アウディ A4 改良新型、最新バーチャルコクピット設定…パリモーターショー2018 | Push on! Mycar-life

アウディ A4 改良新型、最新バーチャルコクピット設定…パリモーターショー2018

◆メルセデスベンツCクラスやBMW3シリーズなどに対抗 ◆新パッケージ「Sラインコンペティション」を新設定。 ◆アウディバーチャルコックピット&アウディコネクト

自動車 ニュース
アウディ A4 改良新型(パリモーターショー2018)
  • アウディ A4 改良新型(パリモーターショー2018)
  • アウディA4セダン改良新型
  • アウディA4セダン改良新型
  • アウディA4セダン改良新型
  • アウディA4セダン改良新型
  • アウディA4セダン改良新型
  • アウディA4アバント改良新型
  • アウディA4アバント改良新型

メルセデスベンツCクラスやBMW3シリーズなどに対抗

アウディは、パリモーターショー2018において、改良新型『A4』(Audi A4)をワールドプレミアした。A4はアウディの主力車種。従来モデルは5世代目にあたり、セグメントの新たな基準を目指して開発された。

パリモーターショー2018では、この現行A4がデビューからおよそ3年が経過して、初の本格改良を実施。改良新型は、内外装を中心にリニューアルが施され、メルセデスベンツ『Cクラス』やBMW『3シリーズ』などの競合車に対抗する。

改良新型には、新デザインのバンパーを採用。フロントバンパーは、両サイドの開口部が新デザインに。リアは、バンパーやマフラーが新デザインに変更された。16~19インチが用意されるアルミホイールのデザインも一新する。

新パッケージ「Sラインコンペティション」を新設定。

改良新型A4には、「Sラインコンペティション」を新設定。Sラインコンペティションは、従来の「Sライン」に対して、さらにスポーティ性を追求した新パッケージ。4ドアの『A4セダン』とワゴンの『A4アバント』に用意される。

Sラインコンペティションは、フロントバンパーにブレードを追加。ストーンチップガードはシルバーで仕上げられる。「ターボブルー」と呼ばれる専用ボディカラーを設定。後部ドアの下部には、アウディの4リングのロゴを配置。このロゴは、ボディカラーに応じて、シルバーまたはブラックとなる。A4アバントには、「RS」と命名されたリアスポイラーが装備される。足回りには、スポーツサスペンションとアウディスポーツ製の19インチアルミホイールを装着。ブレーキキャリパーは赤となり、LEDヘッドライトも採用された。インテリアは、Sラインのブラックインテリアパッケージを基本に、RSカーボンインレイ、3本スポークのマルチファンクションステアリングホイール、スポーツシートなどが装備されている。

アウディバーチャルコックピット&アウディコネクト

「アウディバーチャルコックピット」は最新版を設定した。メーターパネルの位置にレイアウトされた12.3インチの高解像度液晶画面に、速度計/回転計や地図、ナビゲーションなどの運転に必要な情報を集約し、フレキシブルに表示する。

多彩な観光情報や市街図を表示する3Dマップ、リアルタイムの交通量を取り入れたオンライン交通情報、文字入力検索時に、入力中の文字から目的地候補を自動検索できる「MMIサーチ」、ボイスコマンドによる車載インフォテインメントの簡単操作などの機能を採用した。さらに「MMIタッチ」により、素早く反応するタッチパネルで直感的に操作できる。直接指で書いた文字を認識して目的地を設定したり、マップのスクロールや拡大などを指先で操作したりすることも可能だ。

「アウディコネクト」は、インターネットなどのネットワークと車両が接続する。目的地を素早く検索したり、最新ニュースや天気予報を確認したりできる。Wi-Fiホットスポットとしても機能し、走行中でもノートパソコンやタブレット、スマートフォンを車内で快適に操できる。アウディコネクトの専任オペレーターによるレストランなどの予約手配サービスも利用できる。

「アウディスマートフォンインターフェイス」は、スマートフォンと車両をUSBによって接続。車載の「MMIディスプレイ」にスマートフォンのインターフェイスがそのまま表示され、電話や音楽の選曲などの操作が行える。

先進運転支援システム(ADAS)のひとつが、「トラフィックジャムアシスト」だ。走行時に、前走車に合わせて加速、減速、ステアリング操作をアシスト。走行区分線や周囲の建物、隣車線や前方を走る車両を感知し、その情報からシステムが走行路を判断し、車両を誘導する。「アウディプレセンスシティ」はおよそ85km/hまでの速度で、周囲の車両や歩行者を感知。衝突の危険を予測すると、表示と音でドライバーに警告。必要な場合はブレーキも作動させる。

《森脇稔》

特集

page top