カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA PRIUSα(オーナー・鈴木敦久さん) by レジェーラ 後編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA PRIUSα(オーナー・鈴木敦久さん) by レジェーラ 後編

ダイヤトーンのスピーカーとモスコニのパワーアンプの組み合わせに惚れ込んだオーナーの鈴木さん。コクピットまわりに上質なインストールが施され、サウンド共々大人のムード満点。使い勝手を考えた細部のカスタム処理も光るコクピットを見ていこう。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  TOYOTA PRIUSα(オーナー・鈴木敦久さん) by レジェーラ 後編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  TOYOTA PRIUSα(オーナー・鈴木敦久さん) by レジェーラ 後編
  • 音とインストール、双方に明確なコンセプトを持って製作を開始したプリウスα。しっとり系サウンドと純正ライクなデザインが光る。
  • アウターバッフル化されたドア。ダイヤトーンのDS-SA1000のミッドバスをインストール。周辺のデザインも手が込んでいる。
  • AピラーへビルトインされているのはDS-SA1000のトゥイーター。ピラーのデザインを巧みに加工して違和感なく収めるスタイル。
  • ヘッドユニットには定番のダイヤトーン・サウンドナビをチョイス。サウンド面の上質さを体感するユニットとしてオーナーお気に入り。
  • スマホのホルダーをワンオフしたセンターコンソール。デジ像のリモコンも含めて使用頻度の高いものをまとめて設置した。
  • スマホの形にくり抜かれたトップパネルは脱着式。そのためスマホの形状が変わってもトップパネルだけ作り替えればOKだ。
  • センターコンソールの底部にHDDなどを収めることができるスペースも設置。大量の音楽データを持ち歩くにはこれが活躍する。

ダイヤトーンのスピーカーとモスコニのパワーアンプの組み合わせに惚れ込んだオーナーの鈴木さん。コクピットまわりに上質なインストールが施され、サウンド共々大人のムード満点。使い勝手を考えた細部のカスタム処理も光るコクピットを見ていこう。

◆ダイヤトーンのスピーカーを生かす取り付け精度とデザインが光るコクピット

音とインストール、双方に明確なコンセプトを持って製作を開始したプリウスα。しっとり系サウンドと純正ライクなデザインが光る。音とインストール、双方に明確なコンセプトを持って製作を開始したプリウスα。しっとり系サウンドと純正ライクなデザインが光る。

《音とインストール、双方に明確なコンセプトを持って製作を開始したプリウスα。しっとり系サウンドと純正ライクなデザインが光る。》

アウターバッフル化されたドア。ダイヤトーンのDS-SA1000のミッドバスをインストール。周辺のデザインも手が込んでいる。アウターバッフル化されたドア。ダイヤトーンのDS-SA1000のミッドバスをインストール。周辺のデザインも手が込んでいる。

《アウターバッフル化されたドア。ダイヤトーンのDS-SA1000のミッドバスをインストール。周辺のデザインも手が込んでいる。》

AピラーへビルトインされているのはDS-SA1000のトゥイーター。ピラーのデザインを巧みに加工して違和感なく収めるスタイル。AピラーへビルトインされているのはDS-SA1000のトゥイーター。ピラーのデザインを巧みに加工して違和感なく収めるスタイル。

《AピラーへビルトインされているのはDS-SA1000のトゥイーター。ピラーのデザインを巧みに加工して違和感なく収めるスタイル。》

大人のサウンドを目指してインストールしたという鈴木サンのプリウスα。フロントステージの主役はなんと言ってもダイヤトーンのハイエンドスピーカーであるDS-SA1000だ。ダイヤトーンのスピーカーとモスコニのパワーアンプのコンビネーションが生み出すサウンドに惚れ込んだのがこのクルマを作るきっかけのひとつだったことから、ダイヤトーンのスピーカーへの思い入れは人一倍。DS-SA1000の魅力をとことん引き出すことで、サウンド面のテーマとした中高音をじっくりと聞かせるチューニングを試みた。

取り付け面で注目なのはドアのバッフル。ドアの純正位置にアウターバッフルを製作しているが、ドアのポケットなど周辺部分には手を付けず、オーナーの望みであった「純正を崩さない」インストールをコクピットまわりでも実践する。バッフル面にはDS-SA1000のグリルにも用いられているブラウン系のカラーを使った人工スエードを使うなど、細部にまで配慮を加えたデザインがクオリティの高さを感じさせる。

トゥイーターはAピラーにビルトインされるが、トゥイーター周囲のパネル面を巧みに加工し純正ピラーの形状と違和感ないデザインに仕上げているのも加工センスの高さの現れだろう。上質なサウンドに似つかわしい上質なインストールデザインをコクピットに作り上げるキーユニットになるのがダイヤトーンのスピーカー群だ。

◆スマホ、HDDなど多彩なメディアの接続をサポートするシステムにも注目

ヘッドユニットには定番のダイヤトーン・サウンドナビをチョイス。サウンド面の上質さを体感するユニットとしてオーナーお気に入り。ヘッドユニットには定番のダイヤトーン・サウンドナビをチョイス。サウンド面の上質さを体感するユニットとしてオーナーお気に入り。

《ヘッドユニットには定番のダイヤトーン・サウンドナビをチョイス。サウンド面の上質さを体感するユニットとしてオーナーお気に入り。》

スマホのホルダーをワンオフしたセンターコンソール。デジ像のリモコンも含めて使用頻度の高いものをまとめて設置した。スマホのホルダーをワンオフしたセンターコンソール。デジ像のリモコンも含めて使用頻度の高いものをまとめて設置した。

