MINIから10年ぶりの新モデル!初のクロスオーバーEV『エースマン』市販デザインくっきりと | Push on! Mycar-life

MINIから10年ぶりの新モデル!初のクロスオーバーEV『エースマン』市販デザインくっきりと

MINIが4月に正式発表を予定している、ブランド初となるクロスオーバーEV『エースマン』。そのプロトタイプの姿をスクープすることに成功、コンセプトと市販モデルの違いが見えてきた。

自動車 スクープ
MINI エースマン 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
  • MINI エースマン 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
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MINIが4月に正式発表を予定している、ブランド初となるクロスオーバーEV『エースマン』。そのプロトタイプの姿をスクープすることに成功、コンセプトと市販モデルの違いが見えてきた。

エースマンは、新型『ハッチバック』と『クロスオーバー』(海外名:カントリーマン)の間を埋めるコンパクトクロスオーバーEVで、2014年に登場した5ドアハッチバック以来10年振りの新モデル名の誕生となる。

米国を除く多くの国で発売されるエースマンは、BMWと中国パートナーの長城汽車が開発したMINIのスポットライト・プラットフォームを採用。EV専用モデルとなる点が、ICE(内燃機関)も用意するクロスオーバーなどとは異なる。

◆丸みを帯びた新デザインがくっきりと

ドイツのミュンヘン近郊で撮影されたプロトタイプは、ボディ全体にラッピングが施されているものの、ヘッドライト、テールライト、バンパーの周りに装着されていたカモフラージュの外装が削がれ、市販仕様のディテールがこれまでで最もはっきりと見えている。

コンセプトとの大きな違いは、前後フェンダーの張り出しだ。コンセプトではかなりワイドに、かつエッジが立ったラインだったが、プロトタイプでは全体的に角が取れて丸みを帯びているように見える。フロントグリルの意匠がバンパーとシームレスなデザインとなっているのもはっきりとわかるが、コンセプトのようにアウトラインが点灯するかは不明だ。

またバンパー下部のインテークは、コンセプトほどではないものの、これまで目撃されたプロトタイプと比べると拡大されていることがわかる。内部パターンも変更されているようだ。

後部では、リフレクターの位置こそ同じだが、LEDテールライトは拡大され、スキッドプレートは削除されている。もちろんこれはプロトタイプつまり試作車のため、最終デザインは確定ではなく市販時には大きくデザインが刷新される可能性もある。

◆ハッチバックEVと同様のパワートレイン搭載か

エースマンのパワートレインは、ハッチバックEVの『クーパー・エレクトリック』と同じバッテリーとシングルモーターによる前輪駆動となることが期待されている。40kWhバッテリーを搭載した基本モデルでは、最高出力184psを発揮。54kWhパックを搭載したより力強いグレードでは最高出力224psを発揮することを意味している。

キャビン内では、円形のOLEDインフォテインメントタッチスクリーン、ヘッドアップディスプレイ、そして現代的な素材とクラシックなMINIスタイルの特徴を融合させたインテリアデザインも採用される。

エースマンは、ハッチバックのクーパー・エレクトリックとともに2025年に中国で生産を開始し、同年に欧州に輸出される予定で、2026年までに英国にあるMINIのオックスフォード工場で両方のモデルの生産が開始される。米国については中国製輸入車に対する関税の影響で2026年モデルまで導入されないため、エースマンも同様となるだろう。日本向けの導入については未確定だが、期待したいところだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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