家族の時間も、大人だけの時間も…『セレナAUTECH』ならどんなシーンも贅沢な思い出にしてくれる | Push on! Mycar-life

家族の時間も、大人だけの時間も…『セレナAUTECH』ならどんなシーンも贅沢な思い出にしてくれる

◆セレナ『AUTECH』の2代目モデルに、力強く走る第2世代「e-POWER」モデルが登場
◆特別塗装色の「カスピアンブルー/ダイヤモンドブラック」はAUTECH専用の2トーンカラー
◆上質でシックなブラック基調のAUTECH専用インテリア

自動車 試乗記
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セレナ e-POWER AUTECH
  • セレナ e-POWER AUTECH
  • セレナ e-POWER AUTECH
  • 煌めく美意識や知性を感じさせるフロントに「AUTECH」専用のエンブレムが輝く
  • ドットパターンの専用グリルにシルバー基調のアクセントが美しいフロントマスク
  • e-POWERの力強いドライビングフィールは、日常からロングドライブまで強い味方だ
  • セレナ e-POWER AUTECH
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  • セレナ e-POWER AUTECH

行きたい場所や会いたい人のもとに、「いつか」じゃなくて「今」走っていこう。どんどん成長する子どもの姿を見ていると、強くそう思う。すべての旅や出会いが、かけがえのないものなのだと痛感した私たちには、その瞬間を最高のカタチで実現してくれるクルマが必要だ。

今回はそんなファミリー世帯にもぴったりな『セレナ e-POWER AUTECH』を試す機会を得た。新型にリニューアルしたセレナはミニバンの人気車種の1台で、e-POWERによる力強い走りも心強い。加えて日産モータースポーツ&カスタマイズ(以下、NMC)の手によって、さらに魅力的に仕上げられているのだ。

家族のためのミニバンを大人が楽しめる乗り物にした『セレナ e-POWER AUTECH』

家族の一員として親しめるような、凛々しくも懐深いスタイリングに、広いだけでなくどの席でも快適に過ごせる室内空間。運転していて気持ちのいい走りに加えて、効率のよさや環境への配慮、安全性の高さも兼ね備えることが理想的だ。

目の前に佇むセレナ e-POWER AUTECHは、まさにそんな1台ではないかと直感した。精悍な中に、煌めく美意識や知性を感じさせるフロントマスクは、どの角度から見ても美しく輝くように精緻な調整を施しつつデザインされた、ドットパターンのフロントグリルがうっとりするようなプレミアム感を伝えてくる。

層を重ねてVモーションをかたどるLEDヘッドライトや、シグネチャーLEDを囲むメタル調フィニッシュが大胆さと緻密さを絶妙にバランスしているところが新しい。クラフトマンシップを大切にしつつ、そこに次世代を見据えた創造力を融合したカスタムカーブランドであるAUTECHらしい、ミニバンを大人が楽しめる乗り物へと昇華させる、深みのあるデザインだと感じた。

2列目、3列目の快適性を獲得しつつ、利便性までもこだわる細やかさ

子どものために、子育てのために、ミニバンを選ぶ人は多い。特に新しくなった日産『セレナ』は、2列目シートと3列目シートの快適性をさらにアップしつつ、多彩なシートアレンジで車中泊にも使える便利さや、上下が別々に開閉できるバックゲートで荷物の出し入れを劇的にスムーズにするなど、家族のさまざまなシーンに“セレナでよかった”と思える機能が満載となっている。広大なグラスエリアからは景色がよく見えるから、おでかけ中の子どもたちも開放的になって、移動の時間そのものまで思い出にしてくれるのがセレナだ。

でもせっかくなら大人だけで乗る時間にも、ミニバンをもっと特別なアイテムにしたいと思っていた。セレナ e-POWER AUTECHは、2列目がキャプテンシート仕様となり、アームレスト付きでゆったり座れるのが魅力的。

さらにベースのセレナではオプション設定となる、ステアリングヒーターや前席・2列目シートのシートヒーター、インテリジェントアラウンドビューモニターといった装備が、しっかり標準装備となっている。

ドアを開けると、専用デザインのシートはとても上質感があって、AUTECHブランド発祥の地である湘南の海のさざ波をモチーフにしたという新パターンのレザレットシートが出迎えてくれた。今日は夫が出張から帰ってくる日だから、空港まで迎えに行くことにしよう。

しっかり身体を包んでくれる座り心地の良い運転席からは、初秋の青空が大きく広がっていた。シフトレバーに手を伸ばすと、本木を思わせる手触りのダークウッド調フィニッシャーがあしらわれたインパネに心が落ち着く。手にひらに馴染む本革巻きのステアリングは、海と空を想起させるブルーステッチがアクセント。

これだけでもすでに、特別な時間が始まる予感だ。走り出した自宅周辺は狭い道が続くが、大きすぎないボディサイズに見切りの良さも手伝って、とてもリラックスして運転できるのがセレナのいいところだ。

