アウディ RS6 アバント を630馬力に、「パフォーマンス」登場…12月8日欧州発売 | Push on! Mycar-life

アウディ RS6 アバント を630馬力に、「パフォーマンス」登場…12月8日欧州発売

◆0~100km/h加速は3.6秒から3.4秒に0.2秒短縮
◆軽量ホイールにコンチネンタル製のハイパフォーマンスタイヤ
◆12.3インチの「アウディ・バーチャルコックピット・プラス」は専用仕様

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アウディ RS6 アバント・パフォーマンス
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アウディは11月29日、高性能ワゴン『RS6アバント』(Audi RS6 Avant)に『RS6アバント・パフォーマンス』を設定し、12月8日に欧州市場で発売すると発表した。ドイツ本国でのベース価格は、13万5000ユーロ(約1910万円)だ。

◆0~100km/h加速は3.6秒から3.4秒に0.2秒短縮

RS6アバント・パフォーマンスには、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンを強化して搭載する。最大出力は600psから630psに30ps向上。最大トルクは81.6kgmから86.6kgmへ、5kgm高められた。

トランスミッションは8速「ティプトロニック」、駆動方式は4WDの「クワトロ」で、RS専用チューンが施された。0~100km/h加速は3.6秒から3.4秒に、0.2秒短縮。最高速は250km/hから280km/h(リミッター作動)に引き上げられた。オプションの「RSダイナミックパッケージ・プラス」では、RSセラミックブレーキが追加され、最高速が305km/hに到達する。

ドアミラー、フロントスポイラー、フロントサイドフラップ、サイドシルインサート、ルーフレール、サイドウィンドウ、ディフューザートリムが、マットグレイ仕上げになる「RSエクステリアデザイン」を標準装備した。ルーフレールとサイドウィンドウトリムがブラック仕上げになる「マットカーボン/ブラックオプティクスパッケージ」もオプション設定する。アウディのフォーリングスロゴと車名エンブレムは、クロームまたはブラック仕上げから選択できる。

◆軽量ホイールにコンチネンタル製のハイパフォーマンスタイヤ

10スポークスターデザインの21インチ鋳造アルミホイールと273/35R21サイズのタイヤを標準装備した。さらに、スポーティな外観を好む顧客のために、標準の22インチ鋳造アルミホイールに加えて、22インチの軽量ホイールも設定されている。カラーは光沢仕上げのメタリックブラック、マットグレイ、マットブラック、マットネオジムゴールドが用意された。モータースポーツからヒントを得た5本Yスポークデザインは、ブレーキの冷却性をさらに高める。

この軽量ホイールは、鍛造フライス加工で製造されている。この新しい軽量ホイールは、ベース車両のRS6アバントの22インチアルミホイールよりも約5kg軽量だ。これにより、合計20kgのバネ下重量が削減され、スロットルレスポンスが向上しているという。

新しい軽量ホイールには、285/30R22サイズのコンチネンタル製の「Sport Contact 7」ハイパフォーマンスタイヤが組み合わされ、軽量化に重要な役割を果たしている。このタイヤは、乾いた路面と濡れた路面の両方で優れたグリップを実現すると同時に、高速でコーナリングする際のアンダーステアを抑制し、あらゆる速度域でより正確なハンドリングを追求した。さらに、この新しいホイールを装着すると、100km/hからのフルブレーキで、制動距離が最大2m短くなるという。

◆12.3インチの「アウディ・バーチャルコックピット・プラス」は専用仕様

標準装備される12.3インチの「アウディ・バーチャルコックピット・プラス」のディスプレイには、マニュアルトランスミッションモードを選択すると、モータースポーツで採用しているグリーン/イエロー/レッドの順に点滅するシフトインジケーターなど、新しい機能を導入した。これにより、最適なギアチェンジタイミングをドライバーに知らせることができる。

さらに、ローンチコントロール機能も搭載されており、発進時にポテンシャルを最大限に引き出すことが可能という。この機能は、理想的なスタートの瞬間を、新しいシグナルアイコンでドライバーに知らせる、としている。

《森脇稔》

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