【マツダ CX-5 新型】チーフデザイナー「しっかりと進化、熟成することに方向を定めた」 | Push on! Mycar-life

【マツダ CX-5 新型】チーフデザイナー「しっかりと進化、熟成することに方向を定めた」

マツダが12月15日から予約受注を開始した新型『CX-5』のチーフデザイナーを務める諌山慎一氏は「一見、キープデザインに映るかもしれないが、変えるために変えるのではなく、しっかりと進化、熟成することに方向を定めた」と語る。

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  • マツダ デザイン本部 諌山慎一 チーフデザイナー

マツダが12月15日から予約受注を開始した新型『CX-5』のチーフデザイナーを務める諌山慎一氏は「一見、キープデザインに映るかもしれないが、変えるために変えるのではなく、しっかりと進化、熟成することに方向を定めた」と語る。

そのひとつが「キャビンとボディのバランスを見直し、クルマとしての美しいプロポーション、フォルムに近づけた」ことで、具体的には「Aピラーの位置を見直し35mm後ろに引いたり、フードの長さを先代より長く見せる工夫をした。そうしたことで非常にスピード感のあるフォルムを造り出した」という。

さらに諌山氏が見せ場のひとつとしているのが「艶やかなボディサイド」だ。「今までのマツダの造形は、線でボディの造形をコントロールしていた。今回我々はフロントから伸びるシャープなエッジがリアにかけて面に変わっていくという、やわらかいニュアンスを使って、線の造形から面の造形に変化させていくという取り組みを行った」という。これにより「SUVでありながら上品なエレガンスを感じて頂けるものを狙った」と諌山氏は解説する。

また「フロントフェイスの考え方も進化させた。グリルシグネチャーには独立したひとつのアートピースのような力強い存在感を持たせた。前後方向の立体感を増やしてエアインテークの奥行や深さを強調することで、強さとスポーティーさを感じる表現とした。さらに低く構えたヘッドランプと合わせてワイド感を強化し、ひと目見た時の存在感も強めている」とも語っていた。

《小松哲也》

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