しかも第2世代e-POWERだから、エンジンは発電専用で100%モーター走行となる。これが低速からなめらかな加速を引き出し、減速のコントロールも自由自在。ミニバンの運転に苦手意識がある人でも、きっと思い通りに操れて驚くのではないだろうか。インテリジェントルームミラーも標準装備されており、たくさんの荷物を積んだり家族みんなで乗ったときも、後方視界がクリアに確認できるのも安心できるポイントだ。

多彩なシートアレンジで使い勝手の良いラゲッジスペース、静粛性にも優れ、車内の会話も楽しく弾む

空港に到着すると、スライドドアを開けて夫と荷物をお出迎え。2人だけの時間には、2列目シートをスライドさせて荷物スペースとして使うこともできる。バックゲートまで行かなくても、中型スーツケースくらいならサッと積み込める余裕のスペースだ。3列目を跳ね上げ格納しておくと、センターウォークスルーを利用して長尺物や自転車を積み込むのもラクラク。日常からレジャーまで、頼もしい使い勝手を備えている。

自宅までのドライブは、夫の旅先での土産話で盛り上がる。これもモーター走行で静かな室内を提供してくれる、セレナ e-POWER AUTECHならでは。ミニバンのように広い空間を静かに保つのは難しいが、しっかりと遮音対策をしていることに加えて、エンジンが発電するタイミングや回転数を緻密に制御し、ノイズをおさえてくれている。

任意でバッテリーをセーブしておき、深夜の住宅街などでエンジンを稼働させずに静かなモーター走行をすることができる、「チャージモード」と「マナーモード」があるのも素晴らしい。ナビで目的地を設定しておけば、なるべく目的地周辺でエンジンを稼働させないように、あらかじめバッテリーの充放電のタイミングを制御してくれる。

これは世界初の「先読み充放電制御」という実にスマートかつ便利な機能で、ホテルのエントランスやみんなが静かに過ごしているキャンプ場など、ちょっとマナーをわきまえたい場所へも気兼ねなく出かけられるのがありがたい。

2人の仕事がぽっかり空いた休日には、ゆっくりとショッピングやランチを楽しむのも大事な時間。早起きしてカフェに立ち寄ると、心地よい風の吹くテラス席から全景を見下ろすことができた。AUTECH専用色のカスピアンブルーxダイヤモンドブラックのコントラストは爽やかかつとても印象深い配色だ。

アイポイントが高いミニバンは、景色をめいっぱい目に焼き付けられるのがいいところ。レインボーブリッジやお台場・汐留のビル群といった名所ぞろいの湾岸エリアを走り抜け、東京湾をわたってアウトレットモールを目指す。

頼もしいドライビング性能が上質な空間を演出、クルマと一緒にかけがえのない時間を過ごそう

ハンドルを握る夫は、急カーブが続く首都高でのハンドリングのよさや、長い直線での安定性に感心している。どの速度域からも、アクセルを踏み始めると瞬時に欲しいパワーが手に入り、ステアリングフィールの軽やかさと的確なインフォメーションを与えてくるところが気に入ったようだ。

助手席に座っていても、リズムのいい操作感と、スーッとなめらかな加速フィールが心地いい。横風の影響を受けやすいミニバンでも、フラつくことなく少なく落ち着きのある乗り心地だ。そういえばセレナは、乗り物酔いの原因を独自に研究し、揺れや匂いなどさまざまな対策を施しているという。こうした独自のこだわりが上質な時間を演出してくれるのはもちろん、子どもたちとのロングドライブにもみんなが安心して楽しめるはずだ。

アウトレットでのショッピングとランチを満喫した後は、目的地となる海辺のペンションまで走った。砂浜にセレナe-POWER AUTECHを停めたら、水平線の向こうに富士山まで望めるパノラマを2人占め。しばしバックゲートを開けて他愛のないおしゃべりをしたり、2列目シートをリクライニングして寝転ぶようにゆったりと過ごした。降り注ぐ陽射しに映えて絵になるのも誇らしい。束の間の滞在でも、すっかりリフレッシュした私たちだった。

帰り道にふと助手席から振り返ると、やっぱりガラーンとした室内だと寂しく感じ、早く子どもの顔が見たくなっている自分に気づく。次は、家族みんなで『セレナ e-POWER AUTECH』と一緒に旅に出かけたい。子どもと乗っても、大人だけで乗っても、どちらの時間もかけがえのないものにしてくれる、贅沢で頼りになる理想的な1台だ。

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まるも亜希子:カーライフ・ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌『ティーポ(Tipo)』編集者を経て、カーライフ・ジャーナリストとして独立。 現在は雑誌、ウェブサイト、ラジオ、トークショーなどに出演・寄稿する他、セーフティ&エコドライブのインストラクターも務める。04年・05年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本カー・オブ・ザ・イヤー(2005-2012等)選考委員、AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。

《まるも亜希子》

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