【BMW 225xe アクティブツアラー 試乗】家族に優しいプラグインハイブリッド…鈴木ケンイチ | Push on! Mycar-life

【BMW 225xe アクティブツアラー 試乗】家族に優しいプラグインハイブリッド…鈴木ケンイチ

2シリーズ・アクティブツアラーは異色の存在と言える。それは「ファミリー」にフォーカスを当てたモデルだからだ。その異色のモデルに追加されたプラグインハイブリッドがBMW『225xeアクティブツアラー』だ。

自動車 試乗記
BMW 225xeアクティブ ツアラー
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「駆け抜ける歓び」というブランドキャッチコピーを掲げるBMW。しかし、そのラインナップの中でも『2シリーズ・アクティブツアラー』は異色の存在と言える。それは「ファミリー」にフォーカスを当てたモデルだからだ。

その異色のモデルに追加されたプラグインハイブリッドがBMW『225xeアクティブツアラー』だ。最高出力100kW(136ps)の1.5リットル3気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンと最高出力65kW(88ps)の電気モーターを組みあわせたプラグインハイブリッドだ。ハイブリッドJC08モード燃費は17.6km/リットルで、EVモードの最大航続距離は42.4kmとなっている。

EVモードの走行は静かで力強い。震動がなくて、どっしりとした動きは、助手席や後部座席に乗るファミリーには嬉しいはず。クルマ酔いしやすい子供であれば、間違いなくプラグインハイブリッドの走りはおすすめだ。

また、通常のハイブリッドモードの走りも、EV走行中心であり、エンジンはアシストのように働く。つまり、エンジンの騒音と震動は最小限度に抑えられている。これも同乗者にとっては嬉しい。ただし、エンジンとモーターをプラスした、システム・トータル出力は165kW(224ps)もあるので、いざとなれば俊敏な走りも可能。その走りの良さは、ドライバーひとりきりのときに味わおう。

充電容量が減ってくるとエンジン主体の走行となるが、それでもシステムは、なるべくEV走行をしようとしている。あくまでもEV走行の静かさとスムーズさを狙ったシステムなのだ。ファミリーに優しいクルマというわけだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★

鈴木ケンイチ | モータージャーナリスト(日本自動車ジャーナリスト協会会員)
新車のレビューからEVなどの最先端技術、開発者インタビュー、ユーザー取材、ドライブ企画まで幅広く行う。特に得意なのは、プロダクツの背景にある作り手の思いを掘り出すインタビュー。

《鈴木ケンイチ》

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