フロントスピーカー、貴方ならどう鳴らす? 第2回「ツイーターのセッティング術」を考察! | Push on! Mycar-life

フロントスピーカー、貴方ならどう鳴らす? 第2回「ツイーターのセッティング術」を考察!

音の出口であるフロントスピーカー。これに「何を使うか」で得られる音の方向性が変わってくる。そしてさらには「どう取り付けるか」、「どうコントロールするか」でも「機器の能力をどこまで引き出せるか」が変わってくる。当特集では、そこのところを掘り下げている。

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ツイーターの取り付け例(フォーカル・デモカー)。
  • ツイーターの取り付け例(フォーカル・デモカー)。
  • ツイーターの取り付け例(製作ショップ:カーファイ<神奈川県>)。
  • ツイーターの取り付け例(製作ショップ:ログオン<千葉県>)。

音の出口であるフロントスピーカー。これに「何を使うか」で得られる音の方向性が変わってくる。そしてさらには「どう取り付けるか」、「どうコントロールするか」でも「機器の能力をどこまで引き出せるか」が変わってくる。当特集では、そこのところを掘り下げている。

ツイーター・セッティングにおいての最大のポイントは、「取り付け位置」!?

今回は、「ツイーターのセッティング術」について考えていく。

ところで、ツイーターは基本的にはドアのスピーカー(ミッドウーファー)と比べて取り付け作業は手間が少なくてすむ場合が多い。というのもミッドウーファーは裸の状態で売られているので、「スピーカーボックスを作る(ドアをスピーカーボックスとして仕立て上げていく)作業」が必要となる。しかしツイーターは基本的にはケースに収められた状態で製品化されているので、スピーカーボックスを作るという作業は必要ない。その分、取り付け作業の工程が多く掛かりにくいというわけなのだ。

とはいえ、「どこに付けるか」はよくよく吟味する必要がある。さて、取り付け場所にはどのような選択肢があるのだろうか。まず1つ目の選択肢として浮上するのは「純正位置」だ。ここを取り付け位置として選定すると、インテリアの雰囲気を変えずにすむ。

ただし、取り付けられるか否かはモノによる。「純正位置」は大抵スペースが限られているので、ある程度小さくないと収められない。

なお、車種専用モデルの場合は「純正位置」に収められるように仕上げられている場合が多いので、「純正位置」に装着したいと考えるならば、スピーカーを選ぶ際に車種専用モデルにも注目しよう。これを選べば望みが叶いやすくなる。

スタンダードな取り付け場所は、「ダッシュボードの上」!

ところで「純正位置」は、すっきりとした取り付けを行いたい場合にはベストな選択肢となるのだが、音のことを考えた場合にはビハインドを負うことも有り得る。特に国産車の中にはダッシュボードの左右の奥が「純正位置」である場合が結構多い。そうであると、そこにツイーターを取り付けると制御の難易度が上がってくる。

なぜならば、そこに取り付けるとツイーターは上を向くこととなるので、一旦音をガラスに反射させてから聴くこととなる。ちなみに、車内は狭いがゆえにそもそも反射の影響により特性が乱れがちだ。つまりツイーターを上向きで取り付けると、反射の影響を増やしてしまうこととなる。そうではなくツイーターから放たれる音を直接聴けた方が、状況をシンプル化できる。シンプルな方が制御がしやすい。

というわけなので、状況をシンプル化させたいと考える場合には、「ダッシュボードの上」が取り付け場所の候補に上がる。しかもここを選ぶと取り付けコストも抑えやすくなる。特に、それ用のマウント(取り付け用の台)がスピーカーに同梱されていたら、それを活用すればスムーズに取り付け作業を完了できる。

なお、ダッシュボードの上に置くためのマウントが同梱されていなかったら、汎用のマウントの中で使えるものを探すこととなる。そして最悪使用できるマウントが見つからなかった場合にはこれをワンオフすることとなる。その場合は多少コストは多めに掛かってくる。

このようにモノによって状況は変化するものの、音のことを考えたとき、そして比較的に取り付け費用を抑えたいと思った場合には、「ダッシュボードの上」はアドバンテージを発揮する。

ツイーターを埋め込むと、高さ、幅、角度において利点を発揮!

しかしながら、「ダッシュボードの上」が音響的に最良の場所かというと、そうではない。まず「ダッシュボードの上」に置いた場合には高さが稼げないので、ツイーターから放たれた音がダッシュボード上でもある程度反射してしまうし、メーターフードが邪魔になることもある。

また「ダッシュボードの上」に置く場合には、運転席側のツイーターは割と目の前に位置することとなるので、右ハンドルの場合ならサウンドステージの右端が詰まった印象になりがちだ。

これら不利要素を解決しようと思ったら、「Aピラーに埋め込む」、もしくは「ドアミラー裏に埋め込む」という選択肢が浮上してくる。

「Aピラーに埋め込む」と、ある程度高さを稼げる。結果、反射の影響を少なくできる。さらにはサウンドステージの高さも稼ぎやすくなる。あるいは「ドアミラー裏に埋め込む」と、左右幅を稼ぎやすくなる。運転席側のツイーターが、自分から見てより外側に位置してくれるからだ。

そして埋め込み加工を実行すると、「角度設定の自由度」も高くなる。というのも、ツイーターは角度によって聴こえ方が結構変わる。正対した方が得られる情報量が多くなり、逆に敢えて少々ずらすことで左右のバランスを整えられたりもする。そして何より、反射の影響が出にくい角度を選べる。ツイーターをより良好な状況下に置けるようになるのだ。

ちなみに、「ダッシュボードの上」に置く場合にもある程度自在に角度を決められるが、左右方向にはいかようにも設定できても上下方向には角度を変えられない場合が結構多い。その点でも「埋め込む」場合と比べて不利だ。

かくして「埋め込む」という選択をすると、聴こえ方がガラリと変わる。「ツイーターの埋め込み加工」は、スピーカーの性能を一層引き出そうと思ったとき、かなりの効果を発揮する。もしもスピーカー交換をしたら、いつかはツイーターの「埋め込み」を実行しよう。音が良くなる感動を再び味わえるはずだ。

《太田祥三》

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