《スマホのホルダーをワンオフしたセンターコンソール。デジ像のリモコンも含めて使用頻度の高いものをまとめて設置した。》

スマホの形にくり抜かれたトップパネルは脱着式。そのためスマホの形状が変わってもトップパネルだけ作り替えればOKだ。スマホの形にくり抜かれたトップパネルは脱着式。そのためスマホの形状が変わってもトップパネルだけ作り替えればOKだ。

《スマホの形にくり抜かれたトップパネルは脱着式。そのためスマホの形状が変わってもトップパネルだけ作り替えればOKだ。》

センターコンソールの底部にHDDなどを収めることができるスペースも設置。大量の音楽データを持ち歩くにはこれが活躍する。センターコンソールの底部にHDDなどを収めることができるスペースも設置。大量の音楽データを持ち歩くにはこれが活躍する。

《センターコンソールの底部にHDDなどを収めることができるスペースも設置。大量の音楽データを持ち歩くにはこれが活躍する。》

このクルマの特徴のひとつは再生メディアの多彩さだ。ダイヤトーン・サウンドナビNR-MZ100PREMIを車載プレイヤーとして利用しつつ、スマホによる楽曲再生や、HDDに収録した大量の曲データの再生などを可能にする多彩なシステムを整えた。多くのデジタル系音源はメディアプレイヤーであるデジ像を介して、ヘリックスのDSP-PROに接続され、パワーアンプへと送り出すシステムデザインを構築するのも特徴のひとつ。

また、コクピットまわりに乱雑に置きがちなスマホやHDDだが、これらの設置スペースをワンオフで製作して、使い勝手を良くしているのもこのクルマの見どころだ。まずはスマホスペースをセンターコンソールの前部にワンオフした点に注目。元々小物入れのあったスペースにマウント面を設置。スマホのぴったりサイズのパネルを製作し、底部には人工スエードを使って滑り止め処理も施す。さらにトップパネルを脱着式とし、スマホを交換しても別のパネルを作り直すことでどんなスマホ形状にもフィットさせることができるのもユーザーライクな仕様と言えるだろう。

さらにセンターコンソールの中にはHDDなどを収めるためのスペースも設置。ロングドライブなどで大量の音楽データを収めた大容量メモリーを車載する際にも便利。利用する際にはコンソールの奥の設置スペースに格納して、手持ちのライブラリーを存分に楽しんでいる。コンソール内もスマートに加工され、音源の存在を意識せずに大量の音源をコントロールできるのもオーナーのお気に入りポイントになっている。

◆DSP操作部のオーバーヘッド設置など操作性にこだわったカスタムも見どころ

メディアプレイヤーのデジ像をいち早く取り入れたオーナー。インストールにもこだわってダッシュ下部に埋め込み設置する。メディアプレイヤーのデジ像をいち早く取り入れたオーナー。インストールにもこだわってダッシュ下部に埋め込み設置する。

《メディアプレイヤーのデジ像をいち早く取り入れたオーナー。インストールにもこだわってダッシュ下部に埋め込み設置する。》

オーバーヘッドに埋め込み設置されているのはヘリックスの操作部であるダイレクター。操作性を大切にするオーナーならでは。オーバーヘッドに埋め込み設置されているのはヘリックスの操作部であるダイレクター。操作性を大切にするオーナーならでは。

《オーバーヘッドに埋め込み設置されているのはヘリックスの操作部であるダイレクター。操作性を大切にするオーナーならでは。》

音にもデザインにも妥協しないオーナーの鈴木さん。サウンド面でもまだまだ進化の手を止めないというので今後も楽しみだ。音にもデザインにも妥協しないオーナーの鈴木さん。サウンド面でもまだまだ進化の手を止めないというので今後も楽しみだ。

《音にもデザインにも妥協しないオーナーの鈴木さん。サウンド面でもまだまだ進化の手を止めないというので今後も楽しみだ。》

コクピットのインストールでは「操作性の良さ」もオーナーがこだわった点。先にも紹介したスマホのホルダーなども、手の届く位置に操作しやすい角度で設置したスタイルもそのひとつ。さらにダッシュ下部に新たにパネルをワンオフしてビルトインされているのはメディアプレイヤーのデジ像だ。

周囲のデザインにも溶け込むライトグレーのレザーでフィニッシュされたパネルに収められ、純正コクピットに違和感なく収まっている。デジ像はトップパネルにUSBの入力端子を備えているため、パネル面を露出させて取り付けることでメディアの操作性も確保。またリモコンはスマホホルダーの脇に設置スペースを設けている。

さらにオーバーヘッドを見るとヘリックスのダイレクターが埋め込まれているのも見どころ。ボリューム操作やメモリーの切り替えなどでたびたび利用するダイレクターなのだが、ダッシュまわりには余ったスペースがなく、操作性を考えてオーバーヘッドへの埋め込み設置を実施したという。ここでも周辺をライトグレーのレザーをフィニッシュし、周辺の純正デザインとの融合も絶好だ。
ショップに対してロック系や男女ボーカル、さらにはフラットなど合計4つのメモリーをオーダーしたというオーナー。曲によって最適なセッティングを選んで聴くのも楽しみのひとつ。お気に入りであるダイヤトーン+モスコニのコンビが生み出すサウンドに浸ってドライブするのが最大の楽しみでもある。

柔らかく厚みのあるサウンドを目指した今回のプリウスα。オーナーの望み通りのサウンド&デザインに仕上がり、毎日のドライブを上質なものにしてくれているという。今後はさらに広がりのあるサウンド、臨場感ある音響空間を作り出すために手を加えていきたいと狙っている。ますますのシステムアップが楽しみだ。

《土田康弘》

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