新型ノートで未来を感じるドライブへ…映画ライター×バイクライターによる日帰り女子旅 | Push on! Mycar-life

新型ノートで未来を感じるドライブへ…映画ライター×バイクライターによる日帰り女子旅

すっかり春めいてきた今日この頃。穏やかな陽気に誘われて少し遠出したくなる季節だ。ソーシャルディスタンスを保ちつつ、計画したのはもちろんクルマ旅。首都圏から日帰りできて、大自然も体感できる埼玉県の飯能、そして秩父を目指す。

自動車 試乗記
日産 新型ノート と映画ライター 牧口じゅん さん(右)、 バイクライター 采女華 さん(左)
  • 日産 新型ノート と映画ライター 牧口じゅん さん(右)、 バイクライター 采女華 さん(左)
  • リニューアルした新宿住友ビル前で待ち合わせ
  • 元レースクイーン、現在バイクライターとして活躍中の采女華 さん
  • 日産 新型 ノート e-POWER
  • 実用性とデザイン性が両立した 日産 新型 ノート のインテリア
  • 日産 新型 ノート e-POWER
  • 日産 新型 ノート e-POWER
  • 日産 新型 ノート e-POWER

すっかり春めいてきた今日この頃。穏やかな陽気に誘われて少し遠出したくなる季節だ。ソーシャルディスタンスを保ちつつ、計画したのはもちろんクルマ旅。首都圏から日帰りできて、大自然も体感できる埼玉県の飯能、そして秩父を目指す。

元レースクイーン、現在バイクライターとして活躍中の采女華 (うねめ はな)さん
ご一緒してくれるのは、モビリティシーンでバイクライターとして活躍中の采女華(うねめ はな)さん。映画ライターの私とは専門分野は違えども、いずれも旅好きだ。とはいえ、普段はあまり車と関わりの無い日常を送る私たち。選んだのは新型の日産『ノートe-POWER』だ。長距離ドライブでも安心のプロパイロットや、スムーズな走行で話題のこの車なら「運転は任せて!」と、ドライバーを買って出てくれた采女さん。どちらかというと4輪よりは2輪派の彼女と、助手席専門の牧口が、日本車の今、そして未来を感じる旅に出た。

“パリの下町”にも似合う…すっきりとしたデザイン

リニューアルした新宿住友ビル前で待ち合わせ
雲ひとつない晴天に恵まれた早春のある日、采女華さんと待ち合わせしたのは、リニューアルしたばかりの新宿住友ビル前。軽やかな季節にぴったりのカラー、オペラモーブの新型ノートから采女さんがさっそうと降り立つ。心が浮き立つような美しい色のノートが佇んでいるだけで、高層ビル街にぱっと大輪の花が咲いたかのようだ。

コンパクトカーというと丸みを帯びた可愛らしいフォルムを想像するが、すっきりとした曲線美を魅せるエクステリアからは乗る人を選ばないという印象だ。小ぶりながら存在感は大きい。特徴的なラインを描くフロントライトのデザインゆえ、ひと目でノートだとわかる。後ろに回るとスーパーブラックのラインが効いていてシャープ。洗練されていて品が良く、軽快な印象を受ける外観は、海外取材にも頻繁に出かける私が欧州でよく見かける、デザイン性に富んだ車を思わせる。特に裏路地の多い、趣ある石畳の街を走る姿が容易に想像できる。個人的にはジャン=ピエール・ジュネの『アメリ』や、セドリック・クラピッシュの『猫は行方不明』などに登場するパリの下町あたりを走らせてみたい。
実用性とデザイン性が両立した新型ノートのインテリア
さっそく乗り込むと、早くもその快適な居住性で、コンパクトカーに抱いていた既存のイメージを快く覆してくれる。

「広いですよね。フロントシートは足元がゆったりなのに、リアシートにもたっぷりゆとりがある。後ろに同乗者がいても快適そう。」と采女さん。

広い開口幅のラゲッジルームは機内持ち込みサイズのスーツケースを4個も積めるという予想を上回る積載量。ついつい荷物が多くなる人にもってこいだ。今回は日帰り2人旅で荷物は多くないのだが、買い物などでもし荷物が増えてしまっても心配なし。

