BMWのフラッグシップクーペとして、1990年から1999年まで生産されていた『8シリーズ』。
『M1』以来のリトラクタブルライトの採用や、V型8気筒からV型12気筒までのエンジンラインナップは強烈なインパクトを放ったが、日本国内では使い勝手の悪さなどから、人気はイマイチだった。
その「8シリーズ」が2019年、復活というニュースをお伝えしたが、次世代型には「カブリオレ」が設定されることがわかった。
カブリオレは初代8シリーズにも設定予定だったが、諸々の事情から発売が断念されているため、20年ぶりの悲願となる。
「8シリーズカブリオレ」は実質、「6シリーズ カブリオレ」の後継モデルとなるが、ライバルをメルセデス「Sクラス カブリオレ」に設定するため、よりハイスペック＆ラグジュアリーなクーペ/カブリオレが予想される。
エクステリアは2013年に公開された「ピニンファリーナ・グランルッソ・クーペ」を彷彿させる、ワイドなキドニーグリルやアグレッシブなデザインのヘッドライトを持つ可能性が高い。
パワートレインは、3リットル直列6気筒DOHCターボや4.4リットルV型8気筒DOHCターボの他、ハイエンドモデルにはV型12気筒エンジンもラインナップされるだろう。
初代モデルでは、販売面でライバルのメルセデス「SL」に大きく水を開けられたが、「カブリオレ」を擁するこの次世代型では、負けは許されない。
