今年のうちにすませておきたい、カーオーディオ「年末メンテナンス」 ポイント解説・Part3 | Push on! Mycar-life

今年のうちにすませておきたい、カーオーディオ「年末メンテナンス」 ポイント解説・Part3

「この年末は家でゆっくり過ごそう」、そう考えているカーオーディオ愛好家は多いはずだ。ならば、カーオーディオシステムのメンテナンスに時間を割いてみてはいかがだろうか。当特集ではその参考にしていただくための情報をお届けしている。

カーオーディオ 特集記事
カーオーディオにおいては電源は重要。ゆえにメインバッテリーのメンテナンスもかかせない。
  • カーオーディオにおいては電源は重要。ゆえにメインバッテリーのメンテナンスもかかせない。
  • スピーカー交換等、カーオーディオシステムのビルドアップをしているのなら、サウンドチューニングを年に1度は見直すベシ。
  • 楽曲データの整理やプレイリストの見直し・新規作製にも取り組もう。

「この年末は家でゆっくり過ごそう」、そう考えているカーオーディオ愛好家は多いはずだ。ならば、カーオーディオシステムのメンテナンスに時間を割いてみてはいかがだろうか。当特集ではその参考にしていただくための情報をお届けしている。

冬場にはバッテリートラブルが起こりやすい。早めの点検を!

今回はまず、メインバッテリーのメンテナンスについて考えていく。カーオーディオシステムにとって電源は非常に重要だ。どんなにハイグレードなユニットを搭載していても、電力供給が上手くいかなければそのポテンシャルを引き出し切れない。

なお、気温が低下する冬場にはバッテリーのトラブルが起こりがちだ。急に不調に陥ることもあるので、その意味でもこの時期には特にメンテナンスをしておきたいところだ。

さて、バッテリーの調子を推し量る方法はいくつかあるが、もっとも簡単でかつ分かりやすいのは「エンジンスタート時のセルモーターの勢いのチェック」だ。最近のバッテリーは弱ってきても案外元気にセルモーターを回せたりもするが、それだけにもしもセルの勢いの衰えが感じられたら速やかに対策を講じたい。

なお、バッテリーにはタイプ違いがあり、補充液量や比重の点検ができるものとできないもの(メンテナンスフリー)とがある。もしも愛用のメインバッテリーが上記の点検が行えるタイプであるならば、異変を感じる前にこれらのチェックを行っておこう。またはガソリンスタンドやカー用品量販店で見てもらっても良い。お店で点検してもらえば、最悪買い換えが必要ならばすぐ買えるし、液の補充等も迅速に行える。

またメンテナンスフリーのタイプの場合なら、異変を感じる前にガソリンスタンドやカー用品量販店等に出向いて、バッテリー診断を受けておこう。お店によっては無料で行っている場合もある。なので事前に問い合わせてから行くともろもろが安心だ。

また、メンテナンスが行える行えないにかかわらず、バッテリー本体のチェックもしておくとベターだ。ターミナルの緩み等がないか、さらには外傷がないかも確認しておこう。本体にヒビや割れや欠け等がないかをチェックし、さらには端子付近にゴミなどが付着していたら取り除いておこう(ショート等を起こさないように安全に注意しながら作業しよう)。

スピーカー交換等、カーオーディオシステムのビルドアップをしているのなら、サウンドチューニングを年に1度は見直すベシ。スピーカー交換等、カーオーディオシステムのビルドアップをしているのなら、サウンドチューニングを年に1度は見直すベシ。

チューニングのし直しは、年に1度は行いたい!