「コンパクトカーながら荷物がたっぷり持ち運べる。この積載性能は嬉しいです。」

もうひとつ、二人共に気に入ったのがインテリアだ。潔く無駄がそぎ落とされたパネルはすっきりとしていて、ヨーロッパ車のテイストを思い起こさせるクリーンさ。さらに、ナビは見やすさ重視の大スクリーン。小物置場も充実していて、スマートフォンが複数台同時に充電できるセンターコンソールにも感激。これで、誰が先に充電するか譲り合わなくて済みそうだ。実用性とデザイン性が両立しているのが何とも心憎い。

コネクテッドサービス「NissanConnect」と繋がれば、ナビはもちろん、広い駐車場で車の駐車位置を遠隔で確認したり、目的地や施設検索に加えてナビ設定までオペレーターに直接依頼したりすることも可能。車内のWi-Fiを活用して動画や音楽ストリーミングもデータ容量を気にせず楽しめる。不慮の事態や体調不良の際にも簡単にSOSコールで専門オペレーターに接続。離れた場所からドアロックのリモート操作もできるとあって、様々な”うっかり“を心強くサポートしてくれる。

第2世代e-POWERの優しさ…路面のデコボコにも気が付かない


一通り驚いたところで、采女さんの運転に身を委ね、一路埼玉へ。まず、新宿では街乗りの快適さを実感。

「街中ではこの小回りの良さが嬉しいです。見切りがいいから、右左折がしやすいですね。」

走り出しからとにかく静かで、これならおしゃべりも、音楽も楽しめそうだ。

「ぐんとアクセルを踏むと気持ちいい。それに、アクセルから足を離すと緩やかに減速してくれる。とにかく足回りの動作がスムーズでびっくり。ハンドルも軽くて、操作が楽。これなら長距離運転しても疲れないですね。」
日産 新型ノート に乗る 采女華 さん
元レースクイーンの采女さんは、実は車も大好きという生粋のメカ好き。高速に乗ると、パワフルでスムーズな走りに笑顔を魅せる。

「加速減速がなめらかなので、発進はもちろん、追い越し、車線変更の際もぎこちなさが一切ない。今の車ってこんなに凄いんですね。早くもドライバーに優しいという印象です。」

ドライバーに優しいということは、同乗者にも優しいということ。特に新型ノートの優秀さを感じたのは、コーナーや段差にさしかかったとき。コンパクトゆえに、どうしても犠牲になりがちだと思っていた乗り心地が、この車ではとても大切にされているのだ。

「コーナリングがすごくいい!くーっと素直に曲がってくれる、この感覚には感激です。しっかりと地面を捉えている感じ。今、道路に段差がありましたが気づきましたか?」

そう言われても、全く気づかなかった助手席の私。コンディションの悪い道でも、路面の凹凸が気にならないとは有り難い限りだ。コンパクトカーの想像を軽やかに超えていく安定感は助手席でもダイレクトに感じられる。第2世代e-POWERの素晴らしさは、静かさだけでなく、走行性能からもしっかり感じることができた。

訪れたのは日本の中のフィンランド…バイク女子が感じたノートの心遣い

ムーミンバレーパーク のムーミン一家が暮らすブルーの家
スムーズかつ、360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)に守られた快適な走りを堪能していると1時間半ほどで到着したのは、近年、北欧を感じる施設が集まってきているという埼玉県飯能市。宮沢湖畔に広がる「メッツァビレッジ」は、湖と森と人が調和した自然溢れるテーマパークだ。森と湖が広がる様子は、確かにいつかフィンランド映画で観た、静謐な風景を思わせる。湖畔のベンチで、ゆったり自然に包まれるのも贅沢だ。入場無料の「メッツアビレッジ」には、北欧にちなんだ店やカフェ、レストランが立ち並ぶ。
ムーミンバレーパークでムーミングッズを吟味
雑貨や食器などスカンジナビアデザインに心躍らせたが、私たちにはそれ以外にもここを訪れた目的が。実は、このヴィレッジの奥に広がるのが、北欧ブランドの代表格ともいえる、あのキャラクターの住む村だ。2019年にオープンし、今も注目を集める「ムーミンバレーパーク」。ムーミンファミリーに会えるのはもちろん、おとぎの国にあるムーミン屋敷を実際に訪ねられるとあって心がはやる。エントランスを抜け、ムーミン谷エリアへ。一家が暮らす可愛いブルーの家、キャラクターショーが開催されるエンマの劇場、リトルミイと遊べる参加型シアターなどが佇む様子は、まるでおとぎの国だ。ショップには可愛いムーミングッズ、しかも世界でもここでしか手に入らないアイテムもあり、そのキュートさに思わず時間を忘れてしまった。

