【CAOTY(カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー)2016】発表! 2016年に支持を集めた機種は? 人気の傾向は? 市場の“今”を徹底分析! #05「パワーアンプ・ランク分析・後編」 | Push on! Mycar-life

【CAOTY(カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー)2016】発表! 2016年に支持を集めた機種は? 人気の傾向は? 市場の“今”を徹底分析! #05「パワーアンプ・ランク分析・後編」

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ロックフォード・フォズゲート T600-4
  • ロックフォード・フォズゲート T600-4
  • グラウンドゼロ GZIA-4115HPX-II
  • ロックフォード・フォズゲート R300X4
  • JLオーディオ HX280/4
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海外人気カーオーディオブランドの製品を多々、正規輸入・販売展開しているイース・コーポレーションが昨年末に発表した、【CAOTY2016】のランキング分析を行っている。今回はその5回目として、「4chパワーアンプ」の各部門を見ていく。

総部門数はなんと計26にもおよぶ、この壮大なユニットランキングを分析することで、現在のカーオーディオ市場のトレンドも垣間見ることもできる。4chパワーアンプは3部門に分かれている。それぞれの傾向を、じっくりと解析していこう。


4chパワーアンプ6万円未満部門


最初に、4chパワーアンプのエントリーグレードとなる、「6万円未満部門」から分析していく。上位5機は、以下のような顔ぶれとなっている。

グラウンドゼロ GZIA-4115HPX-II
☆1位 グラウンドゼロ GZIA-4115HPX-II 税込価格:3万6720円(本体価格 3万4000円)

ロックフォード・フォズゲート R300X4
☆2位 ロックフォード・フォズゲート R300X4 税込価格:4万6440円(本体価格 4万3000円)

JLオーディオ HX280/4
☆3位 JLオーディオ HX280/4 税込価格:5万9400円(本体価格 5万5000円)

☆4位 ロックフォード・フォズゲート PBR300X4 税込価格:5万8320円(本体価格 5万4000円)
☆5位 JLオーディオ JX400/4D 税込価格:5万8320円(本体価格 5万4000円)


第1位の栄冠を掴んだのは、グラウンドゼロの『GZIA-4115HPX-II』。前回同様、人気ブランドであるロックフォードを、ドイツの精鋭グラウンドゼロが打ち破る、という図式となった。しかも当機は7月から発売開始されたモデルであり、集計期間の半分以上をロスしながらの結果である。価値ある勝利と言っていい。

なお当機は、【CAOTY2015】で第1位に輝いた『GZIA-4115HPX-B』からのマイナーチェンジモデルであるのだが、それにともなって価格が約6000円上昇している。しかしその影響を感じさせることもなかった。価格の上昇を性能の上昇が上回った、ということなのだろう。

それに続く第2位は、ロックフォードの人気ライン、『プライムシリーズ』の『R300X4』だ。これも昨年の2位から順位をキープ。貫禄の2位と言っていい。

対して第3位と第4位は、入れ替わりを見せている。ともに、このところ人気を高めているウルトラスモールアンプである。なお第3位の『JLオーディオ・HX280/4』は、2014年の9月に発売開始となったモデルだ。つまり【CAOTY2015】では、3か月間の販売期間だけで4位に入り、通年販売となった【CAOTY2016】では順当に順位を上げた、というわけだ。

だがしかし、第1位と第2位の間に入るところまではいかなかった。この結果を見ても、上位2機の強さを伺い知れる。

以降のランクでは、【CAOTY2015】で第6位だった『ミューディメンション・EL-A3004』が第9位にまで順位を下げたあたりが変動ポイントながら、顔ぶれに大きな変化はなかった。当部門は、人気の傾向が比較的に固定化していた。

4chパワーアンプ6万円以上10万円未満部門


続いては、実力機がひしめき合う激戦の「4chパワーアンプ6万円以上10万円未満部門」のランク分析を行っていく。まずは例によって、上位5機の紹介から始めよう。

グラウンドゼロ GZHA 4200XII
☆1位 グラウンドゼロ GZHA 4200XII 税込価格:6万6960円(本体価格 6万2000円)

ロックフォード・フォズゲート T400X4ad
☆2位 ロックフォード・フォズゲート T400X4ad 税込価格:8万6400円(本体価格 8万円)

ロックフォード・フォズゲート T400-4
☆3位 ロックフォード・フォズゲート T400-4 税込価格:8万6400円(本体価格 8万円)

☆4位 グラウンドゼロ GZRA Micro Four 税込価格:6万4800円(本体価格 6万円)
☆5位 ヴァイブ・オーディオ BLACKAIRS4-V1 税込価格:6万8040円(本体価格 6万3000円)