続いては「再調整」について説明していく。カーオーディオシステムに何らかDSPが導入されていて、しかし長らく「再調整」を行っていないというのなら、この機会に行きつけのカーオーディオ・プロショップを訪問し、「再調整」をしてもらおう。もう今年の日数も残りわずかなので年内の作業は難しいかもしれないが、まずは予約だけでも取っておこう。

ちなみにオーディオ機器は、鳴らし込んでいくと音が良い方向へと変わっていくものだ。そのことは“エージング”と呼ばれている。なお“エージング”とは「年を取ること」という意味で使われることも多いが、「熟成させること」という意味もあり、オーディオ機器に関して使われる場合にはこちらの意味が当てはまる。要は、使い込むことによって“熟成”が進んでいくというわけだ。例えばスピーカーでは、磁気回路やダンパー等の可動部分が、使うにつれて動きが滑らかになっていく。そうして音も変化していく。

なので時間が経つにつれて、サウンドチューニング機能の各項目の見直しも必要となってくる。スピーカーやパワーアンプの鳴り方が変わってくるわけだから、それに即したセッティングにし直す必要性が生じるのだ。

ただし、ある程度時間が経過すると“エージング”による鳴り方の変化幅は少なくなる。スピーカーに関しては、装着してから3か月くらいが経過すると“エージング”が落ち着いてくる。なのでその頃に1度「再調整」を行えば、以後は頻繁な「再調整」は必要なくなる。

とはいえ、それでも年に1度くらいは見直すべきだ。もしもそれ以上「再調整」をしていなかったというのなら、このタイミングでその予定を組んでおこう。そして「再調整」を実行すればサウンドが確実にリフレッシュされる。ぜひ実践を。

楽曲データの整理やプレイリストの見直し・新規作製にも取り組もう。楽曲データの整理やプレイリストの見直し・新規作製にも取り組もう。

プレイリストの新規作製や整理もやっておくとベター!

最後はリッピングやダウンロードしている楽曲データの整理について説明していく。

音楽ファイルの再生・管理ソフトも長く使っていると、案外楽曲データがダブっていたりもするはずだ。パソコンの容量が大きくない時代には軽い形式で取り込んでいて、しかし後にパソコンを買い替えてからは重い形式でリッピングをし直していたり、CDからリッピングしてあった楽曲を後にハイレゾ音源で購入し直したりすると、ダブりが生じていたりする。なのでこの機会にそれをチェックし、ダブっていたら軽い方のデータを削除しておこう。そうすればパソコンや外付けHDDの容量もある程度は復活する。

あと、バックアップを取っていないというのなら、早い段階で外付けのHDDやSSDを用意してバックアップを取っておこう。できれば、バックアップは2つ取っておくと安心だ。パソコンやHDDは突如として動かなくなることもままある。貯めておいた楽曲データが消失するようなことがあれば、ショックは計り知れない。

そしてさらには、新たなプレイリストを作製しておくというのも有意義だ。ちなみにプレイリストは、聴くシーンを想定するなどして少数精鋭で作っても良いし、逆に好きな曲を200曲とか300曲とか大量に入れておいても楽しめる。特に後者はロングドライブ時に役立つ。何時間も運転するときがあれば大量のデータが入ったプレイリストをシャッフル再生すると、自分の好きな曲だけが延々と次から次へとかかる。しかもプレイリスト内にたくさんの楽曲を入れておけば同じ曲が出てくる可能性も減る。

または、すでにそのようなプレイリストを作製済みであるならば、内容の見直しをしても良いだろう。飽き始めていた曲や好きな度合いが低めな曲を間引き新たな曲を追加して中身を刷新しておくと、また新鮮な気持ちでドライブが楽しめる。

さて、当特集はこれを持って終了とさせていただく。できるメンテナンスを実行して、清々しい気分で2021年を迎えよう♪

太田祥三|ライター
大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集者としてキャリアを積む。カー雑誌、インテリア雑誌、そしてカーオーディオ専門誌の編集長を歴任した後、約20年間務めた会社を退職しフリーに。カーオーディオ、カーナビ、その他カーエレクトロニクス関連を中心に幅広く執筆活動を展開中。ライフワークとして音楽活動にも取り組んでいる。

《太田祥三》

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