【トヨタ シエンタ 新型】シートアレンジは車中泊もOK | Push on! Mycar-life

【トヨタ シエンタ 新型】シートアレンジは車中泊もOK

新型「シエンタ」は新しいプラットフォームにより居住空間が拡張された。普段の使い勝手だけでなく、ファミリーキャンプや愛犬との旅行と、アウトドアにもよいという。では、車中泊はどうだろうか。

自動車 ニュース
シエンタで車中泊する場合
  • シエンタで車中泊する場合
  • シエンタで車中泊する場合
  • リアのAC100コンセント
  • シエンタで車中泊する場合
  • フロント側のACコンセント
  • シエンタで車中泊する場合
  • シエンタで車中泊する場合
  • シエンタで車中泊する場合

新型トヨタシエンタ』は新しいプラットフォームにより居住空間が拡張された。普段の使い勝手だけでなく、ファミリーキャンプや愛犬との旅行と、アウトドアにもよいという。では、車中泊はどうだろうか。

結論からいうとまったく問題ない。もともとシエンタのシートアレンジは多彩で、新型になってもそれは受け継がれている。7人乗りと5人乗りの設定があるが、アウトドア活用なら5人乗りモデルをお勧めする。「シエンタ」には7人乗りの「7」という意味があるが、これはあくまでも非常用途であり、常に7人での運用を想定したものではない。アウトドアの場合、荷室空間は重要なので5人乗りのシートアレンジで荷物や車中泊の対応を考えたい。

通常の車中泊は、後席をフラットにして荷室と合わせて横になるスペースを確保する。シエンタでも基本はこの形になるだろう。モデリスタからは2メートル長のエアスリーブマットが発売されるという。大人2名の車中泊が可能だ。フラットにした場合、座面との空間は物入にもなる。コンパクトカーサイズだが、リアのタイヤハウスのでっぱりが最小限なのもよい。

もうひとつのパターンは前席(運転席と助手席)をフラットにして後席の背もたれを利用したリラックスモードのベッドを作ることも可能だ。この場合、完全なフラットにはならないが、休憩や仮眠には問題ない。

車中泊で次に重要なのは、AC100Vのアウトレットだ。オプション設定だが、新型シエンタは、荷室とインパネの2か所にACコンセント(100V・1500W)をつけることができる。前後にあるとテーブルタップなどで配線を引き回す必要がないかもしれない。

車中泊用ではないが、ルーフサーキュレーターをオプションで装着可能だ。エアコンの風を効率よく後席、3列目に送ってくれる。


《中尾真二》

特集

page top