上位3機は、前回とまったく同じランキングとなった。今回もグラウンドゼロの『GZHA 4200XII』がトップの座を死守。それにロックフォードのウルトラスモールパワーアンプ『T400X4ad』が続き、ロングセラーモデルであるロックフォードの『T400-4』がそれらを追う、という展開だ。

ところで、2chパワーアンプの両部門ではロックフォードを抜き去るところまではいかなかったグラウンドゼロだが、4chパワーアンプのここまでの2部門においてはきっちりと差し切ってみせている。4chパワーアンプは、2chモデルよりもコストパフォーマンスの高さが求められているのかもしれない。グラウンドゼロのパワーアンプは、特にお手軽なグレードで高いコスパを発揮する。そのあたりが支持を集めた可能性は高い。

そして第4位には、2016年の3月に発売された、グラウンドゼロ初のウルトラスモールアンプである『GZRA Micro Four』が入った。シーズン途中からの参戦でこの順位は優秀だ。しかしながらロックフォードのウルトラスモールアンプには力およばず…。この2機の闘いにおいては、ロックフォードがメンツを保った格好だ。

第5位には、1つ順位を上げて、ヴァイブ・オーディオの『BLACKAIRS4-V1』が入っている。【CAOTY2015】の第4位のモデル、ロックフォードの『P400X4』を抜き去ってのランクアップである。上がった順位は1つながら、価値ある1ランクアップだと言っていい。

第6位以下では、第7位に注目したい。2016年から本格再上陸が始まったレインボウの『Beat4』がつけている。2017年にはどこまで人気を伸ばせるか、今後の攻勢にも注目したい。

4chパワーアンプ10万円以上部門


最後に、4chパワーアンプの“無差別級”である当部門のランク分析を行っていく。まずは、上位5機の顔ぶれを見ていこう。

ロックフォード・フォズゲート T600-4
☆1位 ロックフォード・フォズゲート T600-4 税込価格:12万9600円(本体価格 12万円)

グラウンドゼロ GZNA 4330XII
☆2位 グラウンドゼロ GZNA 4330XII 税込価格:12万9600円(本体価格 12万円)

JLオーディオ HD600/4
☆3位 JLオーディオ HD600/4 税込価格:20万7360円(本体価格 19万2000円)

☆4位 JLオーディオ XD400/4v2 税込価格:10万8000円(本体価格 10万円)
☆5位 グラウンドゼロ GZPA Reference 4XS 税込価格:23万7600円(本体価格 22万円)


当部門も、第1位から第3位まで、【CAOTY2015】とまったく同じランキングとなった。4chパワーアンプの他2部門ではロックフォードを打ち負かしたグラウンドゼロだが、名機『T600-4』を上回ることは、今年も叶わなかった。

ところでロックフォードのパワーシリーズのパワーアンプは、2007年の初登場時からラインナップしているモデルと、その後に追加されたモデルとがあるのだが、オリジナル機のほうが人気が高い傾向が見てとれる。それだけオリジナル機は製品としての総合力が高いのだ。当『T600-4』も、音質性能、ルックス、サイズ、価格、すべてがハイレベルにバランスしている、押しも押されもせぬ名機なのである。

一方、第2位のグラウンドゼロの『GZNA 4330XII』だが、当機は昨今の流れに反す大型モデルである。にもかかわらずこの順位を勝ち得ているあたりは大健闘だと言っていい。小型モデルが人気となっている流れを、まさしく力で振り切った。音の良さで売り上げを伸ばしている、というわけだ。

そして第3位の、JLオーディオ『HD600/4』も、人気をキープ。この価格での第3位はあっぱれだ。さらにそれに続く第4位にも、同じくJLオーディオの『XD400/4v2』がランクインしている。

こちらはなんと、【CAOTY2015】の第9位から一気に5つも順位を上げた。当機はグラウンドゼロの『GZNA 4330XII』とは対照的に、小型であることを利して人気を伸ばしたものと思われる(高性能であることを前提として)。やはり市場全体では、小型モデルに対するニーズがさらなる高まりを見せている、ということなのだろう。

続いて第5位には、グラウンドゼロのハイグレードモデル『GZPA Reference 4XS』が、【CAOYT2015】と同様にランクイン。高額モデルながら当機も、人気をキープしてみせた。

さて、今週はここまでとさせていただく。次週は、ここまでの分析を踏まえて、パワーアンプの注目機種のインプレッション・リポートをお贈りする。次週もお読み逃しなく。
《太田祥三》

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