入場料が必要な「ムーミンバレーパーク」も含めて、いずれのパークもワンコ連れOKとあって、愛犬と楽しそうに遊ぶ人も多く見かける。自然豊かな環境だけでなく、この大らかさも北欧らしい。今度はぜひ犬との車旅で訪れようと心に誓う。

すっかり北欧世界を堪能したところで、コーヒーを買って車へ戻る。ドリンクホルダーは、それぞれの席の窓側に格納されていて、必要に応じて引き出すタイプ。使わないときはすっきり。しかもサイズ調整もしやすく収納できるカップのサイズは幅広い。これならカフェのペーパーカップもお気に入りのマイボトルもセット可能だ。

「日本車ってこういう気配りがきめ細やかですよね。それに、シートヒーターが嬉しいです。外で遊んで少し身体が冷えたので、ありがたさが身にしみます。バイクに乗っていると結構冷えるんです。これは羨ましいな。」と采女さん。

カツ丼やうどん、かき氷に舌鼓…お土産で旅の復習もバッチリ

羊山公園の「見晴しの丘」展望台
埼玉のフィンランドを後にして、1時間ほどドライブ。奥秩父の山を背に広がる町並み見渡せる羊山公園の「見晴しの丘」へ。この公園は、芝桜がじゅうたんのように広がる「芝桜の丘」で有名だが、こちらは秩父の市街地や秩父大橋、その後ろにそびえる長野の山々まで眺められる展望台。人もまばらで、絶景を前にほっと一息つくのに格好のスポットだ。その名の通りの見晴らしの良さに「夜景も見に来たいね」と再訪を約束した。

美味しい空気を吸い込んだところで、空腹なことに気づいた私たち。目指したのは、兎田ワイナリーが経営する農園村レストラン「秩父うさぎだ食堂」だ。迷わず注文したのは、秩父名物のわらじカツ。薄くわらじ状に伸ばされたカツが2枚のった丼が登場し、そのボリュームにびっくり
「秩父うさぎだ食堂」の わらじカツ
一口食べてみると、サクサクとした薄衣は歯触りが良く、柔らかな豚肉はとてもジューシー。後を引く美味しさだ。兎田ワインで作るソースはフルーティで爽やかなイタリアン仕立て。豚肉の甘みを存分に引き立てる。イタリア風の味付けをより堪能するなら、オリーブオイルの風味豊かなフレッシュトマトソースの乗ったタイプがおすすめ。あまりの美味しさに、気づいたらぺろりと完食していた。

せっかくなので、どうしても気になった人気メニュー「秩父やまなみチーズ工房のホエーうどん」も追加注文。チーズを作るときに凝固した乳分を取り除いて残る透明な液「ホエー」を使用したつゆは、酸味がほんのり効いたコクのある味。小さなチーズが浮かんだミルキーな味わいのうどんは、ここでしかいただけない逸品なので、お腹に余裕があるなら迷わずオーダーしてみてほしい。

このお店がある吉田地域周辺は、グルメエリアとも呼べる場所。ぶどう農園、ブルーベリー農園、いちご農園が並ぶフルーツ街道と、ワイナリー、チーズ工房、蒸留所、醸造所、酒造所が軒を連ねる秩父発酵ツーリズムの拠点が隣り合う。

