BMWは、『Z4』新型に設定される高性能モデル、『M40i』のティザー動画、及び画像を公式リークした。
まだ完全フルヌードとまではいかないが、これまでで最も偽装の少ないプロトタイプの1台と言えそうだ。公開された開発車両は、ローダウンされたボディに、エアロダイナミクスを高めるアグレッシブなフロントバンパー、ワイドグリル、大径ホイールを装備。リアではOLEDテクノロジーを採用していると予想される美しいL字型テールライト、大口ツインエキゾーストパイプやエアアウトレットなども見て取れる。ルーフはソフトトップを採用し、現行モデル比で約50kgの軽量化が図られるという。
予想されるベースモデルのパワートレインは、190psと250psを発揮する2リットル直列4気筒ターボエンジン、パワーモードで最大204psを発揮するハイブリッドなどだ。現在のところ、最上級モデル「Z4 M」の登場は不明。“暫定的”最強モデルとなる「M40i」には、最高出力385psを発揮する新開発の3リットル直列6気筒ターボエンジンが搭載されるとレポートされている。
新型M40iでは、Mスポーツブレーキシステム、スポーツサスペンション、電子制御されたダンパーに新開発のフロントアクスルを装備し、かなり高性能なピュアスポーツカーとして生まれ変わると言う。キャビンには、次世代デジタルコックピット「BMWオペレーティングシステム7.0」を搭載する。
ワールドプレミアは、8月の「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」が噂されている。
