数多くラインアップしているデータシステムから、新たなアイテムとして「ジムニー用マルチVIEWフロントカメラキット」が登場した。広角カメラの搭載と、ジムニー専用のカメラ取付けブラケットによって機能性とデザイン性をアップさせている。

フロント、サイド、リアのクルマ周辺を見渡すカメラを充実させているデータシステムは、優れたカメラ機能に加えて車種専用設計を施すことで、取付け時のフィット感やデザイン性を高めることに気を配っている点もデータシステム製品の大きな魅力となっている。

ロワグリルの装着で“ジムニーらしさ”と実用性をスマートに両立

新しく登場したジムニー用マルチVIEWフロントカメラキットは、その名の通りジムニー/ジムニー シエラ/ジムニー ノマドに適合する車種専用フロントカメラだ。左右180度の広角カメラの採用や専用の取付けブラケットを用いて、質の高い車種専用フロントカメラを完成させた。

データシステムはすでにジムニー用として、オリジナルグリルにカメラをビルトインしたオリジナルフロントグリルや、フロントグリルに設置されるスズキのエンブレムサイドに違和感なく装着できるエンブレムフロントカメラ(ノマドには不適合) を用意している。そこに新たに投入される本キットの大きな特徴は、ロワグリルに取付ける構造を採用した点だ。

一般的な汎用カメラは、ナンバー下にステーを介して取付けることが多い。しかしこの位置だと取付け高さが低くなり、一般道では問題がなくてもアウトドアやオフロードでフロントまわりが路面に近づいた際にカメラをヒットしてしまう危険がある。車両特性を考えると、ジムニーはその可能性が高い車種の筆頭となるだろう。

そこでデータシステムが取付け位置を検討して生み出したのがこのモデルだ。取付け位置はバンパー中央部に開口しているロワグリル。ここに設置することで路面へのヒットリスクを抑えつつ、フロントを広く見渡せる実用的な位置を実現した。

ここで注目したいのは、ロワグリルの取付けに用いている専用ブラケットだ。バンパー形状の違いからジムニー用とシエラ/ノマド用の2種類を専用開発。ハニカム形状のロワグリルを前後から挟み込む形で固定する構造とした。グリルの加工は一切不要で、パーツ精度もきわめて高い。フィット感も抜群で、美しくスマートに純正ロワグリルへ取付けられる。

取付け後は存在感が低く、ロワグリルの一部として同化しているように見えるのも特徴だ。カメラが目立つことなく、スマートに取付けられることを考えた設計となっている。ブラックアウトされたブラケットは質感も高く、樹脂にカーボンを混ぜ込んだ素材を用いることで軽量でありつつ高い強度を確保。データシステムの本気を感じさせる開発となった。

バンパー前後長の異なるジムニーとシエラ/ノマドではブラケット形状が異なり、カメラの視角をしっかり最適化している。ただし令和7年10月にジムニー、シエラがマイナーチェンジを受けた際にロワグリルのハニカム形状は変更されている*ため、適合には注意したい。(*ノマドは変更なし)

好みに応じて切替できる6パターンの表示が死角と不安を減らす

このように取付け構造や位置、さらにはデザイン性にこだわったジムニー用マルチVIEWフロントカメラキットは機能面でも魅力的。ベースになっているのはデータシステムのマルチVIEWカメラで、ビュー切り替えによって6パターンの画角表示ができる多機能モデルだ。

中でも普段使いで重宝するのがスーパーワイドビュー水平方向に180度の画角を持つ表示パターンで、バンパー前縁付近にレンズが設置されるためバンパーの真横方向まで映像として映し出される。

運転席から死角になりやすい、左バンパー周辺をクッキリ映してくれるため安心感も高い。路肩への幅寄せや駐車の時には、間違いなくその力を発揮してくれるだろう。

左右を180度見渡せる特性は、交差点やT字路での安全確認にも有効。左右から来る車両や歩行者、自転車などにいち早く気づく助けとなる。目視に頼っていた確認をカメラで補うことで、日常の運転はより安心に近づく。

左右の視界を画面の左右に拡大して分割表示するコーナービューも便利だ。市街地走行ではこのビューに切り替えておくと安心感が高い。またキャンプ場など不整地でクルマ付近の段差や路面状態を把握したい場合に役立つのがトップビュー。真上から見下ろす角度で車両前方直下を映し出し、前進での駐車時などにも効果を発揮する。スーパーワイドビュー+コーナービュー、スーパーワイドビュー+トップビューの合成画面も用意され、付属ボタンで合計6パターンの表示を切り替えられる。

専用モニターの活用、ジムニーのモデル別対応車種をチェックだ

モニターへの映像出力は汎用的なピン端子(コンポジット)を採用しているため、映像入力端子を持つカーナビやディスプレイオーディオでも利用可能だ。ただしフロント映像という性格上、映像切り替えをせずに、いつでもカメラ映像が見えているのが実用的だろう。そこで常時カメラ映像を映し出す専用モニターを設置するのもおすすめだ。

データシステムでは5インチサイズのスーパースリムモニターSSM-W5.0Ⅱ(1万4080円)を用意しており、ジムニー車内での取付け位置に困ることはないだろう。さらにグローブボックス脇の平らなスペースを使ってモニターステーを固定する専用ブラケットも開発中。これを用いればダッシュ上にモニターを置いて前方視界が遮られる心配も減らせる。発売が待たれるパーツだ。

ジムニー用マルチVIEWフロントカメラキットは、ジムニー用とシエラ/ノマド用の2モデルをラインアップ。
・ジムニー(JB64W・H30.7~R7.10):FCK-264J3M
・ジムニーシエラ(JB74W・H30.7~R7.10)/ジムニーノマド(JC74W・R7.4~):FCK-274J3M

いずれも価格は2万7280円となっている。

無骨なフロントカメラを目立つ場所に取付けたくないユーザーにとって、ロワグリルを活用した本キットはスマートで機能的な選択肢になる。マルチVIEWカメラの採用により、広角表示や左右の安全確認に役立つ画角を状況に合わせて選べるのも魅力だ。ジムニー/ジムニー シエラ/ジムニー ノマドのフロントカメラ強化に最適な、新しい注目アイテムの登場だ。

左右180度まで死角が見える安心感!データシステム『ジムニー用マルチVIEWフロントカメラキット』の詳細はこちら
《土田康弘》

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