秩父やまなみチーズ工房

レストランから歩いて3分ほどのところに、うどんに使われたホエーを提供している「秩父やまなみチーズ工房」があると知り、訪ねてみることに。新鮮なミルクや名水「毘沙門水」など地元の素材を使ったチーズはコンクールで入賞するほどの確かな美味しさ。これは、兎田ワインと共に買って帰れば、自宅での“旅の復習”にぴったりだ。
旅の最後は、人気の 阿佐美冷蔵寶登山道店 へ
旅の最後は、長瀞まで足を伸ばし、ずっと行ってみたかった阿佐美冷蔵寶登山道店へ。ここは、1年を通して天然氷のかき氷がいただける人気店。真冬でも行列ができるという。私は、初心者におすすめだという「極みスペシャル つぶあん・白あん・抹茶あん」のあんこ全部のせを。蔵元秘伝のみつが、きめ細かな天然氷にからまって至福の甘さと口溶けを演出してくれる。そこに、3種のあんを少しずつ投下していく。自然の恵みである氷の繊細なテクスチャーを決して邪魔することなく、おだやかに各種の甘露が混ざり合った絶妙なハーモニーに手が止まらない。
阿佐美冷蔵寶登山道店 で人気の天然かき氷に舌鼓
采女さんは果汁を使った「もも&ぶどう」をチョイス。フルーツの恵みが優しく凝縮されたフレッシュな味わいに、笑顔がこぼれる。ふんわりと柔らかな口当たりで寒い時期にも心地よい爽やかさを感じられる天然氷。わざわざこのためにやってくる価値のある味わいだ。ここでは、天然氷に使われる名水と風味豊かな極上の黒みつで仕立てた水羊羹をお土産に。昨年2月から販売を開始したというこの新たな人気デザートがあれば、家に帰っても今日の思い出を美味しく思い返すことができそうだ。

プロパイロットで長時間の運転でもリラックスして楽しめる


心もおなかも大満足したところで、帰路につくことに。あちこち走り回ってすっかり埼玉を堪能した私たちだが、帰りも采女さんのハンドルさばきは変わらず鮮やかだ。

「この車なら帰りも、疲れないですね。」

山道でも変な横揺れがなく、今まで乗ってきたコンパクトカーのイメージを良い意味で裏切ってくれた。

「コンパクトカーだと山道のワインディング、特にS字のように急なカーブでは車自体が振られるような激しい横揺れを体感してしまうけれど、新型ノートはそれが全くなく、とにかくスムーズ。同乗者に申し訳ないと心配するストレスがないのは嬉しいですね」

確かに今回のドライブでは、急ブレーキやカーブでの大きな身体の揺れが、ただの一度も気にならなかった。

帰りの高速では、帰路のハイライトにととっておいた、日産国内初設定のナビリンク機能が付いたプロパイロットも試してみることに。簡単な操作でセット完了。

「凄い!手はハンドルに添えているだけなのに自分で動いてる。これは衝撃的です。不思議な感覚だけどすごく楽しい!」

あまりに違和感のないプロパイロットの走りに、助手席の私もびっくり。車間距離や車線中央のキープをアシストしてくれるだけでなく、地図情報から予めカーブやジャンクションの大きさを把握して、カーブでの速度コントロールをアシストしてくれるのだから驚きだ。

「遠出した後の帰り道でも、リラックスしてドライブできるのは心強いです」
映画ライター×バイクライターが日帰り女子旅で検証
車内での時間は単なる移動の時間ではない。旅の楽しいひとときの一部であるべきなのだ。助手席に座る私にとって、運転を全面的に任せているドライバーがリラックスして走りを楽しんでくれるのはとても大切なことだ。

「長時間の運転でも最後まで楽しめる」との采女さんの言葉を聞くのは、嬉しい限り。高速でも安心のプロパイロットのおかげで、遊び疲れた帰路のドライブもこの上なく快適だった。

助手席専門の私が今回この車に強く感じたのは、ボーダーレスであるということ。ドライバーと同乗者、さらには、ジェンダーもジェネレーションも関係なく、コンパクトカーの既成概念という壁を越えてモビリティを楽しめる、そんな車のように思えた。

最新のテクノロジーが搭載され、どこまでも人に優しくなった新型「ノート」e-POWER。それでも、アクセルを踏み込んだときにスムーズにグーンと加速してくれる愉しさ、走る喜びは健在だという。ストレスは少なく、可能性は最大限。新型ノートで国産車の”現在“を体感したら、そこには“未来”を感じさせる快適性があった。“今”は、SF映画、例えば『ブレードランナー』や『マイノリティ・リポート』のワンシーンで見たような完全自動化された車が走る軽やかで、もっと自由な世界へと続いている、そう実感できる心躍る旅となった。

日産 ノート e-POWERの詳細はこちら

牧口じゅん|映画ライター
東京を拠点に活動する映画フリーライター。共同通信社、映画祭事務局、カフェグルーヴを経て独立。映画そのものはもちろん、スクリーン中のファッションや食、出演者、スタッフにまつわるエピソードを中心に執筆する他、旅取材も多く手掛ける。

《牧口じゅん》

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