【プロショップ訪問記】アークライド(千葉県)カーオーディオをトコトン楽しめる“秘密基地”的プロショップ! | Push on! Mycar-life

【プロショップ訪問記】アークライド(千葉県)カーオーディオをトコトン楽しめる“秘密基地”的プロショップ!

首都高速湾岸線葛西IC、または浦安ICからクルマで5分ほどの千葉県浦安市富士見5-21-21にて店舗を構える“アークライド”。同店を3月某日に久々に訪れ、代表を務める大塚さんに、同店ならではの特長から運営する上でのポリシーまでをじっくりと訊いてきた。

カーオーディオ ショップ訪問記
“アークライド”(千葉県浦安市富士見5-21-21)。
  • “アークライド”(千葉県浦安市富士見5-21-21)。
  • “アークライド”の店内。内装はすべて大塚さんの手作りによるもの。
  • 最近になって新調された接客用のカウンター。
  • ピットを上から見たところ。
  • 照明は作業がしやすい場所に配置。プロジェクターも設置している。
  • 床に埋め込まれたLEDが、“秘密基地”感をブーストアップ!
  • このスクリーンに映像を映し出すことで、“ドライブインシアター”が楽しめる♪
  • “アークライド”代表の大塚さん。

首都高速湾岸線葛西IC、または浦安ICからクルマで5分ほどの千葉県浦安市富士見5-21-21にて店舗を構える“アークライド”。同店を3月某日に久々に訪れ、代表を務める大塚さんに、同店ならではの特長から運営する上でのポリシーまでをじっくりと訊いてきた。

ところで“アークライド”は、店内の雰囲気が独特だ。照明やコンセント、そして工具類の配置が機能的でかつ各所に遊び心も散りばめられている。結果、“秘密基地”的な雰囲気がそこここから滲み出ている。

これら内装そして外装は実は、大塚さん自らの手で組み上げられている。オープンしたのは2013年の1月だが、その3か月ほど前から日々こつこつと作業したとのことだ。そして以後もことあるごとに手が加えられ、今もまだ進化の途上にあるという。

遊び心が効いているのは例えば、ピットの床に埋め込まれたLEDのライン。これは入庫の際のガイドとなるものだが、これがなんとも“基地”っぽい。また入り口付近では上からスクリーンが降りてくる。そこに中空に設置されたプロジェクターからの映像を映し出せ、その映像はピットに格納したクルマの運転席から鑑賞できる(音声はBluetooth経由でカーオーディオで楽しめる)。なおこれは、“コロナ禍でドライブインシアターが復活”というニュースにインスパイアされて作ったといういわば“シャレ”的なギミックだ。しかし作りは精巧。ハイトなクルマが入っていても、映像がボディに遮られることはない。照射角度が絶妙に計算されている。

さて、このように建築系作業のスキルも持つ大塚さんだが、カーオーディオのキャリアも長い。同店を創業する前には約15年間、とあるカーオーディオ専門店にて技術を磨いた。ちなみにそれ以前はエアロパーツメーカーで製品デザインや広告・カタログのデザインを担当していた。今、カーオーディオインストールにおいて発揮されているデザインセンスは、その当時から培われたものだ。

そんな大塚さんに、ショップを立ち上げた動機を訊いた。

「自分の技術と経験を、お客様に存分に振る舞える場所を持ちたかったんです。雇用される立場だと、何をするにも制約がつきまといます。とことん手を掛けにくく、新製品等の検証にも十分に時間を割けない。しかしお店を持ってからは、こだわりたいところには妥協なく時間と労力を注げています」

次いでは、接客におけるポリシーを教えてもらった。

「製品選びの段階からカーオーディオを楽しみ尽くしていただきたいと思っています。まずはご要望をお訊きしてお客様の悩みを解決するためのプランをご提案するのですが、その際には何を選ぶとどんな利点が得られるのか等の情報をご提供しながら、セレクトするのに興味が湧くようなご説明をするように心がけています。取り付け方を決める際にも同様に、どのような方法があるのか、それぞれにはどんなメリットがあるのかをご説明し、楽しみながらご検討いただけるようにしています。

あと、ご希望があれば製品が到着した段階で見ていただいて特長をご説明することもあります。また製作途中の様子もさまざま写真に収めます。後から見えなくなるところもどのように作っているのかをお知らせしたいので。

そして、製作前と後の音の違いを映像に収めたりもしています。それをYouTubeに挙げてシステム紹介動画としているのですが、これはお客様にとってのおクルマの成長記録でもあるんです。以前の音がどんなだったのか、それに対して今はどれだけ良くなったのかを後から振り返っていただけます」

デモカーについても訊いた。

「デモカーは2台あるのですが、そのうちの1台(スズキ・ラパン)では、現実的なスピーカーインストールでありながらプロセッサーを入れるとどれだけ音が変わるのかをご体感いただけます」

最後に、読者へのメッセージをもらった。

「1万円台のスピーカーの取り付けからハイエンドシステムの構築まで、お客様それぞれのご要望を丁寧に形にしたいと考えています。手掛けさせていただくおクルマはすべて、ライトな仕様であってもハードな内容であってもそれぞれがお客様にとっての特別な1台、つまり1of1です。そう思って1台1台施工させていただいております。まずはデモカーのご試聴だけでも構いません。お近くでしたらぜひお気軽にお越しください」

“アークライド”に足を運べば、カーオーディオをとことん満喫できる。マニアックな店内内装を見に行くだけでも楽しめるし、システムメイクの相談をすればさらにワクワク感が味わえる。愛車の音を良くすることに興味があれば、“アークライド”は頼りになる。要チェック♪

《太田祥三》

特集

関連ニュース

page top