アイデアが盛り込まれた秀作「カーアクセサリー」を選りすぐって紹介している当連載。今回は、ハードな使用に耐え得る“屈強なパワーデリバリーグッズ”を4つピックアップする。車内で電気・電子アイテムをいくつか使っているというのなら、これらのチェックをぜひに♪
車内にはもともとさまざまな電装品が組み込まれているが、それら以外にもいろいろと電化・電子アイテムが持ち込まれる。例えばスマホやタブレットやゲーム機といった電子グッズから、外部映像プレーヤーやストリーミングデバイスといったAV機器、また車中泊をする場合には生活電化製品が使われることもある。となると、電源供給環境の整備も不可欠だ。

で、そんなときに役に立つ頼れる新作が登場しているので紹介していこう。まずはこちら「SEIWA(セイワ)」からリリースされている『USBマルチセパレートDCソケットCA+C2A2(F361)』(価格:オープン、実勢価格:2280円前後)から。
当品は、DCソケットに挿して使う電源アイテムだ。これを用いると3つのUSB-Aポートと3つのUSB-Cポートを増設できる。しかもプラグ部分に2つ、別体パーツに計4つとそれぞれにポートを装備するので、車内の広範囲にて電源供給を行える。
なお別体パーツを繋ぐコードの長さは2mあり、しかもクリップ付きなので後部座席のポケットやヘッドレストシャフトに固定が可能だ。また、暗い場所でも通電状態とUSBポートの位置が分かる確認用LEDランプも装備する。使いやすさへの配慮も行き届いている。

続いては、「Kashimura(カシムラ)」の『2連ダイレクトソケット PD30W/リバーシブルUSB自動判定(KX-246)』(価格:オープン、実勢価格:2080円前後)と『2連セパレートソケット PD30W/リバーシブルUSB自動判定(KX-247)』(価格:オープン、実勢価格:2180円前後)をピックアップする。なおこれら2つの違いは電源供給部がDCプラグ部分と一体化しているか別体化されているかで(『KX-247』のコード長は1m)、それ以外は同一だ。ともに2つのUSBポート(A&C)と2つのDCソケットを車内に新たに設定できる。
で、当品は出力量が大きいことも特長だ。USBポートは2口合計で最大42Wを出力し、Cポートの方は最大30WのPD出力が可能だ。そしてUSB-Aポートは最大12Wを出力できる。また、AポートもCポートもそれぞれ接続する機器を自動識別して適切な電流量供給を行える。

そして最後に「SEIWA」の『DC/USBパワープラグC+A/PD65W(F360)』(価格:オープン、実勢価格:2880円前後)を取り上げる。当品は、DCソケットを2つのUSBポートに変換できるアイテムだ。というわけなのでポート数的にはスタンダードな仕様だが、出力量が大きい強力タイプとなっている。
USB-Cポートは65WのPD規格に対応していてUSB-Aポートは最大5V/3Aを供給可能だ。また2ポート同時出力も行えて、そのときには最大5V/4.8Aをデリバリーできる。加えて見た目的にもしっかり感がある。頑丈なアルミシェル仕上げとなっていて高級感も高い。表面にキズも付きにくい。
今回は以上だ。次回以降もひとひねりが利いた注目すべき「カーアクセサリー」を厳選して紹介していく。お楽しみに(記事中の価格はすべて税込。実勢価格は編集部調べ)。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)