メルセデスAMG GT 4ドアクーペ に2021年型、特別な「エディション」設定…8月欧州発売 | Push on! Mycar-life

メルセデスAMG GT 4ドアクーペ に2021年型、特別な「エディション」設定…8月欧州発売

◆V8ツインターボ搭載の「63S」と同じフロントマスクに
◆大型化されたアルミ製パドルシフト
◆ドライバーがステアリングホイールを握っているかどうかを検出

自動車 ニュース
メルセデスAMG GT 4ドアクーペの「エディション2021」
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メルセデスベンツは7月1日、メルセデスAMG『GT 4ドアクーペ』(Mercedes-AMG GT 4 Door Coupe)の2021年モデルに、限定車の「エディション2021」を設定し、8月に欧州市場で発売すると発表した。

V8ツインターボ搭載の「63S」と同じフロントマスクに

この限定モデルのエディション2021は、V型6気筒エンジン搭載車のみをラインナップしており、「V8スタイリングパッケージ」を標準で組み合わせている。V8スタイリングパッケージは、メルセデスAMG GT 4ドアクーペの頂点に位置するV8ツインターボエンジン搭載車の「63S」と同じフロントマスクになるのが特徴だ。フロントバンパーの開口部が大型化され、63Sと同じ表情を実現している。

さらに、エディション2021には、ルベライトレッドのダークジェムストーンシェード塗装が用意される。ハイグロスクロームのエクステリアパッケージと、5ツインスポークデザインの新しい21インチAMG鍛造ホイールも装着された。

インテリアは、新しいネバグレーのエクスクルーシブナッパレザー仕上げとした。オプションのパノラマルーフを選択すれば、室内に多くの光が差し込み、ナッパレザーのインテリアが引き立つという。「AMGパフォーマンスステアリングホイール」は、ネバグレー/ブラックナッパレザーでコーディネートされた。グレーアッシュのオープンポアウッドトリム、ボディカラーで照らされたドアシルパネル、インストルメントパネルのAMGエディションエンブレムも採用している。メルセデスAMG GT 4ドアクーペの「エディション2021」

大型化されたアルミ製パドルシフト

オプションで、フラットボトムデザインで、ナッパレザーまたはナッパレザー/マイクロファイバー「DINAMICA」で覆われたヒーター付きステアリングホイールが選択できる。

9速の「AMGスピードシフト MCT 9G」トランスミッションは、ステアリングホイールの左右に配置されたアルミ製パドルシフトで操作できる。正確なシフトを行うために、パドルはわずかに大きくなり、位置も従来よりも下に配置されている。

2021年モデルには、トリムパーツの幅広い選択肢も用意される。新たに、インストルメントパネルとドアパネル、センターコンソールに、オプションでアンスラサイトオープンポアウッドが設定された。シルバーシャドウのサラウンドと組み合わせられ、4ドアスポーツのスポーティ&ラグジュアリーさを強調する。メルセデスAMG GT 4ドアクーペの「エディション2021」

ドライバーがステアリングホイールを握っているかどうかを検出

2021年モデルには、新デザインのAMGパフォーマンスステアリングホイールを採用した。独特のツインスポークデザインと、ツインスポーク部分に組み込まれたボタンが特徴だ。インストルメントクラスターは、ステアリングホイールスポークの左側のセンサーで操作し、メディアディスプレイは右側のセンサーで操作する。下側のスポークでは、クルーズコントロール/「DISTRONIC」(左側)と、電話/ハンズフリーシステム/ボリュームコントロール(右側)の操作を可能にしている。

このステアリングホイールには、静電容量式のタッチセンサーが組み込まれており、ドライバーがステアリングホイールを握っているかどうかを検知する。2ゾーンのセンサーマットがステアリングホイールのリム部分にあり、ドライバーがステアリングホイールを握っているかどうかを検出する。ステアリングホイールのスポーク部分に配置されたタッチコントロールボタンは、スマートフォンと同様、静電容量センサーによって操作できる。

2つのセンサーマットは、カバーの下に配置されている、ひとつはステアリングホイールリムの前面と背面にある。センサーに触れると静電容量が変化し、コントロールユニットによってデジタル信号に変換される。

ドライバーの手がステアリングホイールを完全に握っておらず、一部のみに触れている場合、静電容量の小さな変化が測定される。測定値が指定された値を超えた場合のみ、ドライバーがステアリングホイールを保持していると検出される。ドライバーの手が一定時間、ステアリングホイールから離れている場合、警告が発せられ、ドライバーが何らかの行動を取らない場合、最終的に自動ブレーキが作動する、としている。メルセデスAMG GT 4ドアクーペの「エディション2021」

《森脇稔》

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