ビギナー必読! 難解なカーオーディオの“専門用語”を易しく解説! Part5 サブウーファー関連編 l | Push on! Mycar-life

ビギナー必読! 難解なカーオーディオの“専門用語”を易しく解説! Part5 サブウーファー関連編 l

カーオーディオに興味を持ちあれこれ調べてみても、専門用語がちんぷんかんぷでなんとなくなじめなかった…。そんな経験を持つ方も少なくないようだ。そういった方々に向けて、用語解説を展開している。今回からは、「サブウーファー」に関する用語を説明していく。

カーオーディオ 特集記事
「パワードサブウーファー」の1例(フォーカル)。
  • 「パワードサブウーファー」の1例(フォーカル)。
  • 「パワードサブウーファー」の搭載例。
  • 「ユニットサブウーファー」の一例(ダイヤトーン)。

カーオーディオに興味を持ちあれこれ調べてみても、専門用語がちんぷんかんぷでなんとなくなじめなかった…。そんな経験を持つ方も少なくないようだ。そういった方々に向けて、用語解説を展開している。今回からは、「サブウーファー」に関する用語を説明していく。

「サブウーファー」って、そもそも何?

最初に、「サブウーファー」とは何なのか、から解説していく。結論から入ろう。「サブウーファー」の“サブ”という言葉には、“サブマリン”とか“サブウェイ”の“サブ”と同じように“下の”という意味がある。つまり「サブウーファー」は、「ドアスピーカーの再生帯域よりも下の音を鳴らすユニット」なのである。

なお、“サブ”の対義語は“スーパー”だ。ゆえに超高音の再生を担当するスピーカーユニットのことは「スーパーツイーター」と呼ばれている。で、この場合の“スーパー”とは“上の”という意味で、「スーパーツイーター」とはつまり、「通常のツイーターよりも“上の”高音再生を担当するユニット」なのである。

また“サブ”という言葉にはもう1つ、“副”という意味もある。なので「サブウーファー」は、「ドアスピーカーを補助するスピーカーユニット」と位置付けられることもある。これもまた正解だ。

ところで「サブウーファー」の実際の再生帯域はどのくらいなのだろうか。ケースバイケースではあるが、多くの場合は「40Hz」から「80Hz」あたりが上限とされることが多い。参考までに言うと、エレキベース(4弦)が出せる最低音は約41Hzだ。そしてその1オクターブ上の音は約82Hzである。ということは、「サブウーファー」の担当周波数の上限が仮に「60Hz」に設定されていたとすれば、「サブウーファー」が担当する音域の中で音階のある音は数個しかない。「サブウーファー」が担当するレンジは、案外狭い。

ゆえに「サブウーファー」から発せられる音の中身は、音階のある楽器の音よりも、低音打楽器の音とか低周波の空間の響きの成分が多くをしめている。なので「サブウーファー」は、単体で試聴してもその製品の音質性能をつかみづらい。

「パワードサブウーファー」って、何?

続いては、「サブウーファー」のいろいろを解説していく。まずは、「パワードサブウーファー」から紹介しよう。

さて、この「パワード」という言葉にはどんな意味があるのかというと、ズバリ「パワーアンプ」のことを指している。つまり「パワーアンプ」も一体化された「サブウーファー」というわけだ。

ちなみにライトなカーオーディオシステムにおいては、ツイーターとミッドウーファーはメインユニットに内蔵されているパワーアンプで駆動されることが多い。しかし、メインユニットの内蔵パワーアンプは「サブウーファー」をドライブする能力は持ち合わせていない。「サブウーファー」を鳴らすためにはある程度のパワーが必要なので、メインユニットの内蔵パワーアンプではそれをまかなえないのだ。

なので、「サブウーファー」を導入しようとするときには、「サブウーファーユニット」を駆動するための「パワーアンプ」が必要となる。さらにいうと、「サブウーファーユニット」は「ボックス」に装着しないと「スピーカー」として成立しない。ホームオーディオの「スピーカー」もスピーカーユニットが「ボックス(エンクロージャー)」に装着された状態で完成形となっている。

というわけで「パワードサブウーファー」は、「サブウーファーユニット」、「パワーアンプ」、「ボックス」、これらが一体化されていて、購入後には配線と固定をすれば音が出せる。「低音強化を合理的かつ低コストで実行できるように考えられたユニット」なのである。

ちなみに「パワードサブウーファー」ではなく「チューンナップサブウーファー」と呼んでいるメーカーもある。手軽に低音を増強できるユニットという意味合いで、「チューンナップ」という言葉が用いられている。

「コンプリートウーファーボックス」とは?

「パワードサブウーファー」は、「サブウーファー」の導入を手軽に行うためのユニットなのだが、もう1つ、比較的簡単に低音強化が果たせるタイプの製品も存在している。それがこの、「コンプリートウーファーボックス」だ。

これはつまり、「サブウーファーユニット」と「ボックス」とが一体化している(「パワーアンプ」は一体化されてない)、というタイプの製品だ。

ところで、「パワードサブウーファー」には“小型・薄型”に仕上げられたモデルが多い。取り付け性も考えられているからだ。“小型・薄型”ならば、例えばシート下にも設置できる。

しかし“小型・薄型”であると、低音再生能力には限界も出てくる。薄型なので振動板のストローク量も少なくなり、結果、聴感上ある程度低い音までは聴こえてくるものの、空気の振動量が限定的となるために、迫力という点ではビハインドがある。

対して、大型の「サブウーファーユニット」を使って低音を鳴らすと、振動板がしっかりストロークするので、より迫力のある低音を鳴らしやすくなる。

なので、より本格的な低音を得たいと思ったら、“小型・薄型”の「パワードサブウーファー」よりも「ユニットサブウーファー」を使った方が有利だ。しかし「ユニットサブウーファー」を導入する場合には、「ボックス」をワンオフする必要があり「パワーアンプ」も別途用意しなくてはならない。導入のハードルは高くなる…。

そんなとき、「コンプリートウーファーボックス」が頼りになる。これを選べば、「ボックス」をワンオフする必要がない。本格的な低音をより手軽に導入できる、というわけなのだ。

今回はここまでとさせていただく。次回も「サブウーファー」に関連した用語の解説を続行する。お楽しみに。

《太田祥三》

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