サイドミラーは「101匹ワンちゃん」?『ラ・フェラーリ』後継モデルは3億円超の電動ハイパーカーに | Push on! Mycar-life

サイドミラーは「101匹ワンちゃん」?『ラ・フェラーリ』後継モデルは3億円超の電動ハイパーカーに

『ラ・フェラーリ』後継モデルに相当する次世代電動ハイパーカー『F250』(仮称)の最新プロトタイプをスクープした。2024年内にも発表予定で、価格は200万ユーロ(約3億2000万円)程度と予想される。このスペシャルなフェラーリの実態とは。

自動車 スクープ
フェラーリ F250(仮)プロトタイプ(スクープ写真)
  • フェラーリ F250(仮)プロトタイプ(スクープ写真)
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『ラ・フェラーリ』後継モデルに相当する次世代電動ハイパーカー『F250』(仮称)の最新プロトタイプをスクープした。2024年内にも発表予定で、価格は200万ユーロ(約3億2000万円)程度と予想される。このスペシャルなフェラーリの実態とは。

◆厳重なカモフラージュから見えるものは

雨天の中、マラネッロ近郊でのテスト中をキャッチしたプロトタイプは、厳重なカモフラージュが施された状態で、巨大なダブルアームワイパーを作動させていた。

ボンネットフードに高電圧ステッカーが貼られており、このプロトタイプが電動パワートレインを搭載していることがわかる。以前のラ・フェラーリより複雑なエアロパッケージを備えているが、これは暫定的なボディパーツと、最終的なボディパーツの寄せ集めで出来ており、いまだ最終的なデザインの詳細は不明だ。「101匹ワンちゃん」のダルメシアン模様のようなサイドミラーが、かわいらしくも異質さを際立たせている。

リアエンドを見ると、ボディから突き出たデュアルエキゾーストパイプはダミーで、本物の排気管はそれよりも少し上に配置され、メッシュの後ろに隠されている。また垂直エアカーテンの間には巨大ディフューザーが装備されている。また4灯テールライトは最終的なものではなく、『SF90』から一時的に借用されたものの可能性が高い。

ボディサイドからは、ラ・フェラーリやフォード『GT40』のようにドアの切れ込みがルーフまで伸びていることが見えることから、市販型でも跳ね上げ式ドアが採用されるとみられる。

注目のパワートレインは、V8やV12ではなく、小型のV6エンジンを搭載すると思われる。これに電気モーターを組み合わせ、最高出力は1000ps以上と予想される。

F250の総生産台数は828台。その内訳はクーペ599台、スパイダー199台、XXは30台と予想されている。ただし、限定600台になるという情報も入っており、断定はできない状況だ。スペックやデザインを含め、その全貌が明らかになるにはまだもう少し時間がかかりそうだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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