【プロショップ訪問記】サウンドステーション・AVカンサイ堺店(大阪府堺市堺区車之町3-1-1)ビギナー、純正からのシステムアップ、国産からインポートカーまで経験に裏打ちされた技術でサウンドアップを叶えてくれる。 | Push on! Mycar-life

【プロショップ訪問記】サウンドステーション・AVカンサイ堺店(大阪府堺市堺区車之町3-1-1)ビギナー、純正からのシステムアップ、国産からインポートカーまで経験に裏打ちされた技術でサウンドアップを叶えてくれる。

大阪市内から阪神高速を経由、住之江I.C降りる国道26号線を南向き大和川を越えて約5分、閑静な立地の一角にAVカンサイ堺店がある。オーディオの専門店として全国に名を馳せる同店は、平成26年に同地に移転し185坪と充実したスペースを確保。西日本最大規模といえるだろう。

カーオーディオ ショップ訪問記
【プロショップ訪問記】サウンドステーション・AVカンサイ堺店(大阪府堺市堺区車之町3-1-1)ビギナー、純正からのシステムアップ、国産からインポートカーまで経験に裏打ちされた技術でサウンドアップを叶えてくれる。
  • 【プロショップ訪問記】サウンドステーション・AVカンサイ堺店(大阪府堺市堺区車之町3-1-1)ビギナー、純正からのシステムアップ、国産からインポートカーまで経験に裏打ちされた技術でサウンドアップを叶えてくれる。
  • 明るく広い店内にはカーオーディオ製品だけではなく、ホームオーディオも展示されている
  • カーオーディオスペースではショップがオススメするユニットが試聴可能となっている
  • ホームオーディオコーナーもショップが自信を持ってお勧めする製品がレイアウトされている
  • AV関西 堺店 店長の岩田さん
  • 音を良くするアイテムも充実している
  • 昨今のニュースでドライブレコーダーの需要は増えているが、ここではプロがお勧めする製品が展示されている
  • デモカーの核となるソースユニットにはcarrozzeria サイバーナビをチョイス

大阪市内から阪神高速を経由、住之江I.C降りる国道26号線を南向き大和川を越えて約5分、閑静な立地の一角にAVカンサイ堺店がある。オーディオの専門店として全国に名を馳せる同店は、平成26年に同地に移転し185坪と充実したスペースを確保。西日本最大規模といえるだろう。

堺店ほか、宝塚、天王寺と3つの店舗を展開、堺店は3つの店舗で一番大きく、カーオーディオのコーナー、ホームオーディオブース、別棟にはホームシアタールームを備える。取材当日は撮影ができなかったが空調完備の大型ピットとクラフトルームがあり、さまざまなインストールに対しての設備が整っている。また各地にある有力13店舗とネットワークを結ぶ、サウンドステーション・グループと提携。スキルアップ(技術の共有)、一律工賃体制、そしてサービスの向上に努めている。

取材当日は店長の岩田さん(ニックネームは修ちゃん)にお話を伺った。AVカンサイに入社したのは19年前ことで以前は電気工事の仕事に勤務。クルマが好きで、この業界の仕事を探していたとき知人の勧めから、AVカンサイに転職を決意する。宝塚店の西村店長も同時期に入社されたそうで共に重要なポジションを任されている。当時のころを尋ねるとカーオーディオブームの絶頂期で、CDプレーヤーを主軸としたシステムのほか、高度なデジタルシグナルプロセッサー(DSP)の出現により、音質と音場に優れたシステムが構築できるようになり、ユーザーの要望がますます高まってきたそうだ。また当時は豪華仕様のカスタムインストールの依頼も増えて一般取り付けからドレスアップ系、ときにはメーカーからのデモカー製作依頼と、台風の中に飛び込んだような多忙な毎日だったという。今でも日々の取り付け作業と同時にユーザーの希望を叶える販売員としても腕を奮う。

カーオーディオ業界では技術と感性を競うサウンドコンテストがあり、例えばパイオニアが主催するカーサウンドコンテスト(1997/1st~2014/18th)、以降ハイエンドカーオーディオコンテスト、ヨーロピアンカーサウンドコンテスト、大阪で毎年行われる「まいど大阪・車音祭(秋と春/年2回開催)」と全国規模のイベントで優勝と上位入賞を獲得。代表である岩元氏の音調整とともに数々のサウンドカーを生み出しているのだ。コンペで得た経験は車種に関係なく、実なる音創りの融合を目指す。とくに新しいクルマで学ぶことが多く、のちにユーザーカーの音調整に反映されるスキルとノウハウが現在のAVカンサイの真骨頂といえるだろう。

ユーザーが求める購入動向を訊いてみると、初めて来店されるお客さんの大半は純正オーディオや、既存の機材の音に不満を感じている人が大半という。近年、車両事情を直視すると電子制御が進むと同時に一体化となったインパネ造形であったり、スピーカーの交換が不可能なのか?というお客様の相談が多い。良質なスピーカーの交換、ナビが装着できるクルマでは上級機のナビがお勧めで、カロッツェリア・サイバーナビ、ダイヤトーン・サウンドナビの販売が好調だそうだ。インポートカーを含む装着不可な車種ではデジタルシグナルプロセッサー(DSP)の導入を勧めている。確実な取り付けと最終音調整の2つは見逃すことができない必須ポイント。またブランド別のコンポーネントの特徴と傾向を熟知し大量の取り付け実績と相まってユーザーが求めるサウンドを実現してくれる。

インポート系では欧州系メーカー製品に特に詳しい。ブラックス、ヘリックス、マッチ、DLS、シンフォニ(クワトロリゴ)、モレル、ブラムなど。ディスプレーで比較試聴ができる。なお常設デモカーのアルファードに搭載のシステムはDLSスカンジナビアを使ったマルチ4ウェイ構成でDSPとDAPを搭載。高品位なハイレゾサウンドが体験できる。

音質に不満、現状のオーディオ(純正)をベースとしたシステムアップを考えているユーザー、ハイエンド仕様まで高いスキルとノウハウで叶えてくれる頼もしい経験と実績を積み重ねたプロショップである。詳しくはホームページをご覧いただきたい。

《永松巌》

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