ホンダ シビックタイプR 改良新型、北米仕様を発表…シカゴモーターショー2020 | Push on! Mycar-life

ホンダ シビックタイプR 改良新型、北米仕様を発表…シカゴモーターショー2020

◆新デザインのグリルでエンジン冷却性能を向上
◆サスペンションのチューニングを変更
◆北米仕様の2.0ターボは最大出力306hp

自動車 ニュース
ホンダ・シビック・タイプR 改良新型の北米仕様(シカゴモーターショー2020)
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ホンダの米国部門は、米国で開幕したシカゴモーターショー2020において、『シビック タイプR』(Honda Civic Type R)改良新型の北米仕様車を初公開した。

新デザインのグリルでエンジン冷却性能を向上

エクステリアとインテリアをリフレッシュ。新デザインの大型フロントグリルは、エンジン冷却性能を引き上げるために開口部が大きく取られた。ホンダによると、ハードなスポーツ走行時でも、効率的なエンジン冷却を可能にしているという。また、新しい「タイプR」専用色の「ブーストブルー」が用意されている。

インテリアでは、新たにアルカンターラで仕上げられたステアリングホイール、新デザインのショートストロークのシフトレバーなどが装備されている。

サスペンションのチューニングを変更

サスペンションのチューニングが見直され、ブレーキもアップグレードされている。これは、ハンドリングとブレーキ性能の向上が狙いだ。世界最高峰のドライビングダイナミクスを求めて、数多くの改良が施されているという。

そのひとつが、新開発の2ピースブレーキローターとブレーキパッドだ。ホンダによると、フェードを軽減し、高速でのブレーキ効率を向上させるように設計されているという。

また、サスペンションチューニングは、乗り心地を引き上げるための新開発ダンパー、グリップを向上するための剛性の高いブッシュ、フロントサスペンションとステアリングの再チューニングが含まれる。これらは、さらに優れた操舵感を追求するのが目的だ。

安全性とドライバー支援技術の「ホンダセンシング」の最新バージョンも装備される。最新のホンダセンシングは、タイプRだけでなく、すべての『シビック』シリーズに搭載される予定だ。ホンダ・シビック・タイプR 改良新型(北米仕様)

北米仕様の2.0ターボは最大出力306hp

ボンネットの下には、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTEC」ターボエンジンが搭載される。北米仕様の場合、最大出力は306hp、最大トルクは40.8kgmを引き出す。クロスレシオの6速MTとLSDを介して、前輪に駆動力が伝達される。

ドライバーは3つのドライブモードとして、「コンフォート」、「スポーツ」、「+ R」が切り替えられる。選択したモードに応じて、サスペンションの硬さ、ステアリング、スロットルレスポンスが変化する。これらのドライブモードと洗練されたデザインは、ワインディングやサーキットにおいて、スリリングなパフォーマンスを発揮するという。

新機能としては、アクティブサウンドコントロールがある。これは、選択されたドライブモードに合わせて、室内の音を変える装備だ。

価格設定やすべての仕様などのさらなる情報は、北米では2020年冬に明らかにされる予定だ。ホンダの米国部門は、改良新型について、サーキットと日常走行の両方において、比類のない柔軟性を備えている、としている。

《森脇稔》

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