ホンダ、Nシリーズの軽商用『N-VAN』を夏に発売…センターピラーレス大開口 | Push on! Mycar-life

ホンダ、Nシリーズの軽商用『N-VAN』を夏に発売…センターピラーレス大開口

ホンダは軽自動車の新型商用車『N-VAN』を今夏に発売する計画で、6月1日からホームページなどを使って事前の商品情報公開を始めた。

自動車 ニュース
ホンダN-VAN +STYLE FUN
  • ホンダN-VAN +STYLE FUN
  • ホンダN-VAN 開口部サイズ
  • ホンダN-VAN +STYLE COOL
  • ホンダN-VAN G
  • ホンダN-VAN G
  • ホンダセンシング作動イメージ
  • ホンダ・アクティバン

ホンダは軽自動車の新型商用車『N-VAN』を今夏に発売する計画で、6月1日からホームページなどを使って事前の商品情報公開を始めた。

2018年2月に生産を終了した『アクティバン』の後継モデルであり、11年に投入を始めた軽自動車Nシリーズでは初めての商用車設定となる。アクティバンの全面改良は1999年が最後であり、久々の商用車テコ入れとなる。

事前の商品情報では「はたらき方を変える“ダブルビッグ大開口”が、画期的な使いやすさを実現」としており、独自構造をアピールする構えだ。ダブルとはバックドアを上にはね上げた時のテールゲート部と、助手席側のボディーサイド部を示す。とくに、助手席側は軽バンでは業界初となるセンターピラーのない構造とし、ここから大きな荷物の積み下ろしが楽にできるようにしている。

テールゲートの開口部は高さ1300mm・幅1230mm、また助手席側のボディーサイドの開口部は高さ1230mm・幅1580mmを確保している。室内の最大長は2635mmに及ぶ。荷室フロアは、助手席を前に倒した部分まで全てフラットになる構造とした。最大積載量は350kgで、スペースとしては大瓶20本が入るビールケース40個が収容できるという。

バリエーションは基本的なモデルである「G」と「L」のほか、スタイリッシュなデザインでカラーバリエーションも各7タイプと多い「+STYLE FUN」(プラススタイル ファン)と「+STYLE COOL」(プラススタイル クール)も設定した。仕事とレジャーの両方で使うというニーズも想定している。

全てのタイプに4輪駆動が設定され、「+STYLE」シリーズにはターボ車もある。変速機はCVTと6速のMTを選択できる(ターボ車はCVTのみ)。また、毎日使われるクルマとして安全性能も重視し、安全運転支援技術のパッケージである「ホンダセンシング」を全タイプ標準装備としているのも特徴だ(MT車では一部機能が搭載されない)。ただし、費用面から各グレードとも非装備車も選択できるようにしている。

《池原照雄》

特集

page top