自動車レース用シートの老舗・ブリッドから高剛性シェル＆フレーム採用のリクライニング機構付きセミバケットシート「edirb 161 / edirb 162 / edirb 171 / edirb 172」の『エディルブ』4製品が新登場。5月23日より受注が開始された。
「edirb 161 / edirb 162」は同社のスポーツリクライニングシートのフラッグシップモデル『GIAS III』（ガイアス）をベースにして、「ディープショルダーサポート&ハイサイドサポート」をコンセプトに設計されたセミバケットシートで、ホールド性を重視したフラッグシップモデル。
「edirb 171 / edirb 172」は同じく新世代型リクライニングシート［セミバケットシート］の『STRADIA III』（ストラディア）をベースにした、乗降性とホールド性のバランスに優れた設計のセミバケットシートで、快適性を重視したオールマイティーなモデル。
全モデルとも新設計の高剛性スチールフレームとモノコックシェルにより、剛性と強度が従来モデル「edirb 023/033」にくらべて飛躍的に向上。使い勝手を重視してワンタッチで角度調整可能な新設計のリクライニング機構を採用し、バックラッシュ（遊び）はさらに微量になり、フルバケットの背もたれに身体を預けた体感により近づいている。新設計された角度調整レバーは室内スペースの狭い車両でも操作しやすい形状で、利便性、耐久性の向上と省スペース化にも寄与している。
また、座面裏のシェルには、モータースポーツとサーキット走行に必須の股下ベルトホールを新設。ホールド性を重視したedirb161/162は、よりベルトの動きを抑えるために、edirb 171/172に比べてホールの大きさがやや小さく、サーキット走行に配慮した設計としている。
座部・腿部は専用設計の高密度発泡モールドウレタンを採用し、フラット座面に均等に面圧がかかるため、ホールド性と疲労を軽減し、へたりにくく耐久性にも優れている。腿部クッションは、 edirb161/171が厚みのある「スタンダードクッション」仕様で、edirb 162/172は膝裏の厚さを3分の2に抑えた「ロークッション」仕様。シートレールの設計上、シート前方が持ち上がりハンドルと腿のスペースが少なくなる車種（シルビア、180SX、スカイライン、RX-8など）の場合は「ロークッション」 仕様のedirb162/172がお勧めとのこと。
そのほか、edirbの表皮を構成する3つの素材として、優れた吸放湿性が不快なムレを軽減し、高級ソファーの本革のような風合いとなめらかな肌触りを実現した「プロテインレザー™」、東レ株式会社が開発したスエード調人工皮革「ウルトラスエード®」、動物由来のものを使わずに本革の構造を再現した新しい人工皮革「ビガプリモ」の採用ほか、狭い座席スペースにおいてもローポジション化を実現するブリッドの特許技術「LOW MAX®システム」によるローポジジ化の実現など、ワンランク上のプレミアムスポーツシートブランド製品となっている。
edirb 161（スタンダードクッション）
edirb 162（ロークッション）
価格：324,500円（税込）
カラー：グレーステッチ／レッドステッチ
edirb 171（スタンダードクッション）
edirb 172（ロークッション）
価格：313,500円（税込）
カラー：グレーステッチ／レッドステッチ
※全モデルともシェル素材はスーパーアラミド製ブラックシェル、保安基準適合モデル、着座センサー搭載（座面部：車種によっては対応できない場合があります）
※シートの取り付けには、別売りの車種別シートレール（価格￥26,400~）が必要です。
